大阪府出身
この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用していただき誠にありがとうございます。慶應義塾維持会の皆様のご支援のおかげで、大学においてさらに学びを深め、自身の志に向かって一層努力できることに心より感謝申し上げます。
私は現在「地方女子の進路の選択肢を広げる」ことをビジョンに掲げ、非営利団体MORE FREEを立ち上げ、代表として活動しています。東京都内の空き家を活用し、地方出身の女子学生向けのシェアハウスを設立・運営することで、経済的・地理的理由から進路選択に悩む女子高校生の支援を行っています。シェアハウスは2軒にまで拡大し、多くの方々からのご支援を受けながら運営を続けております。
私は大阪出身で、受験の際には親戚宅に下宿することを条件に臨みました。この経験から住環境の有無が進路の選択肢に大きく影響することを実感し、今の活動に至っています。しかし、非営利活動を行いながらの生活は決して楽ではなく、学費や生活費の工面に苦労することも多くありました。そのような中で、慶應義塾維持会様からの奨学金を頂けることになり、学業と活動の両立に大きな支えをいただきましたことを大変嬉しく思っております。
今後は、MORE FREEをさらに発展させるとともに、将来的には「日本で楽しく働く女性を増やす」ことを目標に、家事や仕事の両立を前向きに支える事業の立ち上げを目指しています。そのために、大学では統計社会学を中心に学びながら、社会課題の構造的理解を深め実践に結びつけていきたいと考えております。
頂いたご支援に恥じぬよう、学業にも活動にも真っ直ぐに向き合い、社会に大きなインパクトを与えられる人間になれるよう努力してまいります。最後に、慶應義塾維持会の皆様に心より感謝申し上げますとともに、今後とも温かく見守っていただけましたら幸いです。
大阪府出身 文学部4年(2025年度)
この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用していただき誠にありがとうございます。慶應義塾維持会様のご支援のおかげで、慶應義塾大学でいっそう学びを深めることができることに深く感謝申し上げます。ご支援いただいた感謝を忘れずに、これからも勉学に励んでいこうと思います。
私は現在、経済学部の3年生として、経済政策および金融工学の分野を中心に学んでおり、ゼミでは数学や金融工学の主に理論的の部分を専門的に扱い、研究に取り組んでいます。そして、将来は、国家公務員として日本の経済政策の立案・実行に携わり、社会全体の持続的な発展に貢献したいと考えています。そのため、現在は経済学の基礎理論に加え、統計や数理モデル、プログラミングなどの実践的な手法も積極的に習得していこうと考えており、複雑化していく経済課題に対応するために、定量的な分析力とともに、現場での柔軟な判断力を身に付けたいと思っています。
私の実家は母子家庭であり、大学進学にあたっては学費や生活費の多くを自分で賄っていて、金銭的に非常に厳しい生活を送っていました。しかし、昨年に引き続き今回このようなご支援をいただけたことで、生活面に大きなゆとりが生まれ、学業や研究に集中できるようになりました。奨学金というかたちで学びを支えてくださっていることの重みを胸に、日々の努力を怠らず精進していきたいと思います。
また、3年生となり、大学生活もいよいよ後半に差し掛かりました。これまでに培ってきた知識や経験を活かし、ゼミや研究活動、課外活動などにより一層積極的に取り組んでいく所存です。自らの成長を通じて、慶應義塾の名に恥じぬ学生であること、そして将来的にはその学びを社会へ還元できる人間となることを目指していきます。
最後になりますが、慶應義塾維持会の皆様のご厚意に改めて深く御礼申し上げます。慶應義塾大学の一員として、自分の学びとこれからの活動が、その伝統と理念委より一層の深みをもたらせることを強く志望します。このご支援に恥じぬよう、誠実に、そして有意義な学生生活を送ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
大阪府出身 経済学部3年(2025年度)
この度は昨年度に引き続き慶應義塾維持会奨学金のご支援を頂き、誠にありがとうございます。私は、母子家庭で育ち、親元を離れ一人暮らしをしております。一昨年母の持病が悪化し、今までのように働けなくなり、学費や生活費の工面に頭を悩ましておりましたが、ご支援のおかげで金銭的な不安が解消され、学業及び課外活動により一層集中し、充実した大学生活を送ることができ大変ありがたく思っております。
第二学年に進級し、学習する内容も専門性が高まり、学びが深まることに充実感を感じながら日々大学に通っております。昨年度学習し特に興味深かった統計学基礎の応用にあたる統計学の講義に加え、Rという統計分析に欠かせないプログラミング言語を取り扱うゼミ形式の講義などを受講し、これからの社会、また私の将来の目標の実現に欠かせない統計学への理解を特に深めております。課外活動では、大阪・関西万博へのオリジナルのワークショップの出展にも取り組んでいます。より多くの人に学びと楽しさを感じてもらえるようなワークショップにすることを目指して、仲間たちと協力し、創意工夫を凝らして活動を進めています。
私は、今後の社会には精神的な豊かさが必要であると考え、将来的にはエンターテインメントに関わる職に就きたいと考えています。具体的には、日常を忘れて没入できるエンターテインメントを提供したいと考えています。そのためには、世界に溢れる情報から世の中のニーズを掴み、それを満たしかつ独自性のあるものを生み出し、ターゲットに適切に届くようなプロモーションを行う必要があると考えており、高いマーケティングのスキル及び適切なマーケティングリサーチに欠かせない統計学の知識が必須です。そこで、三、四年次には、マーケティングまたは統計学を扱うゼミに所属し、将来の目標の実現に向けた高いスキルを獲得したいと考えています。
末筆ではございますが、この度、奨学生として採用して頂きましたことに改めて深く感謝の意を表しますとともに、慶應義塾維持会の皆様の益々のご健勝をお祈り申し上げます。
大阪府出身 商学部2年(2025年度)