大阪府出身

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維持会奨学金採用状況(2007~2020年度)
総計
53名

この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、誠に有難うございます。
昨年採用いただいた際も書いたのですが、私には慢性的な皮膚炎があり、その悪化と治療により大学入学を一度諦め、回り道をしたという経緯があります。そのことで両親に金銭的負担を強いてしまっていることは心苦しかったため、今回も採用いただけたことはとても有難く、感謝の念に堪えません。そしてこのような特殊なケースであっても維持会奨学金の門戸は開かれていることについて、やはり感謝を述べずにはいられません。
現在私は薬学部の5年生になりました。この学年では実務実習を薬局と病院においてそれぞれ11週間行うのですが、今年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けることとなりました。2月下旬からの薬局実習においては緊急事態宣言から遠隔での課題実習となり、また5月から予定されていた病院実習は8月の下旬からに延期となりました。しかしながら現場の指導薬剤師さんを始めスタッフの方々は平常時と変わらない姿勢を心掛けてくださり、とても心強い環境で実習を受けることができました。また、このような状況で奨学金の募集が秋であったものの、昨年給付頂いていたこともあり、金銭面においても安心して取り組めたことにとても感謝しています。
進路は昨年の時点では知財関係や薬学教育を考えていたのですが、この1年で本格的に薬学教育の方に進もうと考える機会が多くなりました。私が回り道した経験や独学で得た経験は薬学においても時によい視点となることがあるのですが、それが様々な環境に置かれている後輩たちにとっても少しでもよい視点となるのであれば、とても有意義で幸せなことのように思うことが多くなったためです。教育となれば人一倍の知識や考え方、そして成熟した人間性が要求されますが、これらを得られるのは周りの方々の助力あってのことに他なりません。改めて両親、友人、先生方への感謝とともに、今回採用いただいた慶應義塾維持会の皆様のご厚情に感謝申し上げます。
末筆ではございますが、慶應義塾維持会の皆様のご健勝と益々の発展を心よりお祈り申し上げます。

大阪府出身 薬学部5年(2020年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。維持会の皆様の厚いご支援のおかげで、慶應義塾という素晴らしい環境下で勉学に励むことが出来ることを大変幸せに思います。奨学金という形で頂いた支援を決して無駄にしないよう、学生生活を有意義に過ごさなければならないと、身の引き締まる思いです。
私は薬学の研究を通して、多くの人を救うことが出来る薬の開発に携わりたいと考えています。この目標の実現のために私が今できることは、薬学の基礎を十分に理解できるよう学業に努めることです。ただ、あまり裕福な家庭ではないため、学費や生活費などをすべて親に工面してもらうのは難しく、アルバイトに多くの時間を費やしてしまうことで、思うように学業に専念することが出来ないでいました。しかし、今回維持会奨学金に採用していただけたことによって、生活に余裕を持つことが出来るようになりました。
現在慶應義塾大学に入学しておよそ8か月が経ちました。最初は戸惑うことの多かったオンライン形式での講義にも慣れ、秋学期からは対面の授業も少しずつ増えたことで、改めて今自分のいる環境が恵まれていることに気付かされます。そして、決して余裕がある家庭環境ではないにもかかわらず、私が勉学に励むために今の環境へ送り出してくれた家族に対しては、深く感謝を感じております。
今後はアルバイトを減らすことなどで得られた時間を、薬学の学習に充てるだけでなく、語学の学習やその他様々な人との交流にも有意義に使っていきたいと考えています。これまで時間が十分に取れないことで、思うようにできていなかった語学学習に励むことにより、将来的には海外留学に参加したり、サークル活動などで多種多様な人々と接する時間を積極的にとるようにしたりすることにより、多面的に物事を捉えることが出来るようなグローバルな視点の獲得を目指しています。このような視点から身の回りの様々な事柄に問題意識を持ち、薬学の研究から得られる成果によって自分が出来る最大限の社会貢献をすることで、今回ご支援いただいた維持会の皆様をはじめ、社会全体にご恩を返すことが出来るよう、日々精進していきたいと思います。末筆ではございますが、重ねてお礼を申し上げるとともに、慶應義塾維持会の皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

大阪府出身 薬学部1年(2020年度)


この度は慶應義塾大学維持会奨学金へ採用して頂き、誠に有り難うございます。
私の父は国境なき医師団のメンバーとして今年の4月までアフリカで活動しておりましたが、新型コロナウイルスの影響で緊急帰国を迫られ、一時無職となりました。私の母もNPO職員であり、1歳年下の弟は北海道の私学で獣医になるために勉学に励んでいます。そのため両親の給料だけでは学費を収めることが難しく、今回維持会の皆様方からの厚いご支援を賜り、学業により一層集中できることを大変有難く感じております。
現在、私は看護医療学部に在籍しており、将来は助産師になることを志しています。開発途上国では若くして母親になるため夢を諦めざるを得ない女性が多く、出産時における母子の死亡率も高い現状があります。このことから、将来は途上国で助産師育成プロジェクトに携わりたいと考えています。リプロダクティブヘルス・ライツの普及を進め、出産時の妊産婦死亡率をゼロにする活動や望まない妊娠をするリスクを減らす活動、そして若くして母親になった女性の教育支援を行うことで出産が原因で夢を諦めないといけない現状を無くしたいと考えています。
まずは、自分にできることはないかと考え、大学入学後は子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会の実現を目指す国際NGOのユースメンバーとして若者に身近なジェンダー課題の啓発活動に尽力してきました。また、ガーナ共和国のクリニックでインターンシップを通して経済的に貧しく医療を受けることが困難な患者や、パレスチナでの移動診療活動を通して政治的な要因により医療へのアクセスが困難な人々と出会いました。これらの経験から、どのような環境に生まれても誰もが必要な医療を受ける権利があると私は考えています。そのため、生まれた環境が違うことにより生じる医療格差を縮めることのできる助産師になれるように義塾でより一層勉学に励みます。そして、福澤先生のように社会の先駆者として人材を育成することでより多くの命を助け、義塾の発展に貢献していきたいと考えています。最後になりましたが、この度は奨学金のご支援を頂きまして、誠に感謝申し上げます。

大阪府出身 看護医療学部2年(2020年度)


奨学生のメッセージ 奨学生の出身地別に掲載しています。