福井県出身
この度は慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。私の家庭は母の収入のみで生計を立てており、そのほとんどが生活費に充てられるため、学費の支払いが困難な状況にありました。慶應義塾大学で学ぶ機会を得た以上、学業に専念したいという思いを持っていましたが、経済的な不安が大きな壁となっておりました。今回慶應義塾維持会奨学金に採用していただいたことで、精神的にも経済的にも大きな支えとなりました。全力で勉学に打ち込むと同時に、課外活動も積極的に取り組むことができ、有意義な学生生活を送っております。
大学に入学してから約二ヶ月が経ち、ようやく新しい環境にも慣れてきました。私は文学部に所属しており、文学部では二年生から専門的な専攻に分かれるため、一年生の現在は総合教育科目を通して幅広い分野を学んでいます。中でも心理学の授業に関心があり、人の心や行動を科学的に捉える視点がとても新鮮で、楽しく学んでおります。授業ではただ知識を得るのではなく、心理学の理論を日常生活の出来事に照らし合わせて考えるよう心がけています。またそうした理論をどのような実験に落とし込むことができるのかについても自分なりに考察するなど主体的な学びを意識しています。
課外活動としては、国際系サークルとボランティアサークルの二つに所属しています。それぞれの活動が本格的に始まり、同期や先輩方との交流を通じてさまざまな価値観や考え方に触れ、多くの学びを得ることができています。またどちらのサークルも子どもと関わる機会が多く、実際に子どもたちと触れ合う中で、支援のあり方について考えるようになりました。
現在は学業と課外活動を両立させながら、日々学びを深めています。将来的には大学で得た知識や経験を生かし、児童福祉の分野に携わる仕事に就きたいと考えています。このような充実した学生生活を送ることができているのは、慶應義塾維持会の皆様からのご支援のおかげです。改めて心より感謝申し上げます。皆様のご期待に応えられるよう、感謝の気持ちを忘れずより一層努力してまいります。
福井県出身 文学部1年(2025年度)
この度は慶應義塾大学の奨学生として採用してくださったこと心より厚く御礼申し上げますとともに、貴維持会の多大なるご支援に深く感謝致します。歴史ある慶應義塾維持会の皆様に学生生活をサポートして頂けること、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として選んで頂けたことを、心から光栄に思います。私は福井県出身であり、周りの友達の多くは近場の関西方面の大学に進学する中、両親は私の慶應義塾大学へ行きたいという想いを尊重し、東京へ送り出してくれました。東京の私立大学に進学することで、家計への負担が大きくなることを懸念していましたが、御奨学金を頂けたことで、家計の負担も軽減し、より学業やその他の活動に積極的に取り組むことが出来ることを確信しております。深く感謝申し上げます。慶應義塾維持会の奨学生として相応しい、立派な塾生であれるよう、これからも引き続き精進して参ります。上京してから約二か月半が経ち、大学生活にもそろそろ慣れてきました。現在、大学の授業で特に力を入れていることは、スペイン語学習です。インテンシブコースに入り、週四回スペイン語学習に励んでいます。私は将来、国連やジャイカなどの国際機関に入り、途上国に対する支援を行いたいと考えており、その夢を叶えることに繋がるであろうSALというサークルにも入部しました。このサークルでは、国内外で起こる様々な諸問題に焦点を当て、色々なプロジェクトに分かれて活動を行います。そのサークルで国際協力に必要な多角的な視野を身に付け、将来に活かしたいと考えています。入学したての頃から早二か月が経ってしまったように、大学四年間は長いようで本当に短いのだということを常に念頭に置き、一分一秒を大切に有益なものとしながら、大学生活を送りたいと考えています。この四年間で様々な経験をして、将来のビジョンをより明確にし、将来に繋げたいと思います。最後に、慶應義塾維持会の皆様には深く御礼申し上げます。皆様のご支援のおかげで大学生活を送ることが出来ることを常に忘れずに、日々精進して参ります。今後とも何卒よろしくお願い致します。
福井県出身 法学部1年(2024年度)
この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、ありがとうございます。皆様からのご支援のおかげで、充実した学校生活を送ることができております。ご支援に、心より感謝申し上げます。
大学生活も、残り1年となりました。入学した2020年は、コロナ禍でオンライン授業も多い中、対面開催の語学の授業や課外活動を通じて、新たな仲間を見つけられました。大学2年時には、他学部設置の授業や研究所での活動を通し、自分の興味分野の学びを深めることができました。大学3年からは、就職活動が始まり、先輩方に相談に乗っていただく機会も多くありました。現在は、対面授業を通して新たな友人と出会う機会に恵まれており、将来について語り合えるような大事な仲間もできました。慶應義塾大学に入学してから4年間、このように、自分の興味や好奇心を突き詰めることができ、人との出会いにも恵まれたのは、皆様からのご支援のおかげです。感謝しております。
私は将来、人々のニーズや声を掬い上げ社会課題の解決を目指すこと、様々な地域に行き活動することで、自分の世界を広げることの2つを大事に、仕事をしていきたいと考えています。この2つの軸は、大学での研究や授業での経験が基となっています。地域が抱える課題に関心をもち研究する中で、こども食堂の取り組みをする店主の方や、財政圧迫の問題を抱える地方鉄道会社の方にインタビューする機会があり、現場の生の声を聞くことの重要性を感じました。また、同じキャンパスで学ぶ留学生との交流からは、育った環境や文化が違っても、共通の話題や興味を通してお互いの理解を深められることに喜びを感じました。今後も、日本国内にとどまらず海外にも積極的に足を運び、自分とは違う背景をもつ様々な人々との交流を通し、視野を広げて社会に貢献できるよう経験を積みたいと考えています。
最後になりましたが、改めまして、ご支援いただき、感謝しております。皆様からのご支援のおかげで、実り多い学校生活を送ることができました。そして、愛校心が芽生える4年間でした。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
福井県出身 法学部4年(2023年度)