埼玉県出身

埼玉県出身

維持会奨学金採用状況(2007~2020年度)
総計
38名

この度は慶應義塾維持会奨学生として採用していただき誠にありがとうございます。
私は高校生の時に両親が離婚して以来母子家庭で育ち、母の収入のみで生活をしておりますが、家庭の出費全体に占める学費の割合が大きく、今後学費を捻出していくことが難しい状況にありました。しかしながら、今回維持会奨学生として採用していただいたことで母の負担が軽減し、私自身も経済的な不安を抱えることなく勉学に励むことが出来、維持会の皆様には感謝してもしきれません。
私は法学部政治学科に所属しており、アメリカ政治史や中東政治史といった幅広い分野の政治について学んでおります。また、大学三年生からは政治以外の分野にも興味を持ち始め、リーダーシップや交渉に関する学問を学んでいます。これらの学問に興味を抱いたのは、大学三年生の春休みに福澤諭吉の『福翁自伝』を読み返す機会があり、そこで改めて「実学の精神」の重要性に気づかされたからです。現在はこの「実学の精神」のもと、大学の講義を通して社会に出た後も役立つ実践的なスキルを身につけることを一番の目標としております。新型コロナウイルスの関係で履修している授業は全てオンラインとなりましたが、オンライン上でのグループワークやアクティブラーニングを行える学生参加型の授業を多く履修することで実践的なスキルの修得を目指しております。
また、福澤諭吉は『福翁自伝』の中で、学問を修得していく過程で知徳とともに気品を重視すべきであるという「気品の泉源」を説いていました。私は社会に出るにあたりこの「気品の泉源」に象徴されるような人格を備えた社会の先導者となれるよう、学生生活の中で今後も絶えず努力を重ねていく所存です。
最後になりますが、この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき誠にありがとうございます。奨学生としての自覚を持ちながら、慶應義塾の更なる発展に貢献できるよう、より一層勉学に励んでまいります。

埼玉県出身 法学部3年(2020年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金にご採用いただき、誠にありがとうございます。私の家庭は母子家庭ということもあり、母が昼夜を通して働くことにより学費を捻出しておりました。今回の奨学金採用を受け、母も非常に喜んでおりました。私自身も家計の負担を減らすことができ、とても嬉しく思っております。
9月より新たに卒業研究のために生化学講座に配属され、現在は免疫学についての研究に励んでおります。また来年の5月より、病院・薬局という実際の医療現場での実習も控えております。実務実習においては、多くの患者と実際に対面することで直接力になれるよう十分な準備をしたいと考えております。以前は授業・実習の傍ら、アルバイトに割く時間の多い生活を送っておりましたが、今回の奨学金のご支援により、卒業研究や実務実習に向けた勉強に専念することができ、大変嬉しく思っております。
私自身、もとより「人のためになることをしたい。」という思いがあり、将来は博士課程に進学し免疫の研究に励みたいと考えております。薬剤師として幅広い知識を持ったうえで研究を行うことは、新たな知見を発見するうえでとても重要であると私は考えています。医療技術が発達した現代社会においても治療法の確立していない病気が数多く存在することは大きな問題です。そのような病気に苦しむ人々の希望になれるよう日々の努力の積み重ねを怠らず精進していこうと思っております。また慶應義塾維持会をはじめとする、あたたかな支援をしてくださる方々への感謝の気持ちを忘れずに、将来の慶應義塾の発展に少しでも貢献できるよう、今後もより一層勉学に励む所存でございます。
最後になりますが、今回は数多くの慶應義塾維持会奨学金の応募者の中からご採用いただきありがとうございました。

埼玉県出身 薬学部4年(2020年度)


この度は慶應義塾大学維持会奨学金に採用していただき誠にありがとうございます。私が高校二年生の時に主たる収入源であった父が亡くなって以降、母が昼夜を問わず働いて家計を支えてくれていますが、私立大学生の私と、社会人二年目で生活の安定していない姉と、今年四月に私立大学に進学した弟がいるため家計はかなり困窮した状況にあります。また私は将来国家公務員になりたいと考えているため、試験対策に勉強する時間が多く必要でアルバイトをする時間が限られてしまっていたので貴奨学金が大きな家計の支えとなります。
現在私は家族社会学・社会福祉学を主に専門としている教授の研究会に所属しています。この研究会を選んだ理由は、自分自身が突然父親を亡くして母子家庭となり、奨学金や、遺族年金を筆頭とする社会保障制度を利用する立場となって、社会福祉に関心を持ったからです。恥ずかしながら、この経験をするまでは奨学金や社会保障制度は自分とは関係のない、縁の遠い話であると思っていました。しかし自分が制度の恩恵を受けてみて初めて、その重要さ、それらの抱える問題に気づいたのです。
特に私が関心を持っているのは奨学金問題です。多くの人が利用している公的な奨学金制度であっても実は主に親が申請していて子どもは自覚がないことや、まさに昔の私のように当事者にならなければ関心を持たれにくいこと、その公的な奨学金制度のほとんどは貸与型であり、いつかは返さなければならないいわば借金であること、貸与型の奨学金が多くを占めている日本の現状は世界的には珍しいことであることなど問題は多くあります。私は将来、こういった奨学金の問題を解決することができ、経済的理由で進学を諦める子どものいない社会を実現させる事業に携わりたいため国家公務員になり、文部科学省に入省したいと考えております。そして、未来ある子どもに多くの教育機会を保障することで、慶應義塾のさらなる発展に貢献していきたいです。
慶應義塾維持会奨学金の奨学生であるという自覚をもち、残りの大学生活を有意義なものにしたいと思います、この度はありがとうございました。

埼玉県出身 文学部2年(2019年度)


奨学生のメッセージ 奨学生の出身地別に掲載しています。