鹿児島県出身

鹿児島県出身

維持会奨学金採用状況(2007~2020年度)
総計
29名

この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。維持会の皆様には心より深く御礼申し上げます。
現在新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るっており、先行き不透明な状態が続いております。私は医学部の6年生であり、来年から医師として勤務を行うため、どうしても医療分野に関心を持ってしまうのですが、医療従事者の皆様の現状を思うと、自分も早く何か貢献したいという気持ちでいっぱいになります。ただ技術や知識が未熟な状態で医療現場に出てしまえば、逆に迷惑をかけることは避けられません。そのため今年度はより一層現場での勉強を重視したかったのですが、COVID-19の影響で予定されていたカリキュラムの半分程度は中止となりました。残りの半分も以前よりはかなり縮小した形で行われたため、正直な所満足な勉強は出来なかったと感じております。ただこのような状況によりオンラインが発達してきたため、これまでは参加できなかった勉強会に遠隔での参加が可能となりました。私は今年度様々な勉強会に参加し、全国津々浦々の病院の現状やCOVID-19に対する理解を深めることができました。ここで学んだことを来年以降は思う存分発揮していきたいと思います。
ただ来年から医師として勤務するためには、今年度末の医師国家試験に合格しなければなりません。大学のカリキュラムは全て終了したため現在は国家試験の勉強に力を入れているのですが、まだアルバイトも継続しております。今回の採用により、今後はより一層国家試験の勉強に専念できることになりました。国家試験に落ちてしまえばこれまでの努力が水の泡となり、様々な関係者の方にご迷惑をお掛けしてしまうため、維持会の皆様には感謝してもしきれません。必ず国家試験に合格することで、来年以降恩返しをさせていただきたいと思っております。
末筆ではございますが、奨学生として採用していただいたことに重ねて感謝を申し上げるとともに、維持会の皆様のご多幸を心よりお祈り致します。

鹿児島県出身 医学部6年(2020年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、心より御礼申し上げます。今回採用していただいたことにより、今までにも増して身が引き締まる思いでございます。
私は現在医学部5年生であり、慶應大学病院での実習を行っております。私が医学部を志望した根幹には患者様を救いたいという情熱があったのですが、これまでの4年間は医学の知識をひたすら座学により習得していくというものだったため、非常にもどかしい気持ちでいっぱいだったのを今でも覚えています。ただその座学もようやく終了し、また昨年度末に行われた全国医学部共用試験に合格することで、ようやく患者様と触れ合う機会を頂くことができました。今年度からはこれまで培ってきた知識を実際の患者様のために使うことができるということで、残り2年間の学生生活を非常に楽しみにしております。実際に病院実習が始まって2ヶ月程経過いたしましたが、やはり現場で学ぶ内容は座学のそれとは比べ物にならない程密度の高いものになっていると感じます。例えば内科であれば、入院中の患者様を1人受け持ち、毎日診察を行っているのですが、診断された病名に対して教科書通りの症状が全て出ていることは極めてまれです。そのため筆記試験の答えとしては正解であったとしても、臨床の現場では不正解になるという事態が起こります。加えて実際の患者様は2つ以上の疾患を併発していることがほとんどのため、これまで学んできたそれぞれの診療科単独の知識だけでは太刀打ちできません。病院実習が始まるまでこれらのことに気づけなかった自分が恥ずかしいのですが、ここを乗り越えるためには勉強する以外方法がないため、実習で忙しい中上手く時間を作ってより一層勉学に励んでおります。ただこれまでと違い勉強した内容は直接患者様に還元することができるため、非常に意欲的に取り組むことができています。この状態を維持したまま残りの学生生活を送ることができればと思っております。
末筆ではございますが、奨学生として採用していただいたことに重ねて感謝を申し上げるとともに、慶應義塾の発展及び維持会の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

鹿児島県出身 医学部5年(2019年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、本当にありがとうございます。
未来の社会と義塾に貢献すべく、義塾の一員として認められたのだと思いますと、とてもうれしく、身の引き締まる思いです。
私の父はすでに定年を迎えており、再任用職員として働いていますが、収入はあまり多くありません。母も間もなく定年退職いたします。薬学部は学費も高額で、また都会で一人暮らしをするとなりますと、その費用も多くかかります。最初は私立大学には行かせられないと言われており、私もそのつもりでおりましたが、両親は私の将来を考え、無理をしても慶應義塾大学に行かせることを決めてくれました。学費のことを考えますと、アルバイトなどをして、少しでも両親の負担を減らさなければと思い、常に焦っておりました。海外などでのプログラムのお話などをきいても、興味はあるのですが、両親にこれ以上負担はかけられないとためらうことも多くありました。今回奨学金をいただけるということになり、今までよりさらに、学業や課外活動に専念できるようになりました。興味のあるプログラムに参加したいと両親に話すこともできました。両親ともども感謝しております。
学生生活においては、アカデミック・スキルズという、論文の書き方を学ぶ授業を特にがんばっています。今まで論文を書いたことのない私は、論文を書くということの予想以上の難しさに驚いております。投げ出してしまいたくなることもときにありますが、やりがいのあることだと思いますし、得られることも大きいと思い、精一杯努力しています。
また薬学部ならではの授業では、薬学の分野の最新の話題について学ぶことも多く、実際に研究に携わっておられる先生方から専門的なお話を聞き、また自分で詳しく調べるごとに、薬学の学問の奥深さや重要さを理解でき、この未来ある学問を学ぶことができてよかったと改めて思います。しかし同時に、やはり命にかかわることなのだということを実感することも多く、責任をもって学び、社会に貢献できる科学者になりたいと思います。今はテーラーメイド薬物療法という、副作用を最小に抑える療法にとても興味があります。
今後も充実した学生生活を送れるよう、いろいろなことに積極的に参加していきたいと思っております。
この度は本当にありがとうございました。

鹿児島県出身 薬学部1年(2019年度)


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