維持会奨学生からのメッセージ ー福岡県出身

福岡県出身

この度は、慶應義塾維持会奨学金のご支援をいただけることとなり、心から感謝申し上げます。
私自身福岡から上京しているため、学費や一人暮らしにかかる費用負担は重く、さらに今年度大学受験を控える弟の教育費などを考慮すると、両親にこれ以上の経済的負担をかけるわけにはいかず、慶應義塾維持会のご支援をいただくほかありませんでした。そのため、今回のご支援により、実家への経済的負担を避け、私自身の勉学への集中する時間を確保することが可能となり大変嬉しく感じております。
学業では、2年に入りミクロ経済学に関心を持って学んでいます。1年生で数学系の授業を履修していたことから、積み上げた数学の知識を用いて企業や消費者の行動を分析するミクロ経済学に興味を持ち、学びを楽しく感じています。経済の専門科目以外にも、語学を主体的に学習しており、この夏までにTOEICなどの試験を受け、良い成績を収めたいと考えています。
サークル活動では、昨年12月から日吉代表を務め新入生歓迎行事の企画や日吉キャンパスでの集会のサポートなどを行いました。昨年度先輩方にお世話していただいた分、今度は私が新たに会員となった後輩達の世話をし、先輩方から受けた恩を下に返していく「恩送り」という考え方でこれからもサークルに積極的に関わっていこうと考えています。サークル活動を通して、幅広い仲間と交流し、学業だけでは学べない価値ある経験をしていきたいと思っています。
今後の抱負として、3年生でのゼミ活動ではミクロ経済を学べる研究会に所属し、これまで以上に経済学を探求する予定です。また、金融系の企業のインターンに参加し、社会に一歩出てこれまで学んだことの実践に機会にしたいと考えています。
慶應義塾は、高い志を持つ仲間と切磋琢磨する絶好の場であり、授業だけでなく友人との会話の中からも知的刺激を受け、自身の向上心を高めてくれる場であると思います。経済的事情を気にせず勉学やサークル活動に集中できる環境を提供してくださった慶應義塾維持会の皆様に本当に感謝しております。この恩を胸に刻み、ご支援してくださった維持会の皆様に直接恩返しできずとも、社会に出た際、自分より下の世代に恩送りしていくつもりです。

福岡県出身 経済学部2年(2024年度)


この度は、2024年度慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。ご支援をいただきました維持会の会員の皆様に深く感謝申し上げます。私の家庭は裕福ではありませんが、両親が私の夢を応援してくれたことで、現在学業やサークル活動など自分がやりたいことを実行できています。今回支援をいただいたことで、アルバイトの時間を減らすことができ、より一層学業や力を入れている活動に専念することができます。
私は、朝鮮半島政治・東アジア国際政治の研究会に所属しています。私は高校時代から東アジアの安全保障に興味を持ち、大学入学当初から地域文化論等の科目を履修する中で、特に北朝鮮について研究したいと思ったのがきっかけでした。ゼミでは、主に日韓関係や北朝鮮政治を扱った文献で書評を書き、一つの論点に対してグループディスカッションを行います。自分の考えや班の意見を整理することに苦労することもありますが、積極的に発言を行うことを心掛けています。今後は三田祭での共同論文や卒業論文の執筆に向けて、基礎知識を固め重要なトピックに対する理解を深めていきたいと考えています。
また、私は「律法会」という法律サークルの活動に力を入れています。1年次の秋から渉外責任者というイベント・合宿の幹事を務め、2年次の秋から総責任者としてサークル全体を統括しています。渉外責任者の最大ミッションである『5泊6日の夏合宿』では、30人の役員を率いて企画会議、下見等々、入念に準備を重ねた結果、大盛況となり、過去に経験のない大イベントをリーダーとして取り仕切ることができました。サークルで様々な経験を積んだことで、『計画立案力・発想力・内外調整力・リーダーシップ』を磨くことができたと自負しています。現在、鋭意準備を進めている創立60周年行事を大きな成功に導くことが、総責任者としての最大のミッションです。伝統あるサークルの発展の寄与できるよう、全力を注ぎます。そして、全力でやり遂げた結果や過程が、将来社会の先導者となるための源泉になると信じて、精一杯励んでまいります。
慶應義塾維持会の奨学生に採用していただいたことへの感謝の思いを忘れず、維持会の皆様のご期待に応えられるよう日々精進してまいります。改めまして、この度は奨学生に採用していただき、誠にありがとうございました。

福岡県出身 法学部3年(2024年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金受給者に選ばれたことを光栄に思います。心から感謝申し上げます。奨学金をいただけるおかげで、これからの学業や一人暮らしの生活における不安が和らぎました。
最近は大学での勉強やサークル活動にも慣れてまいりまして、忙しくも充実した日々を過ごしております。日々新しいことを学ぶ毎日であり、慶應義塾大学に入学できましたことを幸せに感じております。学業面におきましては、先日中間試験が実施されました。初めての試験で緊張いたしましたが、計画を立てて臨むことができました。また、今最も楽しく学ばせていただいておりますのは、自然科学実験という授業でございます。予習や実験後のレポートは大変ですが、今まで机上でしか学ぶことができなかった現象を実際に観察することができたり、自分の操作次第でうまく物質を生成することができたりするので、とても面白いです。現在は先生方のご指導に従い、実験を行い、レポートを作成していますが、これから先の勉強を経て、学年が上がった際には、自ら実験を計画し、実施できるようになりたいです。サークル活動におきましては、先日私が所属しております合唱団のコンサートが開催されました。団の一員であるという自覚が芽生えるとともに、やはり音楽で自分の解釈を伝えることは素晴らしいことであると再確認いたしました。有名な合唱の先生にご指導いただける貴重な機会も設けていただき、合唱に対する意欲が一層強くなりました。同期の皆ともコンサートを通じて仲が深まり、良い仲間ができたことを心より嬉しく思っております。
以上のように、奨学金をいただけることとなりましたことで、生活に対する不安がなくなり、充実した生活を送っております。奨学金の使い道としては、学費や教材に充てる予定でございます。私はまだまだ未熟で力不足でございますが、慶應義塾維持会の皆さまのご支援に十分に報いる学業成績を収められますよう、そしてさらなる慶應義塾大学の発展に少しでもお力添えできるよう、さらに努力いたします。改めましてこの度のご支援に心より感謝申し上げます。

福岡県出身 理工学部1年(2024年度)