富山県出身
この度は昨年に引き続き慶應義塾維持会奨学金の奨学生に採用していただき誠にありがとうございます。多くの慶應義塾大生の中から私を選んでいただいたことに本当に感謝しております。頂いた奨学金は学費と生活費に充てさせていただきたいと考えております。私は親元を離れて1人暮らしています。貸与型奨学金を借りておりますが丸々家賃の支払いに充てています。またアルバイトをしていますが学業やサークルのため時間が制限されてしまいあまり稼ぐことが出来ず、自分の住んでいる場所の関係上交通費が高いことなどもあり他の生活費を合わせてアルバイトの稼ぎだけだと厳しい状況でしたが、貴会から奨学金を頂くことで金銭面に不安を抱えることなく学業に専念することが出来るようになります。貴会の方々には感謝をしてもしきれません。
3年次も2年次に引き続き学業とサークルと英語学習に励もうと考えております。学業面については3年生から学科の専門科目の学習が始まり、内容も1,2年次とは比較にならないほど難しくなっています。現時点では量子コンピュータに興味があるのですがはっきりとこれからも研究していきたいという分野は決まっていないので日々勉学に励む中で自分が研究したい分野を見つけていきたいと考えております。
サークル活動の面では去年と同様ソフトテニスに打ち込みたいと考えておりますが、去年とは違い自分たちの学年がサークルの幹部を担う学年となったため、ただソフトテニスに打ち込むのではなく先輩としてどのようにふるまうべきかをどのようにサークルを運営していくか考えながら日々の活動に取り組みたいと考えております。英語学習面においては今年の10月から控える留学に向けて、特にスピーキング能力とリスニング能力を向上させたいと考えています。なぜなら生まれ育った背景の全く異なる海外の人とコミュニケーションを取ることが出来ればその経験はきっと自らの価値観を広げる大きな手助けになると考えるからです。この目標を実現するために現在行っているオンライン英会話を継続するとともに毎日英語音声のニュースや映画などに触れていきたいと思います。
最後になりますが、改めまして慶應義塾維持会奨学金の奨学生に採用していただき多大なるご支援をいただいたことに感謝を申し上げるとともに貴会の皆様のご健康とますますのご発展とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
富山県出身 理工学部3年(2024年度)
この度は、奨学金のご支援を賜り、誠にありがとうございます。
私は、日本の文化的・芸術的活動の中心地である東京で、その振興に関わりたいと思い、地元の富山県から文学部に進学しました。しかしながら、一人暮らしのための費用や家庭の経済状況から、学費の支払いが難しい状態にありました。そのような折に、地方出身者を優先して採用してくださる維持会奨学金は、大変ありがたい存在でした。このとき、他の奨学金ではなく、維持会奨学金にお世話になりたいという気持ちが芽生えました。そして、この度奨学金に採用いただき、ご支援を賜ったことで、アルバイトに時間を過度に割かれることなく、現在では学業に専念することが出来ています。また、キャンパスメンバーズ等学生という身分を生かして、様々な美術展に足を運んだり、新たに演劇に関心を持ち、ミュージカルやストレートプレイ、オペラ等東京近郊の様々な舞台芸術を観に行ったりしています。地方出身者として、東京近郊の文化的資源の豊富さには、絶えず感銘を受けています。勉学に励みながら、一方では自分の興味関心を広げ、深めていくことが出来ている現在に、大変充実感を得ております。このような文化的活動が叶うのも、ひとえに慶應義塾維持会の皆様のおかげです。
ご支援を賜ったことに恥じぬよう、卒業まで勉学に励むと共に、何事にも挑戦していく姿勢を貫いていきたいと考えております。社会に出た後は、日本国内での文化的活動の振興に携わることの出来る人間として、自立した生活を送れるよう、誠心誠意努力して参ります。また、この度の恩を忘れず、今度は自分が未来の学生を支援する立場となり、活動を行えればと考えております。
最後になりましたが、ご支援いただいた全ての皆様に、心より感謝申し上げます。
富山県出身 文学部4年(2023年度)
この度は慶應義塾維持会奨学金のご支援をいただけることとなり、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。
私は今、大学生活において学問、ゼミ活動、長期インターンに主に力を入れて取り組んでいます。
学問では、3年生になって三田キャンパスに移り、より専門的な経済学を学び、どの講義も非常に楽しく受講しています。日吉キャンパスで学んだ基礎の上に、応用方法やさらに深い知識を加え、より現実に沿った内容を学べています。特に実際のビジネスや、ビジネスを通じた社会活動について学ぶことができる寄附講座は毎回本当に学びが多く、1番の楽しみになっています。
ゼミ活動では希望のゼミに入ることができ、教授から指導を受け、周りのみんなと協力して充実した研究ができています。グループで何度もミーティングをしたり、夜中まで作業したりと大変なこともありますが、これも今しかできないことだと、喜びを感じながら活動しています。
長期インターンでは、IT技術を用いたものづくりを行なっている会社でマーケティングの立ち上げから行っています。わからないことも多く毎日勉強することばかりですが、非常に自分自身が成長できていると感じますし、何よりやりがいを感じ、楽しく働けています。大学生だからと妥協せず、成果を出せるよう一生懸命取り組んでいきたいと思います。
こうした今しかできない活動を積極的に行い、大きく成長して社会に貢献できる人間になりたいです。私は今回、貴会からご支援いただけるとわかって、自分も将来人の役になるような、ビジネスとは少し離れた活動をしたいと強く思いました。この度いただいた温かい善意の気持ちを、私が繋いでいきたいと思ったのです。より多くの人の役に立てるよう、今はどんどん自分を大きく成長させたいと思います。
温かいご支援をいただき本当にありがとうございました。将来社会に恩返しできるような人間に必ずなります。
富山県出身 経済学部3年(2023年度)