1994年三田会 卒業25年記念大同窓会
1,858名の卒業生のみなさまが参加
2019年3月16日(土)、ザ・プリンスパークタワー東京コンベンションホールにおいて、『1994年三田会卒業25年記念大同窓会』が盛大に行われました。
この四半世紀の出来事をまとめたオープニングムービーに合わせて、應援指導部の素晴らしい演技でスタートした大同窓会。1,858名という多数の卒業生のみなさまが参加されました。
“1858”という数字にピンときた方がいらっしゃるかもしれませんが、なんと福澤諭吉先生が前身の蘭学塾を設立された安政5年の西暦と同じ。まさに奇跡的な一致のなかで始まった大同窓会でした。
塾歌斉唱・塾旗掲揚、開会宣言
続いて塾旗が掲揚され、應援指導部主将の山岡一成 君の指揮のもと、塾歌が斉唱されました。吹奏楽団の演奏とともにスクリーンに映し出された歌詞に合わせて、ホールに集った1,858名が声高らかに懐かしい塾歌を3番まで歌う姿は感動的な光景です。
このあと、卒業25年記念大同窓会の実行委員長である國分晃 君から挨拶と開会宣言がなされ、1994年三田会の塾員のみなさまが盛大な拍手で応えました。
続いて、来賓を代表して長谷山彰 塾長と、連合三田会の落合正行 副会長から挨拶がありました。
SFC紹介、乾杯
1994年三田会から、SFC第1期生も参加しました。MCを務めたアナウンサーの藤井貴彦さんが自身も通った湘南藤沢キャンパスを写真と映像で紹介する一幕も。
このあと、初代環境情報学部長を務められた相磯秀夫 名誉教授が壇上から挨拶され、当時の先進的な取り組みを披露されました。
ここで、お待ちかねの乾杯に。実行副委員長の伊部充弘 君の音頭のもとで高らかに乾杯の声がホールに響き渡り、参加された塾員のみなさまのボルテージも最高潮に達します。
1994年三田会スローガン『君にとって慶應義塾とは何か?』
乾杯のあとは、しばしご歓談タイム。塾員のみなさまが25年前に戻って級友との再会を喜び合っている姿は時間が巻き戻されたようでした。歓談中のみなさまに『君にとって慶應義塾とは何か?』という質問をしました。いただいた多数の声をご紹介いたします。
やはり同期の絆は強いようです。「永遠のつながり」との答えが!
続いて…「原点」
「学生時代にすぐ戻れるところ」
「人生の大切な1ページ」
「時々、ふらっと帰りたくなる場所」
「仲間とつながっている場所」
「いつでも帰れる心の故郷」
「アカデミックの原点」
「半人前の私を社会に出させてくれた学校」
「やはり、絆」
「青春!」
など、塾員のみなさまの原点であるという声が多く聞かれました。みなさまが学生時代に戻って歓談される姿は、まさに同期の絆を感じさせるものであり、永遠の青春を謳歌する姿と言えるものでした。
Forever Keio Gijuku ―― 卒業25年記念大同窓会はさらに盛り上がり、このあと応援アトラクションへと突入しました。
募金部会で活動されている光成美紀 君にインタビュー
募金部会で活動されている光成美紀 君にお話を聞きました。
「私にとって慶應義塾とは、ひとことで言えばアイデンティティです。中等部から入学して大学卒業までの10年間を慶應義塾で学びました。人生の基礎を作ってくれた学校だと言えるでしょう。
昨年の5月に募金部会が立ち上り、慶應義塾に何か恩返しができないかと募金部会活動をお引き受けしました。それから様々な会を通じて数百人の同期のみなさんとお会いし、新しい同期の友だちが200人以上できました。そういう意味でもお引き受けして良かったですね。
募金活動を通して知ったのは、世界では活発に寄付が行われていること。海外の教育機関では慶應義塾の何十倍もの寄付がなされているのが現状です。慶應義塾が引き続き日本で一番魅力的な教育機関であり続け、グローバル競争を勝ち抜く力をつけるためにも、私たちの募金が必要不可欠だと思います。
塾生のみなさんの今後の研究を充実させるために、使途を明確にした奨学金を設けるなど、より有意義に活用してほしいと願っています。
慶應義塾には本当に良い仕組みがあります。今回の卒業25年記念大同窓会で同期の絆の素晴らしさを感じました。今後も続けていってほしいですね」
と同期の交流の大切さ、寄付の重要さに力を込めていらっしゃいました。
※掲載内容は2019年3月26日現在のものです。