維持会奨学生からのメッセージ ー福島県出身

福島県出身

このたびは、慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、本当にありがとうございました。今後は、多くの方のご厚意を胸にますます充実した日々を過ごし、自分の成長機会を増やしてまいりたいと思います。
私は大学入学前に2年間浪人し、家族には大きな経済的負担をかけており、そのうえ大学の学費を教育ローンによって支払ってもらっています。また、大学入学に伴い、私は上京し一人暮らしをはじめました。両親からの仕送りとアルバイトの給与で家賃や光熱費などの生活費を賄って生活しています。数か月間アルバイトを掛け持ちして生活していますが、想像以上に体力が消耗する上に勉強時間の十分な確保が難しいと感じておりました。今回採用いただいた奨学金のおかげでアルバイトを減らし、大学の勉強時間だけでなく、資格の勉強の時間を取る余裕ができるので自分のスキルを磨く機会が増え、大変感謝しています。
私は医学部を目指して2年間浪人していました。結果として合格ができず、経済学という自分の本来興味のあった学問と全く異なる分野を学んでいくことを決意しました。現在、将来自分がなにをしたいのか、様々な分野のことに挑戦し、多くの経験を通して見つけていきたいと思っています。2か月半、慶應義塾大学に通い、周りの環境にだんだんと慣れてきました。意識が高く、一緒にいてともに成長できるような友人もたくさんできました。授業はどれも興味を掻き立てられるものばかりで毎日がとても充実しています。まだぼんやりとですが、将来は金融関係の仕事に就きたいと考えており、かつ最終的には起業して金融関係の問題から多くの人を助けるような仕事がしたいと思っています。医療分野以外からでも誰かを助けたいという志は消えていないので目標を成し遂げられるように慶應義塾大学での4年間を大切に過ごしていきたいと思います。
今回、奨学金に採用してくださった慶應義塾維持会の皆様、また2年間の浪人生活で常に夢を追い続ける私を応援してくれ、これからの私の人生に期待してくれている家族には心の底から感謝しています。この感謝の気持ちを決して忘れることなく楽しく、充実した毎日を送ることを誓います。最後になりましたが、慶應義塾の今後のますますの発展を心からお祈り申し上げます。

福島県出身 経済学部1年(2024年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。維持会の皆様のご支援のおかげで、経済的負担が大きく軽減され、より一層学業や部活動に励むことができると感じております。家族一同、心より深く感謝申し上げます。
私は今年度から研究会に所属し始めました。研究会ではSPSSを用いた統計解析の手法を学び始めるとともに、消費者行動論の先行論文も読み始め、研究の基礎を学んでいる段階です。
今後は、消費者行動における特徴を自分自身で発見し、その研究を行うことで消費者行動研究における新たな知見や、消費者行動研究の意義を提供することのできるような存在になりたいと考えております。研究論文の執筆や、学会での発表も目指し、消費者行動研究をしていく中で、社会に貢献できる成果をあげたいと考えております。
また、私は體育會競走部に所属しており、自己記録の更新や、関東大会、全国大会等の上位大会への進出を目標に日々励んでおります。また競技者としての活動に加えて副務としても活動しており、幹部として部の運営や選手の強化に携わっています。恵まれた環境で向上心溢れる仲間たちと日々切磋琢磨し合いながら陸上競技に打ち込むとともに、個人競技を主とする陸上競技において、チームとして目標を達成するために何が必要かを常に考えながら運営をしており、体育会競走部が慶應義塾の名を轟かすことができるような、学生陸上界をけん引することのできるような存在となることを目指して活動しております。慶應義塾の名を轟かす一員となるべく、一層力を入れて活動して参りたいと思っております。
最後に、慶應義塾維持会の奨学生に選んでいただいたことに改めて御礼申し上げます。維持会の皆様からの感謝を忘れずに、皆様のご期待に沿えるよう、より一層学業や外部活動に励んで参りたいと思います。そして将来は慶應義塾の人間として、社会貢献のできる存在、社会のリーダーとなる存在となることを目指して参ります。

福島県出身 商学部3年(2024年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。維持会の皆様のご支援により経済的負担が軽減され、学業に専念できることに大変喜びを感じております。
2019年の台風19号の水害の影響により、父の会社の事業所が閉鎖となり転職を余儀なくされました。40代の転職であることから大幅な収入源となったにもかかわらず、大学の学費や生活費を負担してくれています。そのような状況で私自身学業継続への不安を抱いている中、今回の奨学金に採用してくださったこと、改めて感謝申し上げます。
私は現在化学科に所属しており、将来の研究に向けて専門的な勉強に取り組んでいます。2年生となり学習内容もより難しくなりましたが、無機化学や分析化学、有機化学といった化学の様々な分野について学んでいくことは楽しく、やりがいを感じています。私は特に様々な化学反応を利用して自由自在に分子をデザインする有機化学に非常に魅力を感じているため、将来的には有機化学についての研究をしてみたいと考えています。また、志の高い仲間たちにも囲まれ、互いに切磋琢磨し合って成長して行けることに日々喜びを感じています。大学院卒業後は化学メーカーに就職し、社会に貢献できるような研究・開発を行いたいと考えているので、2年では毎日の授業の復習を欠かさず行い化学についての知識を深めていきたいと思っています。
私は化学の勉強の他にも英語の勉強にも取り組んでいきたいと考えています。将来研究を行っていく中で、英語の能力を高めることは非常に大事だと思っているので、英語の授業やTOEIC、TOEFLなどの勉強を通してビジネス英語やアカデミックな英語について学びを深めていきたいです。
最後になりますが、慶應義塾維持会奨学金の奨学生に採用していただいたことに厚く御礼申し上げます。奨学生として維持会の皆様の期待に応えられるよう、日々の勉強に励み大学で得た学びを社会に還元できるようになりたいと思います。

福島県出身 理工学部2年(2024年度)