維持会奨学生からのメッセージ ー栃木県出身

栃木県出身

まず初めに、昨年に引き続き慶應義塾維持会奨学金にご採用していただき有難うございます。私のこれまでの恵まれた大学生活は皆様のご支援無くしては決してなかったものであり、この環境に居られる幸せを日々噛み締めると同時に、感謝しております。
さて、私の学生生活についてですが、昨年の皆様の支援のおかげもあり、昨年から先月まで1年間米国に交換留学へ行くことができました。私は将来、世界一のバスケットボールチームを作りたいという目標のもとこれまで行動してまいりましたが、米国の大学でスポーツビジネスを学び、本場のスポーツ文化を肌で感じることができたのは他の何事にも変えられない貴重な体験でした。それまでグローバル経験はおろか海外旅行すら行ったことのない私にとって、全く考えかたの違う人たちとの協働経験を得たことは、私の夢の達成には必要不可欠であり、日本では決して得られないものだと感じました。
また、この経験をきっかけに、短期的には米国のバスケットボールチームに就職するという目標が生まれました。世界一のバスケットボールチームと言えば当然アメリカのバスケットボールチームであり、それは当然競技面でもビジネス面においてもNo1で、私はこのレベルの球団を日本に作りたいと思っております。そのためにも、米国のスポーツチームで働き、何が世界一のチームを世界一たらしめているのかを最前線で学ぶと同時に、私自身もスポーツビジネスに専門性を持った人材としての専門性を高めることが最も夢の達成に近づくと考え、米国スポーツチームでの就職を短期目標に据えました。
しかし、米国就職は容易ではなく、日本の学位しか持たない私が門前払いを受けるのは目に見えているので、米国の大学院でビジネスを学び、ビジネスマンとしての専門性を高め、就労ビザを獲得し、大学院の持つアルムナイや教授とのネットワークをフルに活用して短期目標を達成したいと思っております。
最後に、繰返しにはなりますが、私を奨学生に採用して頂き本当に有難うございます。私が夢の達成に向けて努力を続けることができるのは皆様の支援あっての幸運です。そして、大学卒業後は必ず私の目標を達成し、今度は良きアルムナイとして大学と維持会の皆様に貢献して行きたいと思っております。

栃木県出身 商学部3年(2023年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。昨年に引き続き採用していただけたこと、家族共々心より感謝申し上げます。私は昨年から一人暮らしを始めましたが、日々の生活を送っていくためには家賃や光熱費などの費用が多くかかることを痛感しました。また私には二人の妹がおり、まだ高校生と小学生です。私の学費や生活費のために彼女たちの将来の視野を狭めてしまうことは絶対に避けたいと思っていたため、今回採用していただいたことはとても嬉しく、私の中で精神的な安心感が生まれました。そして今後、より一層将来のために勉学に力を入れていこうという決意が明確になりました。
今年度も未だ新型コロナウイルスの影響が続く中全ての授業を対面で行うことができ、日々色々な学びができることを大変嬉しく思っております。特に現在の医療体制や最新の研究のお話を交えた講義はとても興味深く感じています。また、今年度は昨年に比べ専門性の高い講義が増えたため、今まで知らなかった世界に足を踏み入れることのできる、学問の面白さを実感しています。今年度行った有機化学実習や医薬品化学実習では、今まで講義で聞いてきた内容の実験を実際に行い、実験の基本的な操作や考える力を学びました。今後も様々なものに触れ、自ら考える力を身につけていきたいです。また、昨年からの大学生活を通して多くの人との出会いがあり、同学部の人以外にも他学部の人と話をする機会が多くありました。様々な価値観を持った人と話すことで新たな気付きがあり、恵まれた環境で勉強できることに感謝しています。今後も色々な人との出会いを大切にし、学生でしか経験できない多くのことに挑戦していきたいです。
私は現在薬剤師としてチーム医療に携わることにも、研究者として働くことにも興味があります。将来どのような職に就くかについては、慶應義塾で薬学を学びながらじっくりと考えていきたいと思っています。いずれにせよ、患者さんのことを一番に考えることのできる思いやりの精神を持った医療人になりたいです。そのために、現在は基礎的な技術と知識をつけるためにコツコツと努力を続けていきます。
最後になりますが、ご支援いただいている全ての方々に心から感謝申し上げます。

栃木県出身 薬学部2年(2023年度)


この度は、昨年に引き続き慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。奨学生に採用していただいたことにより両親への経済的負担を軽減することができ、また私自身もアルバイト中心の生活を送ることなく学業に打ち込むことができるようになりました。これは慶應義塾維持会の皆様のご支援のおかげであり、感謝の念に堪えません。
3年生に進級し大学生活も半ばを過ぎましたが、学年が上がるにつれて学ぶ内容が専門的になっていると実感しております。昨年は必修科目と専門基礎科目で管理工学の諸領域を幅広く学びました。特にファイナンスや経済学などはこれまで勉強してこなかった馴染みのない科目でありましたが、実社会に近い内容を学べることが多く、興味や理解を深めることができました。今年からは学科専門科目を学び始め、研究室配属に向けて自分が専攻したい分野を徐々に決めていくことになります。私は現在、経済や金融の分野、特に金融工学を専門的に学びたいと考えております。近年は物価上昇や少子高齢化の加速などによる年金の問題があり、老後2000万円問題という言葉も注目されています。実際に積立投資などは国を挙げて勧められており、各人が資産形成をする必要がある時代になっていると思います。このためリスク管理や資産運用技術について学び、将来は金融商品開発や資産形成のサポートに携わりたいと考えております。また金融工学を専門分野としていく上で経済や市場に関する知識も必要不可欠であるため、金融工学を主軸にしつつそれに関わる分野についても幅広く学び、管理工学科が掲げる逆T字型の人材を目指していく所存です。
最後になりますが、昨年に引き続き慶應義塾維持会の奨学生として採用していただいたことに改めて感謝を申し上げます。維持会の皆様にご支援いただき、慶應義塾という恵まれた環境で志高い仲間と切磋琢磨し合いながら学生生活を過ごせることを心から嬉しく思います。今後も慶應義塾の一員として、また慶應義塾維持会の奨学生としての自覚を持ち、学業に励んで参ります。この度は誠にありがとうございました。

栃木県出身 理工学部3年(2023年度)


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