維持会奨学生からのメッセージ ー愛媛県出身

愛媛県出身

この度は慶應維持会奨学金の奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。
昨年度持病の悪化により父が退職をし、経済的に学業を継続できるのか不安を抱えていたため、慶應維持会の皆様のご支援のおかげで経済的負担が大きく軽減されることに家族一同深く感謝しております。
私は大学進学を機に上京し一人暮らしを始めました。学費は両親が負担しておりますが、家賃や光熱費、食費などの生活費はアルバイトと奨学金から捻出しております。これまでアルバイトを掛け持ちしてやりくりをしておりましたが、昨年度は就職活動に時間を割いていたため、アルバイトの時間を確保することが難しくなり経済面での不安が尽きませんでした。また、念願叶って入学した慶應義塾大学での学生生活の大半をアルバイトに費やしていることに遣る瀬無い思いでおりました。このような中、慶應維持会奨学金の奨学生に採用していただき、アルバイトにかける時間を減らし、学業に専念できることを非常に嬉しく思います。
私は現在文学部人間科学専攻の4年生で、大学生活も残り僅かとなりました。学業面では卒論の完成を目標に、ゼミの仲間と試行錯誤しながら研究に取り組んでいます。また、文学部ではありますが、卒業後は証券会社への就職が決まっているため、今年度は他学部の授業も積極的に受講し、経済への理解を深めたいと考えています。残された大学生活を悔いの残らないものにするため、思う存分学業に打ち込みたいと考えています。
今回いただいた奨学金や慶應義塾大学の素晴らしい環境に感謝の気持ちをもって、慶應義塾維持会の奨学生の名に恥じないようにこれからも日々努力していきたいと思います。来年度からは社会人としての新生活が始まりますが、これまで私が奨学金を通じてご支援頂いたご恩を忘れず、社会に貢献できる人材になりたいと考えています。末筆ではございますが、慶應維持会奨学金に採用頂いたこと、重ねて御礼を申し上げます。

愛媛県出身 文学部1年(2023年度)


この度は慶應義塾維持会奨学生に採用していただき誠にありがとうございます。頂いた奨学金は学費や生活費に充て、大切に使わせていただきます。
私は地方出身であり、昨年度の4月から上京して1人暮らしをしています。また私の双子の姉も、今年度県外の音楽大学の短期大学部に入学して1人暮らしを始めました。それに加えて高校3年生の妹の大学進学も控えています。そして今年度から母の雇用形態が変化したため、月に3万円程度収入が減少する見込みです。このような状況であるため自身の学費や生活費が家計を圧迫し、両親に大きな負担をかけてしまうのではないかという不安感が常にありました。日本学生支援機構の貸与奨学金やアルバイトの収入により自身の生活費を確保しようと考えていましたが、昨年1年間の生活を通じてその大変さを実感していたところです。しかしながら今回奨学生として採用してくださった慶應義塾維持会の皆様のお力添えにより、学業や学生生活により集中して取り組むことが可能になると考えています。誠に感謝の念でいっぱいです。
大学生活も2年目に突入して数か月経ちましたが、主に2つのことを中心に取り組んで学生生活を送っております。1つ目は学業です。商学部の第2学年となり、選択必修や学部設置科目として経済学や会計学などの基礎を幅広く学んでいます。秋学期も同様に授業を受け、3年次からのゼミでの専攻を決めていきたいと思います。また英語学習にも積極的に取り組んでいます。実用英語技能検定1級などの資格試験にも挑戦し、日々語彙力や読解力などの向上に努めています。また8月には慶應義塾大学の短期海外研修プログラムでアメリカに行き、現地の文化や英語でのコミュニケーションについて学ぶ予定です。2つ目はサークルや部活動です。理工系体育会ソフトテニス部に昨年度から所属しており、上手な先輩や同級生からの刺激を受けながら練習をしています。2年生として試合でチームに貢献できるよう頑張っていきたいです。その他のサークル活動でも人脈を広げながら楽しく活動していきたいです。
最後となりますが、支援してくださる慶應義塾維持会の皆様への感謝を忘れずに慶應義塾や社会に貢献できるような人間になれるように励んでいきたいと思います。誠にありがとうございました。

愛媛県出身 商学部2年(2023年度)


この度は慶應維持会奨学生に採用していただき誠にありがとうございます。私は地方の愛媛県出身であり、晴れて慶應義塾大学理工学部に合格したため、今年度の四月から上京し、一人暮らしを始めることとなりました。実家では両親が地元で和菓子販売の自営業を営んでおり、弟も一人おります。基本的に収入は家庭の生活費分程度であり、大きな貯金が作れるような状況ではありませんでした。そのため、アルバイトと日本学生支援機構からの給付型の奨学金で、生活費を捻出することを考えていました。しかし、大学の高額な学費を学生のアルバイトで捻出することは不可能であると考えていました。それでも、慶應義塾大学にはこのような素晴らしい奨学金の支援制度があると知っていたため、入学を決意することができました。そして今回ご支援を頂けることが決定したことを大変うれしく思うと同時に、感謝の気持ちでいっぱいです。皆様からのご支援のおかげで、私は自らの学業に専念することができます。
大学生活が始まり、二か月が経過しました。物理学に高校時代から興味があり、今後も物理学者としての道を進むことを志している私にとって、大学での数学や物理、量子力学などの授業には興味が尽きません。また、物理学の中でも特に興味を持っていた分野である、物性物理に関しての講義も一般教養科目として履修しました。大学での勉学においては、自分の興味関心を追求することができていると実感でき、非常に充実感を感じています。学業以外の面でも、地方にいた時とは比べ物にならないほど多様な人と出会うことができ、広い人間関係を築くことができており、日々を楽しく生活することができています。同級生からの刺激や、先輩からの助言を受けながら成長していけるようにしたいです。
最後になりますが、皆様からのご支援のおかげで、私は学業に専念し、充実した大学生活を送れているということは間違いありません。ご支援くださる慶應義塾維持会の皆様への感謝を忘れず、皆様のご期待に応えることができるよう精進してまいります。本当にありがとうございます。

愛媛県出身 理工学部1年(2023年度)


Page Top