青森県出身

青森県出身

維持会奨学金採用状況(2007~2018年度)
総計
13名

この度、慶應義塾維持会奨学金奨学生に採用していただき、ありがとうございます。頂いた奨学金は授業料の支払いに充て、生じたゆとりは自分自身の学びに活用させていただきます。
ところで最近、近所の小さな個別指導塾で講師のアルバイトを始めたのですが、何より自分の脳ミソの凝り固まり具合に驚きました。こんなにも理解したつもりでいて、こんなにも言葉が溢れているのに、ここぞという時に何も伝えられないのか。その気づきがまた、自分の知的枠組みの内部における破壊と再構築を促しました。「“整数”は1と±だけで作れる数。ということは、“自然数”は1と+だけで作れる数か」というように。単に知識を得るだけでなく、既存の知識をしなやかに作り変えるという方向にも遥かな知のフロンティアがひらけている、知の拡大に複数のベクトルが存在するという気づきは貴重でした。勉強に終着点は存在しないと、また新たな角度から実感した瞬間でした。
また現在、『震災とフィクションの“距離”』(早稲田文学会、2012)を読んでいます。これは古本屋で偶然出会ったものですが、自分自身震災を実際に経験したため、尚更強いつながりを感じ手にとりました。篠山紀信の写真、重松清の短編小説、斎藤環らによる対談等々…ここでも越境する知性の蠢きを実感させられます(先日、NHK・Eテレ『達人達』での音楽家・坂本龍一と生物学者・福岡伸一の対談にも、同様の感慨を覚えました)。付属の英訳・中国語訳・韓国語訳も知的好奇心を煽ります。韓国語なんて全く読めないから、パズルを解くような、暗号を解読するようなワクワク感。少しずつピースがはまっていく、回路が繋がっていくような感覚、そしてその回路に電流が通った時の爽快感。やはり、偶然の出会い・未知との出会いは知的スケールを広げてくれるものだと再認識します。そして偶然も未知も、尽きることなどない、底なし天井知らずの化け物です。その限りにおいて、学びには終わりなどはありません。
知ることの営みは、ちょうど果てしのない大海に漕ぎ出すようなものだと何かで読んだのか、見たのか、聞いたのか。とにかく、「勉強」とは際限のない恐怖と、不安と、至上の喜びだということなのでしょう。そんな航海への出帆にあたり、慶應義塾維持会様からいただく奨学金は、力強く背中を押してくれる推進力、そして確かな道標を示してくれる羅針盤であることに相違ありません。

青森県出身 経済学部1年(2017年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。私の家庭は、母は介護に専念しているため働くことができず、父の収入のみで生活しています。私は、他の学部より学費が高く、6年という長い年月がかかる薬学部に入学しました。また、大学生の兄もいて、私と兄の学費、さらに二人分の一人暮らしの費用も父一人の収入で賄っていかなければなりません。そのため、今までより一層お金がかかり、とても厳しい状況です。私自身も家族に経済的負担を負わせていることを心苦しく思っていました。そんなとき採用が決まり、父の負担を減らすことができるため、家族共々とても嬉しく思っています。心より感謝申し上げます。今回いただくこととなった奨学金は、学費として使わせていただきます。
私は幼いころから薬剤師になるのが夢で、家族はずっとその夢を応援してくれています。今、慶應義塾大学で学べていることを、とても誇りに思います。しかし、私の夢を叶えるにはここからが重要です。すばらしい環境で学べていることに日々感謝し、勉学に励もうと思います。入学してまだ間もないですが、授業の一環として薬剤師の業務を体験したり、病院・薬局に実際に見学に行ったりと今まで知らなかった薬剤師としての業務や、大変さ、やりがいについて学ぶことができるため、薬剤師という職業についてさらに関心をもつようになり、今までより身近に感じています。そして、様々な講演で医療関係の話を聞く機会をいただき、調べるだけでは得られない細かい実態などを知り、自分がどんな薬剤師になりたいのか真剣に考えることができるようになりました。また、周りには優秀な仲間に囲まれて様々な出会いがあるため、刺激を受ける生活を送り、自分に足りない部分を実感させられています。勉強もさらに難しくはなっていますが、仲間と協力し合い、乗り越えることができるのをとても嬉しく思います。これからも、奨学生としての自覚をもち、勉学に励み、成長していこうと思います。この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、本当にありがとうございました。

青森県出身 薬学部1年(2017年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございました。2015年度に続き再び採用していただき、心より感謝しております。いただいた奨学金は学納金として使わせていただこうと思っております。今年度から妹が私立大学に入学し、一人暮らしを始めたことで、両親の収入だけでは学費や生活費を支払うことが厳しい状況にありました。今回奨学金をいただくことができ、少しでも両親の金銭的負担を減らすことができると非常に嬉しく思います。また、奨学金をいただいたことにより、アルバイトに費やす時間を勉強時間へと充てることができ、勉学に専念することができそうです。
私は今年度から3年生となり、大学での授業、実習はより難しく、専門的な内容になってきました。薬学部では私たちの学年から新カリキュラムとなり、以前よりも短い時間で学ぶ内容が多くなりました。大変なことも多いですが、薬剤師になりたいという強い志のもと、自分で決めた道なので精いっぱい努力していくつもりです。秋学期からは実務実習の事前学習も始まるので、より一層学業に専念するとともに、臨床現場における薬剤師としての心構えや知識・技能を習得していきたいと思っています。今までも大学内で薬学専門の実習をしてきましたが、病院や薬局での実務実習となるとこれまで以上に身の引き締まる思いです。将来医療現場で働く身として実習や事前学習から学べることは自身の糧とし、今後に活かしていきたいと思います。多くの患者さんの健康増進に貢献できる薬剤師となることを目標にこれからも精進してまいります。そして将来的には自分と同じような立場の学生たちの援助ができように努めたいと考えています。
最後になりますが、自分を支援してくださっている皆様への感謝の気持ちを忘れず、日々精進していきます。改めてこの度は貴会の奨学生として採用していただきましたことを心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

青森県出身 薬学部3年(2017年度)


奨学生のメッセージ 奨学生の出身地別に掲載しています。