高校2年の時にフランス留学。そこで人々の生活や、人権について考える機会を得られました。そして生まれた将来の夢が、弁護士であり、政治家です。そのためにはもっとたくさん勉強しなきゃ、もっと広い世界を知っておかなきゃと、出身である沖縄の地から慶應義塾大学を志望しました。

留学の際に人との出会いが人生を変えてくれると痛感したこともあり、入学してからは積極的に手を挙げて、いろいろな場に出向いたり、プロジェクトに参加したりしています。そして、この大学には、自分ががんばりさえすれば、たくさんの刺激を与えてくれる土壌があります。多様な学生や教授との交流は、日常生活をとても濃いものにしてくれます。社会の第一線で活躍されている卒業生が多く、母校で学んだ恩恵を現役の塾生に還元したいという思いも強く持たれているので、幅広い方と交流でき、広がった視野は私の財産です。

将来は沖縄に帰り、ここで得た学びを地元のために使いたい。そして、私も後輩たちのためにできることがあれば、積極的に還元していきたいと考えています。

人生を切り拓いていく持ち前のバイタリティが、慶應義塾の校風と見事にマッチし、貴重な財産に

将来は「誰もが安心して幸せを追求できる社会」を創ることを目標に、地域福祉についての研究をしています。私の地元の千葉県八千代市の社会福祉協議会と連携して、実際に現場に出て調査したり、孤独を作らないコミュニティ作りについて専門的な方と意見を交わしたり、学生とはいえ頼りにしてもらっている部分もあって、とてもやりがいを感じています。また、生きづらさを抱えている人や社会的なディスアドバンテージを持っている人たちのために働きたいと思っているので、多様性を尊重する社会を目指す慶應義塾の啓発活動「協生環境推進ウィーク」でイベントを主催したことも、大きな経験になりました。

慶應義塾は「社中協力」を掲げる通り、まわりと助け合いながら一緒に上昇していこうという風土です。大学生活を通じて自分自身の行動様式の中で、他者と協力して何かを進めていく力を身につけられたことは、この大学に入ってすごくよかったと思う点ですし、目指す社会にもリンクします。今後もまわりと連帯して、より良い社会の構築に向けて励んでいきたいと思います。

国家公務員を目指し就職活動中。先輩の積極的なサポートに、慶應義塾の紐帯を感じています

アメリカ留学中の高校1年時に、白血病が発覚して半年ほど闘病しました。そして、大学入学後に骨髄移植を受けました。長い闘病生活の中で家族や友人、医療者のみなさんにたくさん助けてもらいました。慶應義塾を選んだ理由は、それらの恩を返していきたいという思いからで、個人的に「恩送り」と呼んでいます。そのために社会にしっかり貢献できる人材になりたいと考えた時に、社会の先導者育成という言葉に惹かれました。

現在は、研究会での班活動で骨髄バンクの啓発に力を入れています。学業と通院の両立は大変でしたが、大学側も先生方も、そして仲間もサポートしてくれて、今ではリーダーを務めさせてもらうまでになりました。充実した福利厚生は多くの方々のご支援のもとに成り立っているんだなと実感し、強く感謝しています。

卒業後もライフワークとして、啓発活動や闘病中の子どもたちの支援を続けていくつもりです。慶應義塾で学んだ経験や広がった価値観を生かして、今後もどんどん「恩送り」をしていきたいと思っています。

将来は両親の背中を追い、会計の専門知識を生かした職を希望。顧客のサポート役として、両親のように喜んでもらえる存在を目指します

駅伝の強豪校にいた高校時代、2年生の時に県大会14連覇を途絶えさせてしまったんです。その経験で「勝つ」ということは当たり前ではないと気付かされ、一から勝つチームを作り上げることに興味を持って、慶應義塾を選びました。そして、大学1年時に関東学生連合として慶應から一人箱根駅伝に出場も、思うような走りはできませんでした。今度はチームでリベンジをという思いで、日々精進しています。

箱根常連の強豪校と違い、我々には潤沢な強化費はありません。しかし、秋の予選会に向けた夏合宿は非常に重要です。そこで、3年前からクラウドファンディングによる支援を募っています。OB主体で実施した初回は850万円以上、現役部員を中心に挑んだ昨年は、1000万円以上のご支援を賜りました。金銭的補助はもちろん、これだけの支援を頂戴した事実はメンバーの責任感と自覚を生み、必ず最も苦しい時に力を振り絞る助けとなるはずです。

4年生の私にとって最後の箱根挑戦。皆様のご期待を胸に目標達成に向け、チーム一丸となって挑むことを約束します。

勝つチームへと進化していく過程の当事者として、高い壁に挑戦するチームを牽引しています