岡山県出身

岡山県出身

維持会奨学金採用状況(2007~2019年度)
総計
18名

このたびは、慶應義塾維持会の奨学生に採用していただきありがとうございます。
私の父は奨学生から高校生を対象にした学習塾を経営しています。しかし、近隣の進学校が廃校になったことで、塾に来る生徒も大きく減少しました。それに伴い、父の収入も激減しました。私はこの状況を自分が何か手伝うことによって対処できないか考えました。そこで私は、塾のホームページを作ったり、説明会の企画・チラシ作成などの広報を行ったりするなど、広報活動を積極的に手伝いました。それにより、数人の新規塾生を取り込むことができました。一方で退塾する生徒も一定数います。そのため、安定した生活を送るために、塾生数は未だに足りていません。今後も広報活動を中心に手伝おうと考えていますが、私の学費を、余裕をもって支払うことは出来ない状況にありました。
今回、貴会の奨学生に採用していただいたことで、私は学業に集中することが出来ます。アルバイトにもある程度時間を割かなければならないと覚悟はしていましたが、その負担を軽減することが出来、本来大学に入ってやりたかった地域コミュニティの研究にもより充実して取り組むことが出来そうです。私は幼い頃から地元が大好きでしたが、その地元が賑わっていないことに悔しさを抱いていました。そこで私は、多くの若者が、東京だけでなく日本全国の様々な地域をフィールドにして働くことを考えられるほど、日本全国が活性化した社会を創りたいという夢を抱くようになりました。
高校生の頃は、地元の小学生を対象にして、地元・岡山の特産であるデニム生地を使って「Denimail」というハガキを作るワークショップを企画し、運営していました。子どもたちが「岡山がデニムの街ってことみんなに自慢する!」と言ってくれることもありました。そこで私は、地元の活性化には、まずはその土地に住む人々が自分の地元を好きになることが第一歩なのではないかという仮説を立てました。
大学では、その仮説を検証し、地元の活性化に必要な要素は何かを研究するために、活性化に成功した土地の事例を自分の身体で体験したいと思っていました。貴会の奨学金を活用し、現地に積極的に向かってフィールドワークを行い、町の人々とも積極的に交流して生の声を聴き、研究に生かしたいと考えています。
日本全国の活性化に貢献する一人となり、貴会が誇れる奨学生となれるよう、邁進します。

岡山県出身 環境情報学部1年(2019年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学生に採用していただき、誠に有難うございました。
私の家庭は、4月に両親の離婚が決定し母子家庭となりました。今までは父が生計を立てていたため、離婚後は収入源がなく、母方の祖父からの援助を受けることになりました。しかし、高額な授業料に加え、一人暮らしにかかる費用を賄うのは、かなり厳しい状況でした。そんな状況の中、いつまでも祖父の援助を受ける訳にも行かず、藁にもすがる思いで奨学金の受給を希望することにしました。私の場合は両親の離婚が急に決まったこともあり、提出書類などが多くありましたが、事務の方々が優しくサポートしてくださいました。事務の方々にも感謝しています。そして面接などを経て、奨学金の受給権利をいただく事となりました。慶應義塾維持会奨学金は受給額が大きいこともあり、本当に大きな支えとなります。改めて、お礼を言わせていただきます。本当にありがとうございました。
奨学金の主な使い道としては、来年度の授業料に使わせていただこうと考えております。私の通う環境情報学部環境情報学科では、授業料が年に約120万円かかります。今回受給する権利を得た奨学金を使うことで、実質の負担を約70万円にすることができます。これは私の家計にとってはかなり大きな援助です。
慶應義塾維持会奨学金をはじめとし、私は様々な援助を得て大学生活を送っていくこととなります。私には、援助してくださった方々が「この人に援助してよかった」と思えるような人間になる責任があります。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスという自然に囲まれた地で大いに学び、多くの学友を作り、人として何段階も成長していきたいと思います。私は、将来は地方で働き、地方を活発にする仕事に就きたいと思っています。そのために、地方創生、地方のポテンシャル、都市圏から地方への移住などについて詳しく学び、大学で学んだことを大いに生かし、実社会で活躍したいと思います。

岡山県出身 環境情報学部1年(2018年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。家族ともに心から感謝しております。いただいた奨学金は全額、授業料の一部に充てさせていただきます。祖父母4人とも施設に入居していますが、共働きの父母が毎日世話をしています。また、大学医学部志望の弟の参考書代や受験料などがかさみ、家族として応援したいものの経済的な圧迫が次第に大きくなっています。このような状況のなか、奨学金をいただけるおかげで、私自身の学生生活による経済的な負担を遠慮することなく学業に専念することができそうです。
自らの興味関心に意識を向けることなくただ漫然と時を過ごしている大学生がいる一方、私は自らの学びたいことや必要なことを学び、充実した日々を送ることができています。情報が豊富にあり第一線で活躍していらっしゃる研究者や企業が数多く集積している東京という場所にある慶應義塾大学という大学で勉強できるということは、私にとって大きな意味があります。私はメディア・コミュニケーション研究所に所属しており、ジャーナリズムやメディアに関する学問を、ゼミではメディア法制と憲法論を教わっています。ジャーナリズムを他大学で学ぼうと思っても様々な制約があり、ダブルメジャーといえるほどの両立した履修が可能なのは慶應義塾大学だけです。ゼミ活動のときには新聞社やメディア企業を訪問し聞き取り調査をさせていただけるのもメリットです。また、専門科目授業や行事の際に志高い研究所生が一堂に会するため、同じ進路志望の仲間も多くできました。そして、学部では倫理学を専攻していますが、あらゆる問題を取り扱う学問であり幅広く思想を学ぶ必要があり、2つのゼミに所属しています。今のところ卒業論文・修了論文では表現の自由とその限界をテーマに見据えています。
今後とも塾生としてのプライドを持ち日々精進していきたいと思っています。

岡山県出身 文学部3年(2018年度)


奨学生のメッセージ 奨学生の出身地別に掲載しています。