維持会奨学生からのメッセージ ー千葉県出身

千葉県出身

この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用いただきまして心より御礼申し上げます。
私は、高校時代に政治・経済の授業を受け、経済に関心を持つようになりました。そして、私はもともと数学が好きだったことから、経済を学んでいくうちに、ファイナンスやアセットマネジメントが面白いと感じました。そして、このファイナンスやアセットマネジメントを学び、それを活かせるような仕事に就きたいと思い、証券会社に就職したいと考えるようになりました。証券会社に就職したいという将来の目標を達成するために、私は慶應義塾大学で勉学に励みたいと思っています。
しかし、私の両親は共働きをしており家庭の収入が低く、兄は私立大学、妹は私立高校に通っており、私も私立大学であるため、学費がとてもかかってしまいます。また、私は実家から大学に通うことが難しく、一人暮らしをしています。そのため、金銭面に大きな不安があり、学業に専念できずにいました。
しかし、慶應義塾維持会奨学金の奨学生に正式採用して頂けたため、これからは金銭面の不安を感じることがなくなると思います。それにより経済やファイナンスの授業により集中できるようになり、知識を早く吸収できます。また、サークルでのファイナンスの学習や証券会社に勤める社員の講演会への参加により、授業で身につけた基礎的な知識に加え、より実践的なファイナンス、アセットマネジメントの学習ができるようになります。このように、証券会社に勤めたときに早く活躍できるための知識を蓄え、経験を多く積んでいきたいです。そして、証券会社に勤めたら、大学時代に学んだ知識、経験を活かして、証券会社でたくさん活躍していきたいです。
最後に、慶應義塾維持会の皆様に御支援いただいたことを深く心に刻み、感謝の気持ちを持ってこれからも学業に専念していきたいと思います。そして、卒業後は維持会の皆様にご支援いただいたように、私のように経済的に苦しむ塾生の手助けをして、慶應義塾の発展に貢献できるよう邁進して参ります。この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用して頂いたことを重ねて感謝申し上げます。

千葉県出身 環境情報学部2年(2022年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用していただき心よりお礼申し上げます。
私の家庭は、母の体調が思わしくなく、父の収入のみで生計を立てております。高校生の妹は公立高校に通っておりますが、学費は思いの外かかり、生活に余裕がありません。私は千葉県の実家から大学へ通学しており、日吉キャンパスまで往復4時間以上かかってしまいます。そのため勉強の時間を確保するにはアルバイトも難しい状況でした。
その中、今回慶應義塾維持会の奨学金のご支援のおかげで金銭面の心配なく学業に集中できるようになり本当に感謝いたしております。維持会の皆様方のご支援に応えられるよう、また慶應義塾の名に恥じぬよう勉学に励んでまいります。
私は今、理工学部の一年生なので、まだ学科を特定し専門的な領域は学習せず、基本的な理系科目や一般教養など幅広く学んでおり将来の進路選択の幅を広げられるよう日々努力をしています。時にはたくさんの課題やレポートに四苦八苦することもありますが、大学で学ぶ物理や化学は高校での勉強とは違った目新しい分野であり、学ぶたびに多数の発見があるため非常に楽しいです。
小さいころからの私の夢は、エンジニアとなり社会の人々の暮らしを豊かで便利なものにすることでした。そのために、今後は機械工学科に進みより高度な知識と技術を身に着け、時代の要請にこたえられる柔軟な発想を養いたいです。特に、私は今世界中で解決が叫ばれているSDGsの達成に尽力したいと考えております。科学技術が急速に発達した結果、その対応が追い付かず環境問題や経済格差といった問題が浮き彫りになってしまった現状は、先進国である私たちが率先して解決へ導く使命があると思います。私が慶應義塾大学で学んでいくことを地球の環境問題や人道的問題の解決に少しでも近づけるために活かせることができれば本望です。
最後になりますが、この度はご支援いただきまして本当にありがとうございました。維持会の皆様への感謝を胸に、夢に向かって今後も一層精進してまいります。

千葉県出身 理工学部1年(2022年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金に採用いただき誠にありがとうございます。
2014年に父の務めている会社に民事再生法が適用されて以降、世帯年収が大きく低下したことで、大学受験等の大きな節目を迎える際は常に金銭面の心配が私の大きな悩みでした。最近では、妹の私立大学への進学や弟の一人暮らしの開始・心の病による休学等の出費の拡大に加え、コロナの影響で回復傾向だった父の収入が再び減少するなど、大学入学後も我が家の金銭的な心配は続いていました。アルバイトや長期インターンを通して少しでも自分で費用を捻出しようとしましたが授業や就活等で思うように時間が取れず、卒業までの一年間で私のやりたい活動ができるのかとても不安でした。しかし今では、貴奨学金を活用することで実りの多い時間にしていきたいと考えております。
具体的には、私は小学校の障害者支援学級での経験から「コンサルタントとして企業活動の向上を支援し、現在困っている人の減少に貢献する」という目標を持っており、その達成するために「英語力と論理的思考能力の向上」に貴奨学金を活用させていただきます。
私は卒業後、新規事業立案や公共系事業に強い戦略コンサルティングファームへの就職を予定しており、私の強みである論理的思考能力を活かしつつ現状解決できるサービスが無い人に対して幅広くアプローチできるその会社は、上記目標を達成する上で最適な環境だと考えています。一方で、就職後に必要な英語力や論理的思考能力に関してはまだまだ磨く余地があると考えており、英語学習塾に通って実用的な英語力を、書籍や企業の研修から経営学や論理的思考等を勉強したいです。
上記の勉強を通してより実践的なビジネス力を鍛えることで目標を達成し、私の努力を支えていただいた貴団体に恩返しができるよう精一杯努力していきます。
繰り返しとなりますが、この度は貴奨学金に採用していただき誠にありがとうございました。

千葉県出身 商学部4年(2022年度)


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