兵庫県出身
このたびは、昨年度にわたり温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。昨年度、慶應義塾維持会の会員の皆さまからのご支援のおかげで、実家で暮らす父や母に大きな負担をかけることなく、私自身も安心して学業に取り組むことができました。心より感謝申し上げます。
私は、現在、慶應義塾大学商学部商学科に在籍しており、昨年は、商業の基礎について幅広く学んできました。今年は、管理会計や企業法などより専門的で、実践的な内容について学習しております。また、私の「小学生を対象としたビジネススクールを起業する」という夢を実現するために、教育者としての視点や知識、スキルを身につけるべきだと考え、教職課程にも挑戦しています。子どもたちの発達や指導法、授業の作り方について学ぶことは、自分の目標と強く結びついており、刺激的で興味深い学びとなっています。
さらに、小さな子どもたちとの関わりを実際に持つため、子ども服店でのアルバイトも始めました。生活費のためだけでなく、夢に近づくための経験としても非常に有意義な時間であり、子どもだけでなく、その親御さんとの関わりを通してコミュニケーション力や観察力を養っています。このように、新たな挑戦に踏み出すことができるのは、維持会の皆さまのご支援あってのことと深く感じております。新たなアルバイトを始めたとはいえ、アルバイトに追われすぎることのないよう、自分自身のスケジュール管理を徹底し、学業と両立させながら、充実した大学生活を送れるように心がけてまいります。
いただいた奨学金は、主に学費に充てさせていただきたいと考えております。経済的なご支援のおかげで、自分の夢に一歩一歩前進することができる環境が整っていることに、改めて深く感謝申し上げます。今後も、この素晴らしい機会を最大限に活用し、奨学生としての自覚を持って一層努力を重ねていきたいと思います。
最後になりましたが、慶應義塾維持会の皆さまのますますのご発展とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
兵庫県出身 商学部2年(2025年度)
この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。私は兵庫県出身で、現在、湘南藤沢キャンパス(SFC)の環境情報学部に在籍しております。上京しての一人暮らしは、生活費や学費など多くの面で経済的負担が大きく、日々節約とアルバイトをしながらの学生生活を送っています。そのような中、慶應義塾維持会の皆様から温かいご支援をいただけることに、心より感謝申し上げます。
SFCでは、環境政策や法、公共哲学といった社会課題に直結するテーマを学びながら、多様な価値観に触れ、自ら考え行動する力を養っています。なかでも私は、語学学習に力を入れており、英語やフランス語、中国語などを通じて国際的な視野を広げています。SFCは国際色豊かな環境であり、語学力を活かして留学生との交流や、多言語でのディスカッションにも積極的に参加しています。こうした経験は、異なる文化や価値観を理解し、多様性を受け入れる姿勢を育んでくれています。
また、私は障がい者スポーツにも深い関心を持っています。長期休暇中は地元・神戸に戻り、父の仕事を手伝いながら、障がい者スポーツの支援活動に参加しています。スポーツを通じた共生社会の実現に向け、学生の間に全国規模の障がい者スポーツ大会の運営などにも関わっていきたいと考えております。大会運営を通じて、参加者にとって安心・快適な場づくりを行うだけでなく、社会全体に向けて障がい者スポーツの魅力を発信することで、理解と共感の輪を広げたいと思っています。
卒業後は、映画配給会社やストリーミング配信会社で働き、映像を通して多様な声や価値観を社会に届ける仕事に携わりたいと考えています。映像は言語や文化を越えて人の心に届く力を持っており、語学や異文化理解の力を活かして、世界とつながる仕事に就きたいと強く願っています。今回いただいた奨学金は、主に学費として活用させていただき、語学学習や課外活動、ボランティア活動により一層力を入れられる環境を整えるために大切に使わせていただきます。
慶應義塾維持会の皆様のご支援により、私のような学生が安心して学業に取り組むことができております。このご恩を胸に、奨学生としての自覚を持ち、学業と課外活動に真摯に取り組み、将来は社会に還元できるよう一層努力してまいります。改めまして、皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げますとともに、慶應義塾維持会の更なるご発展と皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
兵庫県出身 環境情報学部2年(2025年度)
この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。
私は高校在学時から慶應義塾大学薬学部の齋藤義正教授の下で抗がん剤の研究を行いたいと考えており、貴学への進学を志しました。両親は私の夢を応援して慶應義塾大学に進学させてくれたのですが、私の実家は兵庫県にあるため学費の他に生活費が必要になること、そして私には大学生の兄と中学生の妹がおり今後も三人兄妹の学費が必要になることを踏まえると、金銭的に余裕があるとはあまりいえない状況でした。少しでも両親の金銭的な負担を減らすために慶應義塾維持会奨学金に応募させていただいたため、慶應義塾維持会の皆様からの力強いご支援により両親への負担を少しでも減らすことができ、維持会の皆様には感謝の気持ちで一杯です。
私は将来、がん専門薬剤師になり、基礎研究で得た知見を臨床に活かすとともに、臨床で得た知見を再び研究にフィードバックし、臨床と研究をつなぐ橋渡しができるような薬剤師になりたいと考えています。私は祖父をがんで亡くしたことをきっかけに抗がん剤治療に関心を抱き、またその中でも慶應義塾大学薬学部の齋藤義正教授による胆道・膵臓がんオルガノイドを用いた抗がん剤の研究に興味を持ちました。今後は齋藤教授の研究室に入りオルガノイドの培養に関する技術やオルガノイドを用いた抗がん剤の研究について学び、将来はがん専門薬剤師の資格を取得するとともに、臨床で得た治験を研究にフィードバックしてオルガノイドを用いた抗がん剤開発に携わりたいと考えています。
今現在は将来薬剤師として研究と臨床の双方に携わるために必要な基礎知識を学ぶこと、そして薬学以外の幅広い学問分野の考え方を学び視野を広げることを目標に、日々生活を送っています。勉強とサークル活動、アルバイトの両立は大変ですが、たくさんの方々の応援によりこの恵まれた環境で生活ができることに感謝し、将来薬剤師として臨床と研究をつなぐ橋渡しができるような薬剤師になるために、講義や実習で多くのことを吸収したり、アルバイトやサークル活動を通して人との関わり方を学んだりして、学業面でも人としても成長できるよう日々精進していきたいと思います。
最後にはなりますが、今回奨学生として採用していただきましたことに厚く感謝申し上げるとともに、慶應義塾大学の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
兵庫県出身 薬学部1年(2025年度)