愛媛県出身
この度は慶應義塾維持会奨学生に採用していただき誠にありがとうございます。
私は地方出身であり、今年度の四月から上京し、一人暮らしを始めました。また私の双子の姉も同時に県外の専門学校に進学し、一人暮らしを始めました。それに加え高校生の妹の大学進学も控えています。このような状況であるため慶應義塾大学の学費が家計を圧迫し、両親に大きな負担をかけてしまう不安感が常にありました。また日本学生支援機構の奨学金やアルバイトにより自身の生活費を確保しようと考えていましたが、学業や学校生活との両立に失敗するのではという考えもありました。しかしながら今回奨学生として採用してくださった慶應義塾維持会の皆様のお力添えにより、勉学や学生生活により集中して取り組むことが可能になると考えます。誠に感謝の念でいっぱいです。
大学生活が始まり2か月程経ちましたが主に二つのことを中心に楽しく大学生活をおくっております。1つ目に勉学で、特に大好きな語学学習に励んでおります。英語については周りの帰国子女の多さに圧倒され、流暢に英語で考えを伝えられることへのあこがれを強め、自学により語彙力強化に励んだりリスニングに取り組んだりしています。また第二外国語として選択したスペイン語の学習にも励んでいます。初めて学習する英語以外の外国語ですが、活用の多さなどに驚かされながらも英語との類似性を探したり違いを見つけたりしながら楽しく学習しています。外国語学習のコツを身に着けられ、また基本的な文法の習得もできました。その他に一般教養の授業では北朝鮮の地域文化論をはじめとして、専門家として活躍されている教授の授業を受けるなど、知的好奇心を刺激されています。まだまだ大学で勉強し始めたばかりなので、そのほか興味のあることを見つけて頑張っていきたいです。2つ目はソフトテニスサークルの活動です。中高取り組んできたスポーツに上手な先輩、同級生に刺激を受けながら取り組んでいます。テニスだけでなく、勉強や就職などの話を聞き、充実しています。
最後になりますが、支援してくださる慶應義塾維持会の皆様への感謝を忘れずに社会に貢献できるような人間になれるよう励んでいきたいと思います。誠にありがとうございました。
愛媛県出身 商学部1年(2022年度)
この度は慶應維持会奨学金の奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。
父の持病の悪化により仕事を続けることが困難になり、経済的に学業を継続できるのか不安を抱えていたため、慶應維持会の皆様のご支援のおかげで経済的負担が大きく軽減されることに家族一同深く感謝しております。私は大学進学を機に上京し一人暮らしを始めました。学費は両親が負担しておりますが、家賃や光熱費、食費などの生活費はアルバイトと奨学金で捻出しております。昨年度まではアルバイトを掛け持ちしてやりくりをしておりましたが、三年次に進級しゼミと就職活動が始まったため、アルバイトの時間を確保することが難しくなり経済面での不安が尽きませんでした。また、念願叶って入学した慶応義塾大学での学生生活の大半をアルバイトに費やしていることに遣る瀬無い思いでおりました。このような中、慶應維持会奨学金の奨学生に採用していただき、アルバイトにかける時間を減らし、学業に専念できることを非常に嬉しく思います。
私は現在文学部人間科学専攻の3年生で、大学生活も残り半分となりました。今年度から社会心理学のゼミに所属し、先輩方や同期からの刺激を受けながら学業に励んでいます。最近では自分の学びたいこと、関心のあることも明確となり、卒論に向けて研究を進めている段階です。これまでコロナ禍でオンライン授業が中心だったこともあり、一人で勉強することがメインでしたが、ゼミでの時間は一人では決して気付くことのできないような課題を指摘されたり、新たな興味関心のきっかけとなったり、普段の勉強の大いなる手助けとなっています。
現在就職活動を行うにあたり、どのような職業が向いているのか、どのような形で社会貢献が出来るのか日々模索しておりますが、私が学生時代奨学金で支えて貰ったように、私も後輩たちのサポートができる立場になることを将来の目標の一つとしております。皆様の支えがあっての大学生活であることを忘れず、今後も学業に精進していきたいと考えています。
末筆ではございますが、慶應維持会奨学金に採用頂いたこと、重ねて御礼を申し上げます。
愛媛県出身 文学部3年(2022年度)
この度は慶應義塾維持会奨学生に採用していただき本当にありがとうございます。
私はこれまで大学の環境を最大限に活用して「学びの深化と拡大」に挑戦してきており、能動的に自らの学びをデザインしてきました。例えば、友人と協力して日々の授業におけるグループ発表に精を出したり、ロシア語や中国語などの語学をはじめとした自分の得意分野を発掘したりと、未知だった領域も開拓し、多種多様な自身の可能性を引き出すよう努力してきました。そのような姿勢は「目の前の課題を何としてもやり遂げる姿勢」として現れ、2年生の秋にオールSの成績を達成する事が出来ました。このような成績評価は教授からの信頼に応えた証と捉え、引き続き学業に邁進していきたいと思います。
そして今回、大学内の資金をいただく事になるため、将来自分が成功したら必ず大学への寄付等を通してお返ししたいという強い思いがあります。私の将来の夢は日本のプレゼンスを高め、世界を繋ぎ、世の中に貢献する人間を目指す事です。現在、「日本のために」を就活の軸にしており、主に地域経済の観点から大きなインパクトを社会に提供したいと考えています。そのような中で「地方創生」に強い関心を抱くようになりました。現在コロナ禍で多くの企業が岐路に立っており、特に中小企業が多い地方は深刻な状況となっております。しかし地域の活性化は日本全体の底力に直結する問題です。そこで私は地方創生の観点から日本の潜在力と魅力を最大限に引き出すべく、具体的にはコンサルタントのようなお仕事を通して日本企業に対して諸外国と十分に戦っていける力を提供していきたいです。私は優秀な卒業生の皆様に恥じぬよう、地方出身の人間として地域経済の発展と日本経済の成長を支えながら、社会課題を解決する一流のビジネスマンとなる事を目標に精一杯頑張っていきたいです。
愛媛県出身 環境情報学部3年(2020年度)