維持会奨学生からのメッセージ ー沖縄県出身

沖縄県出身

この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき誠にありがとうございます。私は2人姉弟で姉は昨年都内の大学に進学しました。そして今年私も上京することになり、両親の負担が増えてしまうことに申し訳なさを感じておりました。また、この二か月で、一人暮らしをする上で家事やアルバイト、勉強を両立するのはとても精神的に大変であるということを身に染みて感じました。そこで悩み事などがあると、何事にも全く手がつかなくなるのです。そんな中、奨学生として正式採用されたことが私の中で一つ大きな悩みの種が無くなったようでとても気が楽になり、より勉学などに励む原動力が湧いたように感じます。
私には将来パイロットになりたいという夢があります。パイロットになるためには数学や物理などもできる必要はありますが、私は英語を話せる力がかなり大きな武器になると思っています。なので、大学では言語、主に英語に力を入れたく、留学をすることも考えております。驚くことに、クラスの友達やサークルの友達など私の周りに留学をしたいと考えている人が結構居り、その人達と一緒にTOEFLを頑張ろうということになり、今はTOEFLの試験に向けて英語の勉強に励んでいます。さらに、同じサークルの先輩に今年から留学に行く先輩や留学から帰ってきた先輩がいるので留学についての話をよく聞いたりしています。こういった同じ環境に同じ志を持った人がいるというのは慶應義塾大学に入ってとても良かったと思っている点です。また、留学に行くにはGPAもしっかり取らないといけないので、英語だけでなく他の教科にも熱心に励んでいく所存です。
今回、慶應義塾維持会奨学金の奨学生となったことで私の心により火が灯り、より勉強に対するモチベーションが高まりました。将来、私も慶應義塾大学を支えられるような人材に成長できるよう、これからの大学四年間勉学に尽力していきたいと考えております。
最後になりますが、この度慶應義塾維持会の奨学生として採用していただいたこと、心より感謝申し上げます。

沖縄県出身 理工学部1年(2023年度)


この度は、奨学金のご支援いただき誠にありがとうございます。
私は、地元沖縄の観光地開発と自然の変化を目の当たりにして、それぞれの街にあった「まちづくり」があるのではないかと考えるようになり2年生から所属している研究会(ゼミ)で個人研究及び共同プロジェクトに携わりながら研究活動に励んでおります。今回、最終学年で進路選択の分岐点に至り、経済的な不安がある中このようなご支援のおかげで慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科への進学を決意することができました。
私が行っている研究は、暮らしに欠かせない「食」をテーマに、地域循環型システムの構築をコンセプトにしています。具体的には、現地でのフィールドワークやヒアリング調査といった質的調査によるデータベースの構築とその分析を行っています。そして、食料供給に関わる食料セクターの連携の実態から地域ネットワーク形成条件を明らかにし地域循環型の食料システムの構築を目指しています。この研究は、頻繁に街に足を運ぶ必要があるため、頂いた奨学金を交通費含め研究に必要な費用に当てたいと思います。また、国際学会に挑戦したいという目標を立てているため語学力も向上させたいと考えています。そのために、英会話や英語の教材費に当てさせていただきます。
SFCでの研究活動を通じて、問題や物事の実態を多面的に把握する力を身につけ、困難な状況でも粘り強く問題解決を目指せる人になりたいです。そして将来は、まちづくりに関わる仕事を通じて、地域・社会に寄り添い、様々な変化にも耐えられるレジリエンスのある社会づくりに貢献していきたいと考えています。また、このような奨学金システムを通して、私も先輩方のように「もっと頑張りたい、けれど経済的に厳しい」などと問題を抱えている次の後輩たちをサポートする側になりたいです。
最後になりますが、ご支援を頂いたことに恥じぬよう、最後まで研究活動に励み目標を達成できるよう努力致します。学業に専念できる環境づくりのために、ご支援してくださる全ての方々に心より感謝申し上げます。

沖縄県出身 環境情報学部4年(2022年度)


この度は、昨年度に引き続き慶應義塾維持会奨学金に採用していただきまして、誠にありがとうございます。昨年度ご支援いただいたことによって可能となった挑戦の一年間を、本年度も過ごさせていただけることに嬉しさを感じるとともに、さらに躍進していくという覚悟を改めて持つことができました。
昨年度は自身の大学生活一年目として、ご支援の下で勉学やサークル活動に努めてまいりました。親からの支援に限りがある中で意欲的に勉学に励み、活動することができたのはご支援あってのものでした。そして現在は学内での勉学、活動に加え、昨年度末に採用頂いたプロジェクトに勤しんでおります。このプロジェクトは地方から上京した学生が47都道府県地域産品セレクトショップを経営するもので、「地元沖縄に貢献する」という私の夢の第一歩を形づくるものであります。8月の開業に向けて現地への出張や九州の企業様とのお取引を日々行っており、忙しく活動しております。沖縄から上京した私が開拓する九州には、今まで知らなかった魅力のあるヒトとモノ、場所がありこれらの新しい発見は一か月で私の地方に対する見方を変革しました。それらの地域の魅力をどのように東京の店舗で発信していくのか、その店舗をどのように経営していくのかを大学生18人で日々熟考と実践を繰り返しております。今年度8月より1年間、社会に対して新しい価値を提供できる店舗を経営していくにあたり、アルバイトができずに生活費を確保することが厳しい状況下において、今回採用頂けたことは私にとって非常に大きな支えであり、挑戦し続けることができる1つの大きな理由であります。ご支援があって活動できる今回のプロジェクトで形にしてお返しできるよう努めてまいります。また慶應義塾大学の一塾生としてこの一年間を実りある、躍進する年にしてまいります。
最後になりますが、改めて今回ご支援いただいたことに心より感謝申し上げます。

沖縄県出身 商学部2年(2022年度)


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