鹿児島県出身

鹿児島県出身

維持会奨学金採用状況(2007~2018年度)
総計
24名

この度は慶應義塾維持会奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。維持会の皆様には心より深く御礼申し上げます。賜りました奨学金は、全額学費に充てさせていただきます。
私の実家がある熊本県は一昨年の熊本地震により甚大な被害を被りましたが、2年以上経った現在でも復興は全然進んでおりません。私の実家はつい数か月前に解体が終了したばかりであり、新しい家屋の建設はいまだ見当がついていない状況です。ただでさえ高額な医学部の学費を払うことに加え、熊本地震の被害により家計が急変した我が家にとって、今回の採用は復興を進める足掛かりとすることができました。今年は大阪で起きた巨大地震を含め日本全国様々な場所で大きな地震が発生し、甚大な被害が生じています。私たち家族もいつまでも被害に打ちひしがれることなく、復興に向けて尽力して参りたいと存じます。
私の学生生活ですが、現在は大学の講義で内科や外科、小児科といった臨床系の科目を一通り全て学んでいる最中です。今年度末には全国の医学部生が必修で受ける共用試験があり、これに合格しないと進級できないため、今のうちからより一層勉学に励んでおります。また授業の一環ではありますが、大学の研究室に所属し研究を行っております。慶應医学部は世界でもトップレベルの研究を行っている分野がたくさんあり、実際に私が行っているがんの研究は世界的にもまだはっきりと分かっていない遺伝子に関するものです。このような研究を通して、慶應医学部の教育が目標としているPhysician Scientist(研究能力を備えた医師)になるため日々精進しております。加えて来年度からは実際に病院に出て患者様と接する実習となるため、座学以外にも医師としての患者に対する接し方も今のうちから練習しておかなければなりません。そのため現在行っているアルバイトは低学年の頃よりも時間を費やすことができず、その意味でも今回の採用は私の学生生活にとって非常にありがたいものとなりました。
奨学生として採用していただいたことに重ねて感謝を申し上げます。

鹿児島県出身 医学部4年(2018年度)


この度は慶應義塾維持会奨学生に採用していただき、ありがとうございます。
鹿児島県という九州地方からの進学となり、住まいにかかる負担が小さくないなかで、給付型の奨学金はとても大きな存在です。支給していただく奨学金は学費に充てたいと考えています。
私は高校時代から慶應の法学部に進学したいという気持ちを強く持っておりました。それが実現したことで自らの大きな自信となりましたが、大学生活が4年目に入り、念願であった政治学や語学の勉強を存分にすることができる環境にあって、この境遇を当然と思わず、努力を続けたいと思います。慶應法学部は多彩な研究をしてこられた多くの教員を擁しており、授業の内容も現代の政治に絡めた実践的なものであり、政治を学びたい者にとって非常に恵まれた環境であることを実感しています。地域研究が盛んな当学部において、もっとも興味のある現代ドイツの政治経済について理解を深めるべく、少人数授業を積極的に活用していきたいです。
慶應義塾大学は創設以来、有能かつ多彩な能力を持った人材を数多く輩出してきました。私も先達と同じようにこの大学で学び、政治学、ドイツについての地域研究、英語などの語学をしっかり身につけ、社会に出ていきたいと思います。そして社会に出た後も大学で学んだことを生かして、仕事に邁進し、それによって母校に貢献していきたいと思います。
近年、慶應だけでなく東京の大学全体の傾向として地方出身者が減っていると耳にします。このような現実に対して私ができるのは、過度の負担を負わなくとも勉学に励む姿勢を強く持てば、トップレベルの学問を学ぶことができるということを地方の学生に示すことだと思います。このことを意識しながら、慶應を志望していた高校時代や入学時の初心を忘れず、意義のある学生生活を送っていきたいです。

鹿児島県出身 法学部4年(2018年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、心より御礼申し上げます。維持会の皆様から賜りました奨学金は、全額学費に充てさせていただきます。
私は大学進学のために上京し、現在は都内で一人暮らしをしておりますが、私の実家は昨年の4月に発生した熊本地震により、甚大な被害を被ってしまいました。具体的な被害としては塀の倒壊、水道管の破裂、家中のひび割れ、家屋の一部が傾くなどであります。一応なんとか住むことは出来ましたので両親は現在も住み続けていますが、家屋の修繕に関しては、業者の待ち時間が年単位でかかる、そして費用が莫大であるという理由でまだ行えておりません。今後復興にどれだけの費用がかかるかは全く見当もついていない状況であります。
私の父は既に定年退職しており、今後我が家に大きな収入が入ってくることはありません。医学部の学費は年間400万円弱かかるので、かなり厳しい家計状況であったのですが、震災によりさらに拍車がかかってしまいました。仕送りしてもらえる状況ではないため、生活費は授業カリキュラムの合間をぬってアルバイトで稼いでおります。学費の分まで自分で稼ぐことができれば一番良いのですが、平日朝から夕方までみっちり詰まっている医学部の授業をしっかりこなしていくとなると、かなり時間的に厳しいものがあります。現在医学部3年生では基礎医学の授業が行われておりますが、後半からは臨床医学の授業が始まりさらに忙しくなるので、アルバイトができる時間も限られてきます。このような状況の中での採用でしたので、私が卒業するまでの学費を支払うこと、そしていち早く復興を行うことに対する現実的な希望を与えていただけることとなりました。私は医学生であり、将来は経済支援を行うことができるであろう臨床医として働くつもりであります。慶應義塾維持会には2度も維持会奨学金を通じて援助していただきましたので、私が十分にキャリアを重ねた後は、喜んで慶應義塾の発展のために経済支援をさせていただきたいと存じます。重ね重ねになりますが、この度の御計らい、誠に感謝を申し上げます。

鹿児島県出身 医学部3年(2017年度)


奨学生のメッセージ 奨学生の出身地別に掲載しています。