鹿児島県出身

鹿児島県出身

維持会奨学金採用状況(2007~2019年度)
総計
28名

この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、心より御礼申し上げます。今回採用していただいたことにより、今までにも増して身が引き締まる思いでございます。
私は現在医学部5年生であり、慶應大学病院での実習を行っております。私が医学部を志望した根幹には患者様を救いたいという情熱があったのですが、これまでの4年間は医学の知識をひたすら座学により習得していくというものだったため、非常にもどかしい気持ちでいっぱいだったのを今でも覚えています。ただその座学もようやく終了し、また昨年度末に行われた全国医学部共用試験に合格することで、ようやく患者様と触れ合う機会を頂くことができました。今年度からはこれまで培ってきた知識を実際の患者様のために使うことができるということで、残り2年間の学生生活を非常に楽しみにしております。実際に病院実習が始まって2ヶ月程経過いたしましたが、やはり現場で学ぶ内容は座学のそれとは比べ物にならない程密度の高いものになっていると感じます。例えば内科であれば、入院中の患者様を1人受け持ち、毎日診察を行っているのですが、診断された病名に対して教科書通りの症状が全て出ていることは極めてまれです。そのため筆記試験の答えとしては正解であったとしても、臨床の現場では不正解になるという事態が起こります。加えて実際の患者様は2つ以上の疾患を併発していることがほとんどのため、これまで学んできたそれぞれの診療科単独の知識だけでは太刀打ちできません。病院実習が始まるまでこれらのことに気づけなかった自分が恥ずかしいのですが、ここを乗り越えるためには勉強する以外方法がないため、実習で忙しい中上手く時間を作ってより一層勉学に励んでおります。ただこれまでと違い勉強した内容は直接患者様に還元することができるため、非常に意欲的に取り組むことができています。この状態を維持したまま残りの学生生活を送ることができればと思っております。
末筆ではございますが、奨学生として採用していただいたことに重ねて感謝を申し上げるとともに、慶應義塾の発展及び維持会の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

鹿児島県出身 医学部5年(2019年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、本当にありがとうございます。
未来の社会と義塾に貢献すべく、義塾の一員として認められたのだと思いますと、とてもうれしく、身の引き締まる思いです。
私の父はすでに定年を迎えており、再任用職員として働いていますが、収入はあまり多くありません。母も間もなく定年退職いたします。薬学部は学費も高額で、また都会で一人暮らしをするとなりますと、その費用も多くかかります。最初は私立大学には行かせられないと言われており、私もそのつもりでおりましたが、両親は私の将来を考え、無理をしても慶應義塾大学に行かせることを決めてくれました。学費のことを考えますと、アルバイトなどをして、少しでも両親の負担を減らさなければと思い、常に焦っておりました。海外などでのプログラムのお話などをきいても、興味はあるのですが、両親にこれ以上負担はかけられないとためらうことも多くありました。今回奨学金をいただけるということになり、今までよりさらに、学業や課外活動に専念できるようになりました。興味のあるプログラムに参加したいと両親に話すこともできました。両親ともども感謝しております。
学生生活においては、アカデミック・スキルズという、論文の書き方を学ぶ授業を特にがんばっています。今まで論文を書いたことのない私は、論文を書くということの予想以上の難しさに驚いております。投げ出してしまいたくなることもときにありますが、やりがいのあることだと思いますし、得られることも大きいと思い、精一杯努力しています。
また薬学部ならではの授業では、薬学の分野の最新の話題について学ぶことも多く、実際に研究に携わっておられる先生方から専門的なお話を聞き、また自分で詳しく調べるごとに、薬学の学問の奥深さや重要さを理解でき、この未来ある学問を学ぶことができてよかったと改めて思います。しかし同時に、やはり命にかかわることなのだということを実感することも多く、責任をもって学び、社会に貢献できる科学者になりたいと思います。今はテーラーメイド薬物療法という、副作用を最小に抑える療法にとても興味があります。
今後も充実した学生生活を送れるよう、いろいろなことに積極的に参加していきたいと思っております。
この度は本当にありがとうございました。

鹿児島県出身 薬学部1年(2019年度)


この度は慶應義塾維持会奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。維持会の皆様には心より深く御礼申し上げます。賜りました奨学金は、全額学費に充てさせていただきます。
私の実家がある熊本県は一昨年の熊本地震により甚大な被害を被りましたが、2年以上経った現在でも復興は全然進んでおりません。私の実家はつい数か月前に解体が終了したばかりであり、新しい家屋の建設はいまだ見当がついていない状況です。ただでさえ高額な医学部の学費を払うことに加え、熊本地震の被害により家計が急変した我が家にとって、今回の採用は復興を進める足掛かりとすることができました。今年は大阪で起きた巨大地震を含め日本全国様々な場所で大きな地震が発生し、甚大な被害が生じています。私たち家族もいつまでも被害に打ちひしがれることなく、復興に向けて尽力して参りたいと存じます。
私の学生生活ですが、現在は大学の講義で内科や外科、小児科といった臨床系の科目を一通り全て学んでいる最中です。今年度末には全国の医学部生が必修で受ける共用試験があり、これに合格しないと進級できないため、今のうちからより一層勉学に励んでおります。また授業の一環ではありますが、大学の研究室に所属し研究を行っております。慶應医学部は世界でもトップレベルの研究を行っている分野がたくさんあり、実際に私が行っているがんの研究は世界的にもまだはっきりと分かっていない遺伝子に関するものです。このような研究を通して、慶應医学部の教育が目標としているPhysician Scientist(研究能力を備えた医師)になるため日々精進しております。加えて来年度からは実際に病院に出て患者様と接する実習となるため、座学以外にも医師としての患者に対する接し方も今のうちから練習しておかなければなりません。そのため現在行っているアルバイトは低学年の頃よりも時間を費やすことができず、その意味でも今回の採用は私の学生生活にとって非常にありがたいものとなりました。
奨学生として採用していただいたことに重ねて感謝を申し上げます。

鹿児島県出身 医学部4年(2018年度)


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