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2019年(令和元)年 卒業51年以上塾員招待会


4,000名を超える塾員のみなさまが集結

2019年5月18日(土)、4,000名を超える塾員のみなさまが出席された『慶應義塾大学卒業51年以上塾員招待会』がパシフィコ横浜にて盛大に催されました。出席者の中の最高齢は昭和15年にご卒業された102歳の方。今回新たに昭和43年ご卒業の塾員の方々が参加され、幅広い年代の塾員の皆様のお元気な姿が印象的でした。

世の中で最も大切なのは人と人の交わり

塾歌の斉唱に続いて、長谷山彰塾長が歓迎の辞を述べました。
「本日は、100歳を超える大先輩がお二人も出席されています。人生100年時代を見すえて慶應義塾も新しいリカレント教育に力を入れ、塾員のみなさまに再び、学びの場を提供していきます」と慶應義塾の取り組みを紹介し、最後は福澤諭吉先生の言葉を引用し、「世の中で最も大切なことは、人と人の交わりに尽きます。本日は、塾員同士の旧交を大いに温めていただければ幸いです」と挨拶を締めくくりました。

109三田会のみなさまが加わった塾員の輪


慶應義塾常任理事の紹介に続き、今回から塾員招待会に参加された昭和43年卒業『109三田会』の金田幹事より挨拶がありました。
金田幹事は「今回は招待していただき、ありがとうございます。こんなに卒業生を大切にしてくれる学校は他にないとあらためて思いました」と述べられ、高らかに乾杯の発声。会場の各テーブルでは塾員のみなさまが一斉にグラスを合わせ、盛大な拍手が沸き起こりました。

最高齢102歳の塾員 松下君に長谷山塾長から花束贈呈



松下君は、インタビューに対し「お招きいただき、ありがとうございます。毎年楽しみにしています。慶應義塾での思い出はたくさんあります。それをここで一つひとつ言っていたら、いくら時間があっても足りませんよ」とユーモアを交えて回答されていました。

出席された塾員のみなさまの声をご紹介

開会前、そして開会後に仲の良いお友だち同士でご歓談中の塾員のみなさまに、慶應義塾とのつながりを感じるとき、これからの慶應義塾に期待することなどをお聞きしました。



昭和31年に卒業しました。卒業51年以上の塾員招待会には1回も欠かさず毎年出席しています。今でも連絡を取り合ってクラス会を開催。その会で残ったお金は慶應義塾に寄付しました。これからの慶應義塾に望むことは、先生と学生のコミュニケーションがもっと行われると良いですね。先輩後輩の立場を超えて互いに学び教え合う「半学半教」は義塾の精神ですから。


同じ研究会の先輩・後輩です。慶應義塾を卒業できて、ほんとうに良いことがたくさんありました。

これからの慶應義塾に期待することは、庭球部が早稲田に勝つことですね。

去年、卒業50年を迎えました。塾員招待会には今年初めて参加します。塾生時代には観光事業研究会に所属していたので、その仲間とは普段も連絡を取り合っています。僕たち二人はクラブもゼミも同じだったんです。慶應義塾には、これからも私学の雄であってほしいね。

この会には毎年参加しています。現在は慶應義塾の幼稚舎の児童たちと交流し、修善寺で木を植えるなど様々な活動をしています。やはり若い人たちと関わる度に慶應義塾のつながりを感じますね。



みんなで駅で待ち合わせてきました。こんなにつながりの強い大学は他にないんじゃないかしら。それがずっと先まで続いてほしいですね。

普通部から慶應に通っていました。大学は昭和26年卒業です。ライトミュージックをやっていました。これからの塾生に期待することは、勉強も大切だけど塾員同士の交流も大事にするといいですね。そしてお互いに励まし合って、慶應義塾が長く発展していくことを望んでいます。



昭和25年卒業で、93歳と91歳です。この会には毎年参加しています。慶應出身で近くに住んでいるので、普段から交流しています。





88歳になります。仲間と一緒に毎回ほとんど参加しています。慶應ではスキー部でした。日吉記念館が新しくできたら、あちらでこの会が開催されるといいですね。




昨年、卒業50年を迎えて、今年初めての参加です。みんな文学部の友だちです。今でも年に何度かは集まっているんですよ。ほんとに仲が良いの。卒業して51年以上経つと、こんな招待会があるんですね。また来年も楽しみにしています。

久しぶりに友だちに会えてよかったです。毎年参加しているので、また来年も会いたいですね。このあとはクラス会をやろうと言っています。

今年で4回目の参加です。なかなか友だちと会えないので、こんな機会があるといいですね。




今日は参加して楽しかったですよ。二人兄弟と義理の兄弟なんです。来年も楽しみにしています。

※掲載内容は2019年9月11日現在のものです。

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