北海道出身
この度は慶應義塾維持会奨学金の受給者として採用していただきありがとうございます。四月から上京し新しい生活が始まりましたが、新生活の費用や月々の学費、家賃、生活費と多くの出費で仕送りやバイト代だけでは補うことが難しい状況にありました。仕送りについてはいまだ実家では、両親と中学三年生の妹が住んでおり、これからの高校や大学の進学費も必要であるため、それほど多く貰うことができない状況でもありました。今回奨学金を頂けたからには大学生活を充実させなければならないと思い特に三つのことについて頑張りたいと思っています。
一つ目は大学の授業です。春学期のでは私が興味を持っていた経済学や心理学の授業を履修することができました。経済学では賃金の変化に対し様々な商品の人々の購買意欲はどのように変化するのかを多角的な視点から見てグラフを用いて分析すること、心理学では、固定観念にとらわれてしまうとはどういうことなのかを自らが被験者となり実感することと通して学習しています。第二外国語のスペイン語は教授がとても面白く、中学から学習していた英語よりも興味を持つことができており、クラスの友達と高いモチベーションを持って学習しています。
二つ目はサークルです。バドミントンサークルに入っており、新生活の準備やバイト、中間試験などがありまだあまり行けてはいませんが、慣れてきたら徐々に参加して先輩や後輩と分け隔てなく仲良くなりたいなと思っています。
三つめは公認会計士試験です。六月の上旬ころから予備校に通っており二〇二六年の合格に向けて頑張っていくつもりです。高校に入った当初、自分がなりたい職業というものがなく、今後どんな道に進んでいくのだろうという不安があり、ネットで様々な職業を調べていました。その時に気になったのが公認会計士でした。その後受験勉強もしつつ高校三年の時に簿記三級を取得し、現在は簿記二級に相当する入門編から学習を進めております。将来は公認会計士になって監査法人に勤め、日本を代表する大企業の監査業務に携わってみたいです。
目標を達成することができるよう日々精進してまいります。慶應義塾維持会の皆様、本当にありがとうございます。
北海道出身 商学部1年(2024年度)
この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用していただきまして、誠にありがとうございます。就職活動による影響で思うようにアルバイトで収入を得ることができず、両親に生活費を一部補助してもらっているうえ、一人暮らしの祖母の生活費の一部を負担していたり大学生の弟の進学費用を払わなければならなかったりと、家計が苦しくなると危惧される状況で慶應義塾維持会奨学金に採用していただき本当に助かりました。奨学生として、より一層勉学に励み自覚と責任ある行動を心がけたいと考えています。
私は現在学部4年生であり残りの大学生活も残すところ約半年となりました。慶應義塾で学んだ4年間の勉学の集大成として、卒業論文の執筆に一層励みたいと考えています。卒業論文は「アイヌ料理の地域的多様性」テーマに文献調査やフィールドワークを行う予定です。同じ研究会の教授並びに仲間と議論を重ねながら有意義な研究成果が得られるよう精進いたします。
慶應義塾維持会の皆様のご支援のもと、慶應義塾という環境で志高く勉学に励む友と切磋琢磨しあいながら、以上のような研究を進められることを改めて嬉しく感じます。慶應義塾維持会の皆様の、温かいお気持ちによって、自分の生活・学びが支えられているということを忘れず、今後も一層勉学に励む所存です。
慶應義塾大学卒業後も、慶應義塾という学舎で学んだことを誇りとし、「人々の可能性の最大化」という想いを胸に、日本そして世界を舞台に活躍できる人材になれるよう励みます。そしていつの日か慶應義塾に恩返しができるよう、日々精進して参ります。
末筆になりますが、改めまして慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただいたこと、慶應義塾維持会のみなさまに支えていただき学業に専念できていること、厚く御礼申し上げます。
北海道出身 総合政策学部4年(2024年度)
この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき誠にありがとうございます。ご支援を頂きました維持会の会員の皆様に深く感謝申し上げます。この感謝を忘れずに引き続き学生生活に励んでいきたいと思います。
私の学費は両親が折半して出してくれていますが、両親は離婚しており、父は体調が優れず安定して仕事を続けることができていない状況です。また、今年度から弟が私立大学に通い始めることになったため、さらに家計に負担がかかることになります。そのため、慶應義塾維持会奨学金を頂くことで、私は慶應義塾大学に通い続けることができます。
私は現在薬学部で薬学に関する様々な講義を受けていますが、今年秋から研究室に配属され、来年には薬局や病院で実習を受ける予定です。大学生活も残り半分を過ぎ、学習の内容も基礎的なものから高度で実務よりのものになってきた実感があります。これまで一生懸命勉学に励んできたかいもあり、学んできたことの1つ1つが繋がってより理解が深まり、学習がさらに楽しくなったように感じます。今後始まる研究生活や実務実習に対して不安も少しありますが、前向きな気持ちが強く、多くのことを吸収することができる時間にしたいと思っています。しかし、そのような生活が始まると忙しくなり、アルバイトをする時間が減ってしまいます。また、実務実習期間は課外活動が禁止されているので、アルバイトをすることができません。私の生活費は私が自分で負担しています。そのため私が大学に通いつつ生活を続けるにあたり、維持会の皆様による支援が大きな支えとなります。
私は1年生から4年生まで4年間慶應義塾維持会奨学金に採用して頂き、大学生活を支えていただきました。私にとって非常に大きな存在で、精神的にも支えられています。これまで慶應義塾大学で学べたこと、これからも学び続けられることを嬉しく思います。改めて慶應義塾維持会の皆様に心より感謝申し上げます。
北海道出身 薬学部4年(2024年度)