小泉信三記念慶應義塾学事振興基金

小泉信三記念慶應義塾学事振興基金(小泉基金)

体育会活動、大学院生や一貫教育校生徒・児童への奨学金など、学事振興事業を行う基金です。

「小泉基金」は、「練習は不可能を可能にす」という言葉を残し、文武両道を唱えた小泉信三元塾長の遺徳と功績を顕彰するために設置されました。

体育会活動への支援、大学院生や一貫教育校生徒・児童への奨学金など、教育支援を目的とした学事振興事業を行なっています。

小泉基金の事業

幅広い教育支援を提供しています。

皇太子殿下の御教育常時参与も務めたスポーツマン 小泉信三 元塾長

1887年に塾長となった小泉信吉の息子として1888年に誕生。幼少の一時期を福澤諭吉邸で過ごし、慶應義塾大学では政治科を総代として卒業、同時に義塾教員となりました。在学中にテニス部に所属しており、教員となってからも1922年から1932年まで庭球部部長を務めた小泉元塾長は、正に「文武両道」という言葉が相応しい人物でした。

1945年の終戦を経験した塾長でもあります。空襲で大火傷を負った小泉元塾長は、終戦の報道を病院のベッドの上で聞きました。その後、リハビリをしていた小泉に、後に平成の時代の天皇陛下となられる皇太子殿下の御教育参与という大役が訪れます。

1966年(昭和41年)、平成の時代を待たずに他界した小泉元塾長の文武両道の精神は、小泉基金の幅広い支援事業を通して、慶應義塾の教育環境を支え続けています。

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