維持会奨学生からのメッセージ ー秋田県出身

秋田県出身

この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、ありがとうございました。
私は、薬学部に在学しており、医療従事者としての心構えや基礎知識について、日々この歴史ある学び舎で勉強しています。私の所属している薬学科は6年制であり、6年間の学費が両親の負担になっていました。奨学金のご支援のおかげで、両親の負担も減り、私自身も学業により一層専念することができそうです。
私は、まだ入学してから二か月ほどしか経っていませんが、慶應義塾大学の歴史と伝統に触れ、切磋琢磨できる仲間や頼りになる先輩に囲まれて、日々刺激を受けながら充実した毎日を送っています。このような環境で勉強できることに感謝すると同時に誇りであると感じております。
私は、将来薬剤師免許を取得後、厚生労働省の薬系技官として国民の健康に貢献したいと考えています。コロナウイルスワクチンを導入するとなったとき、日本製のワクチンを求める声が多く上げられました。今でも海外製品のワクチンや医薬品を懸念する人も多くいると思います。また、コロナワクチンに関する根拠のない情報も錯綜しました。そこで、日本国民が安心してワクチンや医薬品を利用することができるように、これからの日本の製薬研究が発展するような制度に整えていく必要性、薬剤師として正確な情報を届ける重要性を感じました。
将来の夢を叶えるためにも、恵まれたこの環境で日々の勉強に専念し、慶應義塾大学で過ごす6年間を充実したものにしていきたいと思います。そして、慶應義塾大学の名に恥じぬよう、立派な薬系技官になります。
最後になりましたが、ご支援をくださったすべての方々に心よりお礼申し上げます。

秋田県出身 薬学部1年(2022年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。昨年に引き続き、ご支援してくださる慶應義塾維持会のみなさまに心より感謝申し上げますとともに、身の引き締まる思いです。慶應義塾維持会奨学金の奨学生としての名に恥じぬよう、より一層勉学に励んでいく所存です。
私は、大学入学前に1年間浪人し、予備校に通いながら寮生活を送っていました。また、地方出身であることから、現在もアパートを借りて一人暮らしをしています。そのため、家族には大きな経済的負担をかけており、学費や生活費を工面していくことが大変難しい状況でした。この度、奨学生として採用していただき大変嬉しいかぎりです。
現在、私は3年生となり、大学生活の折り返し地点にいます。大学卒業後の進路についても考える時期となり、小学生の頃から憧れていた法律家を目指したいという思いは、ますます強くなってきています。司法資格を取得するという大学入学当初からの自分の目標を達成するため、現在は予備試験受験と法科大学院に進学することの両方を見据えて、日々勉強に励んでいます。また、今年からかねてより志望していた刑法ゼミに所属し、学説や刑法の最新の判例について仲間たちとの議論を通し、学びを深めています。昨年は、新型コロナウイルスの影響で、授業のほとんどがオンラインで行われたため、教授や友人たちと直接会うことが叶いませんでした。ですが、今年は対面でのゼミを通し、意識の高い仲間たちから直接刺激を受けることのできる環境に身を置くことができ、充実した毎日に喜びを噛みしめています。残りの大学生活も、悔いを残すことがないよう、1日1日を大切に過ごしていきたいと思っています。
最後になりましたが、今回奨学生として採用していただきましたことに重ねて感謝を申し上げるとともに、慶應義塾維持会のみなさまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。

秋田県出身 法学部3年(2021年度)


昨年に引き続き、慶應義塾維持会奨学金の奨学生に採用していただき、誠にありがとうございました。ご支援してくださる慶應義塾維持会のみなさまに心より感謝申し上げます。
私は大学入学前に1年間親元を離れて浪人し、現在もアパートを借りて一人暮らしをしているため、家族には経済的に大きな負担をかけています。そのため、学費や生活費等を工面していくことが非常に難しい状況でした。この度、奨学生として採用していただき非常に嬉しい限りです。
昨年、私は奨学金のおかげで非常に充実した大学生活を送ることができました。法律の勉強は、想像よりもハードなものでしたが、ずっと目標としていた法学部に入学し、自分のやりたい勉強ができているという喜びを噛みしめた一年でもありました。私は、小学生の頃、テレビで弁護士の活躍を見て以来、法律家に強い憧れを抱いてきました。昨年、大学の授業内で実際に弁護士や検事の方々からお話を伺う機会があり、また裁判傍聴に行く中で、その憧れはより強いものへと変わっていきました。現在、司法資格取得のため、ロースクールへの進学等も視野に入れて勉学に励んでいます。また、来年からはゼミも始まりますが、普段の授業とは異なり少人数で行われるゼミ内での議論を通して、先輩方や友達からたくさん刺激をもらいながら、新たな知識を獲得することはもちろん、法律についての理解を深めていきたいと思います。法律家になるという夢に向かって、着実な積み重ねを一つ一つ大切にしていく所存です。
今年は、新型コロナウイルスの影響を受け、様々な活動が中止となり自分の思い描いていた大学生活を送ることは叶いませんでしたが、自分が今置かれている状況で何ができるか、何をすべきか、進路のことも含め考える時間が多かったように思います。まだまだ先行き不透明な状況が続いていくと思いますが、自分の目標を見失うことなく前進していきたいと思います。
最後になりますが、改めて奨学生として採用していただきましたこと、感謝申し上げます。

秋田県出身 法学部2年(2020年度)


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