維持会奨学生からのメッセージ ー岐阜県出身

岐阜県出身

この度は、慶應義塾維持会の奨学生として採用していただき誠にありがとうございます。私の家庭は、小学生の頃から母子家庭で、中学、高校と母親の収入に頼って生活してきました。しかし、私が大学生となり上京した今、一人暮らしの家賃や学費等がこれまで以上にかかり、母親の収入だけでやりくりするのはとても困難な状況にあります。そのような状況下で、維持会の奨学生として皆様の力強いご支援をいただけること、非常にありがたく、感謝してもしきれないという気持ちでいっぱいです。経済的、精神的不安が解消され、安心して学業、研究に精進することができるようになりました。維持会の皆様のご支援に応えられますよう日々精進してまいります。
私には将来、「私自身のスキル・知見を活かして人や企業の成長に貢献したい」という夢があります。大学卒業後には、コンサルティングファームで数年間経験を積んだ後に、独立し経営者として上記を実現させたいと考えています。私はこの夢を実現させるために、残りの学生生活1年間で、経営者に必要なスキル・知見を最大限身につけたいと考えています。現在、私が所属する研究室では、数理経済学分野のゲーム理論を用いて複数主体が存在する社会状況を数学的に分析するため、研究を進めることによって論的思考力や意思決定法を身につけたいです。また、経営者には、時代の変化を先読みする力が重要であり、今私たちが生きる激動の世の中の変化を先読みするためには1つの専門性を磨くだけではなく、多様な領域に関して幅広く知見を身につける必要があると考えています。そこで、人、モノ、カネ、情報という多分野、多領域の学問に触れることのできる管理工学科での授業を通じて幅広い分野の専門性を高めていきたいです。以上のようにして、慶應義塾大学での残りの学生生活期間は、経営者や問題解決、時代の先読みのために必要になってくるスキル・知見の習得に精進し、上記の夢を実現させたいと考えております。
最後に、繰り返しにはなりますが慶應義塾維持会の皆様に深くお礼を申し上げます。今後、皆様のご支援のおかげで安心して残りの大学生活をおくり、夢に向かって突き進むことができることの感謝の気持ちを忘れることなく、日々精進してまいります。

岐阜県出身 理工学部4年(2023年度)


この度は慶應義塾維持会の奨学生として採用してくださったこと厚く御礼申し上げます。今回で、3度目の本奨学金の採用となり、両親も非常に喜んでおります。私は岐阜県出身であり、東京の大学に進学し、東京で働く姉と食料品店で働く両親がおります。姉も私同様、私立大学で学んでおり、両親には大きな金銭的負担を強いております。私自身、大学受験の頃には、家計状況を鑑み、私立大学への進学を躊躇する時期もありましたが、両親の助言もあり、現在、慶應義塾大学で学ぶことができております。しかし、実際、両親の金銭的な支援無くして、現在の大学生活を送ることはできておらず、常に両親には負担を強いていると感じております。そこで、私は少しでも両親の金銭的負担を軽減したいと考え、一昨年、昨年に引き続き、本奨学金の申請を決意いたしました。今回、奨学生として採用していただいたおかげで、残り1年間の大学生活がより有意義なものになると私は確信しております。私は現在、ゼミ活動、スペイン語学習、英語学習に主に力を入れております。ゼミでは卒業論文の執筆が控えており、今夏にはイギリスへの短期留学に行くことも決まっております。残り1年間の大学生活ですが、慶應義塾大学でやりたいことはまだまだあります。本奨学金に採用していただいたことで、時間の余裕ができ、この1年間の大学生活でより多くの学びが得られるのではないかと考えております。否が応でも、慶應義塾大学での学生生活はあと1年です。今しかできないことに全力で取り組みたいと思います。
来年からは、内定をいただいたコンサルティング業界に身を置くこととなります。慶應義塾大学での学生生活で培った語学力やチームワーク力、論理的思考力などを存分に発揮し、企業の課題解決に注力し、ひいては日本経済に大きく貢献したいと考えております。
最後に、慶應義塾維持会の皆様には深く御礼申し上げます。今後は、現在の大学生活が皆様の支援していただいているおかげで成り立っているのだということを常に念頭に置き、残りの1年間の慶應義塾大学での学びを実りあるものにしたいと考えております。そして、社会に出てからも、塾員としての自覚と誇りを持ち、大学での学びを社会に還元していく所存であります。末筆ながら、重ねて慶應義塾維持会の皆様にご支援いただきますこと、深く御礼申し上げます。

岐阜県出身 商学部4年(2023年度)


この度は、私を慶應義塾維持会奨学金奨学生にお選びいただき、誠にありがとうございます。歴史ある慶應義塾維持会の皆様に学生生活をサポートいただけること、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として選んでいただけたことを、心から光栄に思います。奨学金をいただけたことで、家庭の負担を軽減し、より学業や学外での活動に積極的に取り組むことができます。歴史ある慶應義塾維持会の奨学生として相応しい、学内学外両面で顕著な実績を残す塾生となれるよう、引き続き精進してまいります。
今後の学生生活と学外での活動についてお伝えさせていただきます。
私は今後ベンチャーキャピタリストとして、同年代の起業家とともに果敢に挑戦してまいります。日本国の成長施策の中核としてスタートアップの育成が挙げられておりますが、より若い、私の同世代から日本や世界を代表するような企業を作って行かなければならないと考えており、その一端を担う存在として、私も大きく成長し貢献していく所存です。
また学内では、湘南藤沢キャンパスの特徴を活かし、企業経営に資する知識を中心に取得しつつ、同時に幅広い知識を吸収し、学びを得ていきたいと考えております。ベンチャーキャピタリストは総合格闘技と称されることがありますが、多様な知見が必要とされる職種であり湘南藤沢キャンパスでの広い学びを存分に活かすことができると考えております。幅広い学びを得ることができる、慶應義塾、湘南藤沢キャンパスという環境への感謝を忘れず、謙虚に一歩一歩研鑽を積み重ねていく所存です。
改めて、今回は私を慶應義塾維持会奨学金奨学生にお選びいただき、誠にありがとうございます。奨学生に相応しい塾生であることができるよう、感謝の心を忘れず、引き続き謙虚に精進してまいります。

岐阜県出身 総合政策学部3年(2023年度)


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