福島県出身

福島県出身

維持会奨学金採用状況(2007~2019年度)
総計
20名

昨年度に引き続き、慶應義塾維持会奨学金の奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。
私は、これまでの大学生活におきまして文武両道を目標に掲げ、学業のみならず部活動にも尽力して参りました。しかし、数年前に母が病気で仕事を辞めたことによる経済的な不安や、当時中学生の弟に金銭面で精神的な負担をかけたくないという想いから、学業と部活動の他にアルバイトを行う多忙な日々を送っていました。そのような状況で、昨年度維持会奨学金の奨学生に選出して頂き、精神的な不安が軽くなり、アルバイトの頻度も大幅に減らすことができたため、学業と部活動に割ける時間が増えたことで充実した学生生活を送ることができました。そのため、今年度もこうして維持会奨学金の奨学生に選出していただけたことが大変喜ばしく、残りの学生生活も文武両道に努めて参ります。
今年度から大学4年生となり、就職活動が本格化しました。これまで以上に多忙な日々を経験しましたが、学生生活での実績が評価され第一志望の企業に内々定を頂くことができました。残りの大学生活も10ヶ月を切り、文武両道を継続していくだけではなく、短期留学や新たな学問に触れることで後輩たちの模範となるような学生を目指し、維持会奨学金の奨学生として相応しい学生生活を送りたいです。経済的な不安が軽減され、今後の部活動や学業に今まで以上に専念できると思うと、残りの大学生活が楽しみで仕方がありません。また、大学卒業後に生涯続く、慶應義塾で共に学び、高め合った仲間だからこそ築くことのできる人間関係を大切にしていきます。就職活動を通じて、慶應義塾の繋がりがいかに誇り高く、心強いものであるか実感致しました。これまでの大学生活を通じて、部活動、学業の両面で、日本の最前線で活躍する先輩や教授に出会うことができる慶應義塾というこの上ない環境に身を置き、自分を高められた、そして今後も高め続けられる幸せを噛みしめております。最後に、慶應義塾の運営を支えられております維持会の存在に感謝の意を表しまして、お礼の言葉とさせていただきます。社会全体に、そして慶應義塾に貢献していくことで、私を選んでくださいました皆さまに恩返しをしたいです。この度は、本当にありがとうございました。

福島県出身 商学部4年(2019年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学生に採用いただき、誠にありがとうございました。浪人生活、地方出身、十数回にわたる入院や手術といった状況が重なり家計が苦しい中、採用していただいたことに強い喜びを感じています。慶應義塾入学直後にも入院し、時間・体調・学業の面で厳しく挫折感を味わっていた私にとって、奨学生に選ばれたことは生活の希望となりました。
私には慶應義塾大学、そしてその後の人生を通して抱き続けたい強い思いがあります。それは、まだ誰もしていないことを探し出し、世の中に新しい価値を生み出したい、ということです。私は何より新しいものが好きで、自分の手でそれらを生み出したいという思いがあります。そこで、これからの修学において重要だと考えていることは、最先端の現場では一体何が行われ、一方で何が行われていないのかを見極める力をつける、ということです。過去の病棟生活で感じたのは、ある日突然私たちの体は動かなくなること、そして、時間とは命であり、その命には間違いなく終わりがあるということです。限られた命の中、自分のできることは限られています。だからこそ、研究し何かを生み出した後に、それが社会にとって重要な価値を持つのかどうかを確かめるのではなく、まず、最前線で行われている研究を調査し、社会が一体何を求めているのか、新しいことは何なのかを知る必要があると考えています。しかし、現時点での私の実力では、最前線の研究を理解し、本質を見極め、新しい価値を生み出すのは厳しいと感じています。そのため、この慶應義塾大学での学問を通し、判断力を養い、感受性を高めることで世界に対する解像度を上げたいと考えています。
改めて、今回奨学生として採用していただき、本当にありがとうございました。一日でも早く言葉だけでなく、行動で示したい、示さなくてはいけないと感じています。その自覚と責任をもって、これからの日々の生活、そして、慶應義塾での修学に励みたいと思います。

福島県出身 理工学部2年(2019年度)


この度は慶應義塾維持会奨学生に採用いただき、ありがとうございました。頂いた奨学金は学費に充て、これから一層勉学に励みます。
私は将来、電力会社に勤め原子力発電の管理をする仕事をしたいと考えています。私は福島県出身で2011年の地震による原発事故を経験しました。父の勤務先が避難区域となって戻れなくなり、事故後の高い放射線量により外出できない日が続きました。避難区域から避難してきた人もいました。原発の安全管理はもちろん、事故により損害を受けた人への保証について原子力発電の管理の甘さを痛感しました。2年生になり理工学部の学科分けで管理工学科を選択しました。理工学系といえば機械や科学の発展に目がいきがちですが、そのシステムを人間がどう使えばより良い社会になるかを考えるのが管理工学です。近年、AIや科学技術は著しく発展していますが、それを管理する人間の仕事は必要不可欠です。これからの時代は管理工学だと思い迷わずに選びました。
1年の時は基礎を身に付けることが大切だと思い、数学、物理、化学を一生懸命勉強し、また論文を書く力が必要だと考えアカデミックスキルズを履修しました。第二外国語は原子力発電の盛んな国のフランス語を選択しました。数学、物理、化学は高校の時に比べ、より高度なもので、様々な数式が何を表しているか体に染み込むまで勉強しました。アカデミックスキルズでは1年間かけて論文を書きました。論文部門で全体の3位に当たる銀賞を受賞することができました。授業では論文の形式を学び、どの程度文書をこだわらないといけないのか、また恐れずに進める勇気がつきました。この力をこれからの研究活動での論文執筆に活かしたいです。
また1年生の時から慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団に所属しています。音楽とは指揮者と歌い手、演奏者と観客との対話です。言語を超えた対話はチームを作って研究するときに必要不可欠であり、団体でリードしていくような人間になりたいと思っています。
最後になりますが、慶應義塾維持会奨学生に採用いただき誠にありがとうございました。奨学生としての自覚を持ち、日々の生活を送りたいと思います。

福島県出身 理工学部2年(2018年度)


奨学生のメッセージ 奨学生の出身地別に掲載しています。