千葉県出身
この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。地方出身者が優先される中、千葉県出身であるにも関わらず、採用してくださったことを大変光栄に思っております。慶應義塾維持会の皆様に心より感謝申し上げます。
私は千葉県出身ではありますが、実家から日吉キャンパスまで往復6時間弱かかるため通学が困難であり、大学入学後より一人暮らしをしております。一人暮らしや学費にかかる費用負担は重く、さらに私立高校に通う弟の教育費などもあり、両親に多くの負担をかけていることに負い目を感じておりました。そのため、今回のご支援により、両親の経済的負担を軽減し、勉学に集中して取り組むことができるようになることを大変嬉しく思っております。
学業では、商学部の学生として経済学、商業学、会計学、経営学などを幅広く学んでおりますが、2年生になってからは特に経営学に興味を持って学んでおります。経営学では、経営者の意思決定、組織管理、人材活用などについて学んでおりますが、日頃消費者として関わっている企業の戦略や、組織の資源の管理などを経営という立場から学ぶことができることが非常に興味深く、商学部での学びを楽しく感じております。また、商学部の専門科目以外にも、語学を積極的に勉強しており、現在はTOEICで高得点を取ることを目標に日々語学の勉強に励んでいます。
課外活動では、楽友会という合唱サークルに所属し、日々活動しています。2年生になってからは運営にも関わるようになり、組織を運営する大変さを痛感しながらも、日々仲間と切磋琢磨しながら楽しく活動しております。また、同期や先輩後輩のみならず、OBOG組織である楽友三田会の皆様と関わる機会も多く、サークル活動を通じて、人間的にも成長していると感じており、非常に満足しております。先日はコンサートが開催されました。運営に関わるようになってから初めてのコンサートでありましたが、同期や新入生との仲が深まり、観に来てくださった方も多く、とても良い演奏会になりました。
最後になりますが、改めましてこの度は慶應義塾維持会の奨学生として採用していただき、大変感謝しております。日頃からご支援してくださっている皆様への感謝の気持ちを忘れることなく、慶應義塾維持会の皆様のご期待に応えられるよう、日々精進してまいります。
千葉県出身 商学部2年(2025年度)
この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用していただき心よりお礼申し上げます。
私の家庭は、母が脳梗塞を発症し職に就くことができず、父の収入のみで生計を立てております。昨年度より妹も私立の理系大学に進学し、私と妹の学費が家庭の大きな負担となっており、生活に余裕がありません。私は千葉県の実家から大学へ通学しており、矢上キャンパスまで往復4時間以上かかってしまいます。そのため勉強の時間を確保するにはアルバイトも難しい状況でした。そのような状況の中、今回慶應義塾維持会の奨学金のご支援のおかげで金銭面の心配なく学業に集中できるようになり本当に感謝いたしております。維持会の皆様方のご支援に応えられるよう、また慶應義塾の名に恥じぬよう学業や研究に励んでまいります。
私は昨年の末より機械学習系の研究室に所属し、機械学習を用いて人々の生活を豊かにする研究を行っています。特に現在は、深層ニューラルネットワークを用いた太陽フレアの予測というテーマに取り組んでおります。研究活動は決して簡単なものではありませんが、指導教員や研究室の仲間と日々議論や実験を重ねる中で、新たな知見が生まれる瞬間に大きなやりがいを感じています。私の所属する研究室では、生活支援ロボットや自動運転など、未来の社会で人々を支える技術を深く学べる環境が整っております。そのため、卒業研究や修士課程では成果を社会に還元できるような研究を行いたいと考えております。
小さいころからの私の夢は、エンジニアとなり社会の人々の暮らしを豊かで便利なものにすることでした。慶應義塾大学を卒業した後では、機械学習の研究者となり、自身の研究成果により、SDGsをはじめとした世界中で深刻に受け止められている種々の問題の解決へ尽力したいと考えております。この慶應義塾大学という非常に恵まれた環境で学ぶ機会を最大限に活かし、世界の進歩に貢献できる研究者となるべく、今後も研究に邁進する所存です。
最後になりますが、この度はご支援いただきまして本当にありがとうございました。維持会の皆様への感謝を胸に、夢に向かって今後も一層精進してまいります。
千葉県出身 理工学部4年(2025年度)
この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用していただき心より御礼申し上げます。
私は、現在薬学部に在籍しておりますが、母子家庭で育ち、自分以外の兄弟がいなかったものの母親の収入だけでは、学費を払うのが困難でした。しかし、昨年度に続いて今年度も慶應義塾維持会奨学金に採用していただけたことは、私にとって非常に大きな支えであり、安心して学生生活を送ることができています。この奨学金によって経済的な不安を抱えることなく学業に集中することができました。加えて、アルバイトやサークル活動など、大学生活全体にも積極的に取り組むことができ、とても充実した一年を過ごすことができました。このような貴重な機会を与えてくださったことに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
私は、昨年の一年で将来の夢が変わりつつあります。前は、薬学部で学ぶ以上薬剤師として働くのが当然の進路であると考えていましたが、慶應義塾大学の薬学部は、薬剤師だけでなく、企業や省庁など様々な分野でご活躍されている先輩方が多くいらっしゃるというのを知りました。それにより、自分の将来の選択肢がかなり増えたように感じ、その中でも麻薬取締官にとても興味を持ちました。自分の生きていく中で重要視していることが、「他人のためになれる」ということであり、この麻薬取締官もそれに当てはまると感じているのでこの辺りの職業も視野に入れつつ学生生活を送っていきたいと思っています。
学年も上がり、1年生とは違う環境で授業を受け始めましたが、より専門的な授業が増え始めて、一層学業に専念しなければならないと感じています。学期も四学期制になり、ちょうど試験も終わりましたが、またすぐに試験が待っているので気を抜かずに日々の努力をしていきたいと思っています。また、色んな学部の人がいるサークル活動にも参加していきたいですが、最も重要な学業が疎かにならないようにバランスを考えてたくさんの人と交流を深めていきたいと思っています。
最後になりますが、支援いただいたからには期待に応えられるよう一層努力してまいります。これから勉学に励むことができるのは、慶應義塾維持会の皆様のおかげです。繰り返しになりますが、この度は慶應義塾維持会奨学金に正式採用していただいたことを心から感謝申し上げます。
千葉県出身 薬学部2年(2025年度)