維持会奨学生からのメッセージ ー群馬県出身

群馬県出身

この度は、慶應義塾維持会の奨学生として採用していただき、ありがとうございます。我が家の家計は経済的に非常に困窮しており、奨学金をいただくことができ、非常に助かりました。いただいた奨学金は、学費として大切に使わせていただこうと思います。私は、慶應義塾大学大学院理工学研究科の6月入学試験に合格することができたため、大学卒業後は大学院に進もうと考えています。そのため、来年度以降の学費のことを考えても、奨学金をいただくことができて非常にありがたく思っています。経済的な負担が少なくなり、より今年の研究に集中して取り組むことができると考えています。
私は今年大学4年生になり、初めての研究生活が始まりました。初めての研究は何から手を付けてよいか分かりませんし、自分の明確な研究テーマもまだ決まっていません。そのため、これからの研究生活に大きな不安があります。しかし、世界で初めてのことを研究として行うことができるという期待感も大きくあります。まずは、研究というものに親しむことから始めるべきだと私は考えているので、最近の論文をたくさん読んで、自分の興味のある分野を絞っていったり、自分の専門的な知識を増やしていったりしています。また、ただ論文を読むのではなく、その内容を深く理解したり、内容についての疑問を考えたり、自分の研究に役に立つように注意しながら論文を読んでいます。これからあと2年は慶應義塾で研究を続けていくつもりなので、これからの研究生活のいい足がかりとなるような1年にしていきたいと考えています。私は、インターンシップや学校の授業でのグループワークを通じて、他の人が思いつかないような独特な観点からの意見を出すことが多いと最近よく感じています。他の人と違う観点を持つことは、これからの研究に大いに生かすことができると考えているので、いろいろな観点から新しい研究を行うことができたらと考えています。
最後になりますが、慶應義塾維持会の皆様には改めて心から感謝申し上げます。この感謝の気持ちを忘れることなく、日々を過ごしていきたいと思います。学生生活や研究生活が充実し、多くの学びにあふれるものとなるよう、精進していこうと思います。

群馬県出身 理工学部4年(2023年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。学費に加え、一人暮らしをする上で家賃や光熱費なども須要となり、私が大学に進学したことによって両親に経済的負担を負わせていると後ろめたさを感じることもある日々ですが、そんな中で、今回維持会奨学金に採用していただけたことは、大学生活を有意義なものとするためにまさに背中を押していただいたような明るい気持ちでおります。
私は今年度で学部3年生となり、現在本格的な就職活動に向けてセミナーに参加するなど、準備を進めているところです。将来のキャリアについて考えるにあたり、自分は今までどんな生き方をしてきたのか、何を成し遂げたいのかなど、自分自身と向き合う機会が増えました。その過程で、慶應義塾に入学して以来、自分が実に多くの仲間と出会い、刺激を受け、成長してきたということを実感しております。例えば、所属している国際交流サークルで出会った韓国からの留学生の友人は、日本人にも勝る日本語の語彙の知識を有し、新聞を執筆したり取材のために全国に足を運んでおり、その行動力の高さに圧倒されました。慶應義塾に集う仲間たちの高い志を目の当たりにする度に、自分も新たなことに挑戦したいという意欲を掻き立てられています。現在は、「社会の変化をリードするような大きな仕事がしたい」という目標が生まれ、その達成に向けて語学や資格取得のための勉強に励んでおります。
今年度より、必修科目が減ったことで授業選択がより多様化するなど生活における自由度が増し、学生生活の質は自分の行動から行動を起こすか否かに委ねられていると感じることが多くなりました。今自分は、社会人となる前に様々な経験をし、視野を広げるための重要な時期にいます。今後も様々な人と出会い、学ぶために、積極的に行動していく所存です。改めて、この度慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただきましたことに、厚く御礼申し上げます。

群馬県出身 文学部3年(2023年度)


この度は慶應義塾維持会奨学生に採用していただき、心より感謝申し上げます。大学3年生となり、より一層学生としての活動が忙しくなる中で、御援助を頂けたことには感謝しきれません。私には大学進学を希望する高校生の弟が2人おり、父親も単身赴任であるため、収入に対する出費が多く、私の学費がとても大きな負担となっていました。それ故、今回頂けた奨学金は学費に使わせていただきます。この度の奨学金は誠に有り難く、学費の負担を軽減しながら、大学で学び続けることが出来ることには感謝しかありません。
現在、私は会計士勉強やゼミ活動や専門性の高い授業など様々なものに力を尽くしています。卒業後には会計士として監査法人で活躍する事を目標として頑張っております。先日の試験ではあと一歩及ばず、会計士試験合格とはなりませんでしたが、根気強く勉強に励んでいく所存です。また同時に、中島隆信研究会でゼミ活動に力を尽くしています。毎週時事テーマに対して自らの意見や見解を磨き上げて発表し、他のゼミ生からの意見やディスカッション、中島先生からの御意見を通じて成長することができています。また三田キャンパスに移ってからは、専門性の高い授業となり、今まで日吉キャンパスで学んできた内容がより深く、難しくなっており、大変ではありますが、充実した勉強をすることが出来ています。
また私には今様々な目標や夢があります。繰り返しになりますが、在学中に会計士資格を取って監査法人で勤務するという目標かあります。その目標は容易に成せるものではなく、日々の努力とその継続が必要であり、根気強く頑張っております。加えてその先には、日本社会に貢献したいという思いが強いため、将来的には社会的活動ないしは政治的活動に関与することを目標としています。現在、私は福澤先生について学ぶ授業を取っておりますが、改めて福澤先生が如何に江戸末期から明治にかけて活躍し、日本の基礎を築きあげたかを学びました。それ故、慶應義塾の一員として、私も現在の日本をより良くする塾生で在りたいと思いました。その為にも慶應義塾で様々な物事に触れて学び、経験することを大事にしていきます。日々の授業での学びやゼミ活動は当然ながら、商学以外の多種多様な学問にも学ぶ姿勢をもち、この充実した環境を十二分に活かして成長していきたいと思います。

群馬県出身 商学部3年(2023年度)


Page Top