島根県出身

島根県出身

維持会奨学金採用状況(2007~2019年度)
総計
12名

この度は一、二年次に引き続き慶應義塾維持会の奨学生に採用していただき、本当にありがとうございます。両親共々大変感謝しております。義塾の一員のみならず、維持会奨学生としての自覚を一層確かなものにし、日々学業に邁進する所存です。
私の両親は地元で小さな事業を営んでおり、両親にとって私と兄の関東での生活費、学費はかなりの負担になっております。私と兄を育てるために休みなく働く両親の負担を少しでも減らせることは私にとって大変嬉しいことです。また、学年が上がって徐々に難解になってきた授業内容を理解し、運用するためには、以前よりアルバイトに割く時間を減らして勉学に使いたいと考えており、維持会の皆様には重ねて感謝するばかりです。
私は現在、理工学部化学科に在籍しており、現在は三年後期に控える研究室選択を見据えて最後の基礎固めを行なっている段階です。2年次に学んだ古典的な解釈に基づいた化学の基礎を発展させ、今年度は量子力学的、分子軌道法的な視点から各分野の学習を深めています。また、実験では、二、三年次で理論を学ぶ反応による化合物を生成、現象の観察を通して基本的な分析機器の使いかた、測定データの解析法を学んでいます。後期には、有機化学合成の実験を行う予定で、必要とされる技術が今取り扱っている無機化学分野の実験と多少異なってきますので、現時点から大変楽しみにしております。授業内容、実験内容は難解な分刺激的です。化学反応を制御できるようになれば新しい材料やエネルギー資源などの開発に活かせるのではないかと考えており、将来はそのような研究に携わりたいと考えております。勉学は苦しいこともありますが、現在学んでいるメソッドや思考回路が、将来新しい反応、新しい技術を作り出す基礎になるのだと考えると自分を奮い立たせることができます。勉学に励み、必ず夢を実現させ、義塾に恩返しができるような人材となりたいと思っております。経済的な不安や過度なアルバイトなしにこうして学問に打ち込めるのは、人生において大きな財産でありチャンスだと考えております。維持会の皆様のご支援のおかげです。皆様からいただいた貴重な機会を最大限生かすつもりです。末筆ではありますが、慶應義塾維持会の皆様に重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

島根県出身 理工学部3年(2019年度)


この度、慶應義塾維持会奨学金奨学生に選出いただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。
学業の傍ら、お仕事をいただいて学校へ通っております。学業と仕事の両立に少々疲れが出始め、学業にもっと多くの時間を割きたいと困窮していた私にとって、この奨学金は本当にありがたいものです。
私は3月に島根県隠岐郡海士町から出てきました。私は大学を卒業したら、島の人を幸せにできる「私自身」をお土産に、島に帰りたいと思っております。そのため、どうしても学びたい学問、経験したい事柄が多くあります。今回は「慶應義塾で学ぶ貴重な時間」をいただいたと捉え、その時間を最大限、自己実現のために使わせていただきます。
私の学生生活の主軸として取り組んでいる事は「まちの終活」です。地方創生が謳われる昨今ですが、活性化の取り組みをするリソースがない地域、活性化に疲れてしまった地域というのは全国にたくさんあります。とはいえ、先祖代々続いてきた集落を閉じる、ということには大きな抵抗や罪悪感が伴うことです。この「終わり」や「撤退」、「看取り」という衰退期、終末期に際する自然の摂理をタブー視することなく、豊かな最期を求めるムーブメントを起こしていけるような社会の醸成に向け、研究や事業を行なっています。「まちを閉じる悲しみから、まちを紡いでいく希望へ」というミッションのもと、現在はオーラルヒストリーをはじめとする質的調査法について特に深く学び、まちの終活に際して不可欠な住民さんの声を誤りなく、そして最大限に引き出し、納得のいく終わりを創るお手伝いをするための基礎を学んでいるところです。今後もさらに学びを深め、すべての限界集落が終わりを考えることをタブー視せず、豊かに地域を閉じていけるような社会を目指し、精進いたします。そして、胸を張って第二の故郷、海士町に帰れる人物になります。

島根県出身 総合政策学部1年(2019年度)


この度は昨年に引き続き慶應義塾維持会奨学生として採用していただき、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。奨学金は全額学費納入に充てさせていただきます。私の両親は地元で小さな事業を営んでおり、本来ならば私と兄が関東の大学で学ぶことは、生活費、学費など、経済的な面から非常に難しいところを、維持会の皆様のご支援のおかげでこうして毎日授業を受け、学ぶことができます。両親共々、本当に感謝しております。塾生として、また維持会奨学生としての自覚をより強く持ち、これからも勉学に励んで行く所存です。
1年次の必修授業では自然科学に関する基礎的な内容を幅広く習い、解析的に思考し、物事を追求する姿勢を身につけるべく学びました。私は生命科学を志して学門3に入学したのですが、一年間の化学の授業を通して化学の魅力に引き込まれ、本年4月、化学科に進級しました。進級してから化学科の教授から言われた、答えばかりを求めようとするな、ふむべき手順をないがしろにするな、やる前から無駄だと決めつけるな、という言葉が本当に胸に響き、反省するところが多く、その言葉を自分に言い聞かせながら勉強に励んでいます。先生の言葉は研究で何か新しいものを作り出すことにも通じると考えています。また、化学以外では数学に非常に興味があり、現在は選択必修科目として5つの分野の数学を学んでいます。解析学、確率・統計学などは研究のみならず社会で利用されている技術に必要不可欠なばかりか、学習する対象として非常に面白いです。また、義塾では内容豊かな一般教養科目を選択することができ、昨年は哲学の授業で科学史、とくに量子力学の成立について詳しく学びました。量子力学は成立から1世紀ほどたった今では現代科学の様々な分野に浸透しており、細分化した数学、物理を学ぶ上での各分野の関係性や私がおもに学ぶ化学の諸分野との関連などを理解するのに講義の内容が大きな助けとなりました。将来は化学反応を制御したり、有用な反応を提案したりする研究をし、新しい材料やエネルギー資源などの開発、開拓に生かしたいと思っております。実現への道のりは長いですが、勉学に励み、必ず夢を実現させ、義塾に恩返しができるような人材となりたいと思っております。

島根県出身 理工学部2年(2018年度)


奨学生のメッセージ 奨学生の出身地別に掲載しています。