維持会奨学生からのメッセージ ー愛媛県出身

愛媛県出身

この度は慶應義塾維持会奨学生に採用していただき誠にありがとうございます。頂いた奨学金は学費や生活費として大切に使わせていただきます。
私は愛媛県出身であり、大学進学を機に上京して一人暮らしをしています。また双子の姉も昨年度関西の音楽大学に入学し、大学の寮から通学しています。そして今年度から妹も岡山県の国立大学に入学し、一人暮らしを始めました。それに加え、母の会社での所属部署が変わり、月2万円程度収入が減少する見込みです。こうした家計状況であるため、自身の学費や生活費が両親に大きな負担をかけてしまうのではないかという思いが強くありました。
そこで日本学生支援機構の貸与奨学金やアルバイトの収入によって生活費を確保しようと考えていましたが、様々な活動と両立する難しさを実感して不安に感じていたところです。しかしながら昨年度に引き続き奨学生として採用してくださった慶應義塾維持会の皆様のお力添えにより、学業や課外活動に集中して取り組むことができるのではないかと考えています。誠に感謝申し上げます。
大学生活も後半に差し掛かってきましたが、次の2つのことに力を入れて取り組んでいます。1つ目は学業です。商学部第3学年となり、研究会に所属して社会保障・経済政策について学んでいます。今後テキストの輪読や三田祭論文の執筆などを通じて更に学びを深めていく予定です。また英語学習にも力を入れており、継続的な学習の結果として昨年度末には実用英語技能検定1級を取得することが出来ました。2つ目はダンスサークルの活動です。三田祭や矢上祭などの学園祭やイベント・コンテストでの発表に向けて練習に取り組んでいます。また外部ナンバーに参加したり、積極的に自主練習をしたりと技術の向上に励んでいます。サークル活動を楽しむだけでなく、上級生としてサークルに貢献できるように頑張っていきたいです。
最後となりますが、お力添えしてくださる慶應義塾維持会の皆様への感謝を忘れずに、将来日本社会や慶應義塾に貢献できるような人間になることができるよう励んでいきたいと思います。誠にありがとうございました。

愛媛県出身 商学部3年(2024年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金の奨学生に採用してくださったことに厚くお礼申し上げます。今回で2回目の採用となり、維持会の皆様への感謝は尽きません。私の両親は地元で自営業を営んでおり、コロナウイルス流行の影響が直撃したことにより、家計が厳しい状況となりました。そのような状況の中で大学の高額な学費、および私の家賃の支払いとなるととても大きな負担となります。私自身もアルバイトをし、自分の生活費はまかなっていますが、学費も一部負担する必要が出てくるとかなりの時間をアルバイトにあてることになります。しかし、今回奨学金を受給させていただけることが決定し、より一層学業に専念できるようになったことを大変うれしく思います。維持会の皆様のご支援に応えることができるよう日々精進してまいります。
大学生活が始まり、1年が経過しました。今年度からは学科の配属も決まり、本格的に専門分野の勉強が始まりました。一年時に必修の授業で身に着けた基礎の分野の復習となる授業もありますが、その理解を前提とした発展的な内容の学習を非常に面白く感じています。また、理工学部2年の実験レポートは非常に分量が多く大変ではありますが、その分深いところまで踏み込んだ考察をすることになり、多角的な視点から一つの実験内容に切り込んでいくことに面白みを感じています。授業全体のレベルが1年時と比較して明らかに上がっており、授業以外の勉強もあるため日々手一杯な状況ではありますが、このようなレベルの高い環境にもまれ、自分の学力向上および興味のあることの追究を目指していきたいと考えています。
最後になりますが、維持会の皆様のご支援のおかげで私は学業に専念し、充実した大学生活を送ることができています。自分のできること、すべきことに精一杯取り組んだ結果が、維持会の皆様のご支援に応える形になることを目指し、取り組んでいきます。皆様のご支援に対する感謝の気持ちは常に忘れません。奨学生に採用頂いたこと、重ねてお礼申し上げます。

愛媛県出身 理工学部2年(2024年度)


この度は慶應維持会奨学生に採用していただき誠にありがとうございます。私は地方の愛媛県出身であり、晴れて慶應義塾大学理工学部に合格したため、今年度の四月から上京し、一人暮らしを始めることとなりました。実家では両親が地元で和菓子販売の自営業を営んでおり、弟も一人おります。基本的に収入は家庭の生活費分程度であり、大きな貯金が作れるような状況ではありませんでした。そのため、アルバイトと日本学生支援機構からの給付型の奨学金で、生活費を捻出することを考えていました。しかし、大学の高額な学費を学生のアルバイトで捻出することは不可能であると考えていました。それでも、慶應義塾大学にはこのような素晴らしい奨学金の支援制度があると知っていたため、入学を決意することができました。そして今回ご支援を頂けることが決定したことを大変うれしく思うと同時に、感謝の気持ちでいっぱいです。皆様からのご支援のおかげで、私は自らの学業に専念することができます。
大学生活が始まり、二か月が経過しました。物理学に高校時代から興味があり、今後も物理学者としての道を進むことを志している私にとって、大学での数学や物理、量子力学などの授業には興味が尽きません。また、物理学の中でも特に興味を持っていた分野である、物性物理に関しての講義も一般教養科目として履修しました。大学での勉学においては、自分の興味関心を追求することができていると実感でき、非常に充実感を感じています。学業以外の面でも、地方にいた時とは比べ物にならないほど多様な人と出会うことができ、広い人間関係を築くことができており、日々を楽しく生活することができています。同級生からの刺激や、先輩からの助言を受けながら成長していけるようにしたいです。
最後になりますが、皆様からのご支援のおかげで、私は学業に専念し、充実した大学生活を送れているということは間違いありません。ご支援くださる慶應義塾維持会の皆様への感謝を忘れず、皆様のご期待に応えることができるよう精進してまいります。本当にありがとうございます。

愛媛県出身 理工学部1年(2023年度)