維持会奨学生からのメッセージ ー広島県出身

広島県出身

この度は慶應義塾維持会の奨学生として採用していただき誠にありがとうございます。私は現在大学2年生となり、1年生の時と比べて授業内容が格段に難しくなり、予習・復習に費やす時間が増えています。それにより、アルバイトの時間もあまり確保できず、また妹の高校進学もあり、家庭の経済状況がひっ迫しており、それに対する不安がぬぐえず勉強やサークル活動に打ち込むことが出来ない状況でした。そんな中奨学金をいただけることで、経済的な不安要素を解消することができ、家族一同喜んでおります。
2年生になり情報工学科に進級し、授業内容がより専門的になり、勉強がとても複雑になっていく反面、自分が学びたかったことを学べることがとても嬉しく、友人たちと勉強をサポートし合い、共に深め合いながら楽しい日々を送っています。2年生の授業は3、4年生の授業や研究、ひいては将来にも必要な基本的知識をじっくりと勉強することが出来るとても大切な期間であると私は思っています。その大切な授業を経済的な不安が無い状態で惜しみなく勉強できることを心より嬉しく思います。
またサークル活動では、将来新しいビジネスモデルやサービスを開発するために、現在発展が目覚ましい市場であるeスポーツやインターネットの一番身近な娯楽であるといえるゲームやSNSについてどのようなモデルが消費者から好まれ、シェアを獲得しているのかなどをサークルメンバーと話し合い将来どのようなSNS、ゲームが流行するのかを予想しています。
そして、私は将来、IT業界を牽引する存在になりたいという強い目標を持っています。具体的には新しいビジネスモデルやサービスを生み出し、世界中の人々に楽しさや利便性を提供できるようになることを目指しています。慶應義塾維持会の皆様のご支援をいただいたことに恥じぬよう、日々の生活を大切にし、目標を達成できるよう精進してまいります。
末筆ではございますが、慶應義塾維持会の奨学生として採用していただいたこと、重ねて御礼申し上げます。

広島県出身 理工学部2年(2023年度)


この度は、慶應義塾維持会の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。家族一同感謝しています。今後は、維持会の皆様に支援していただいているということを忘れることなく、より一層学業に邁進するとともに、有意義な大学生活を送れるよう日々鋭意努力していこうと思います。
私の家庭はもともと裕福というわけではなく、数年前から父親の給与が年々減少しており、母親がパートを掛け持ちしています。そういったこともあり、少しでも家計を助けようと国立大学への入学を志望していましたが自分の至らなさから不合格となってしまい、学費が大きな負担となっていました。したがって、他種の奨学金を使用して補わざるを得ず、金銭面が大きな懸念材料となっていました。しかし、今回採用していただいたことにより、家計の負担を減らすことができ、私もより一層勉学に励むことができます。本当にありがとうございます。
大学に入学して早くも1年以上が経過しました。今年は昨年に引き続きコロナウイルスが猛威を振るっていることもあり、前期の授業はほとんどオンラインでの開講となってしまっていますが、昨年に比べると対面の予定も増えてきているのではないかなと感じています。サークル活動では、クイズ研究会に所属しています。昨年に引き続き、大学でクイズを始めた人々の中では、オンライン大会での団体メンバーや大会で優勝するなど、非常に良い経験をさせていただいております。オンラインを逆手に取り、他大学のクイズ研究会の方々とクイズをするなどもしています。
学業では、昨年受講した商業学基礎や経営学基礎の授業を非常に興味深く感じており、専攻科目ではその2つを中心に学習していきたいと思っています。商学部に進学したこともあり、以前よりも強くマーケティングや商業そのものについての関心が強くなっています。
将来私は、慶應義塾で経営学・商業学を中心に学び、先行きが不透明な現代社会をマーケティングの面から切り込み、国際社会で活躍するような人間になりたいと考えています。維持会の皆様に自分の学業生活が支えられているということをしっかり認識しつつ、勉学に励んでいきたいと考えております。

広島県出身 商学部2年(2021年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金という形でご支援いただけること、大変感謝いたします。また、厳正な審査の下、私を評価していただけたこと大変嬉しく存じます。維持会奨学生の名に恥じぬよう、今後も今まで以上に勉学、学生生活に精進していく所存です。
さて、申込み時の作文にも書きました通り、私は最終学年という立場であり、残す授業はゼミのみとなっております。今週には最後の卒論発表も控えており、身の引き締まる思いです。専攻は現代中国政治、卒論テーマは『広東省・香港エリアの大湾区開発』であり、今まで4年間学んできた中国語インテンシブ、地域文化論などの知識を総結集させた集大成だと考えています。それ故、他者から評価されるに越したことはないですが、それ以上に自分自身が納得できる論文となるよう執筆を続けてまいります。
また、生活面でも一年時より所属してまいりました日吉寄宿舎の日々が終わりを迎えようとしています。伝統ある、学年をたがえた三人一部屋での生活は貴重であり、様々な衝突、発見、思考を享受し、糧とさせて頂きました。今まで上級生を送り出してきた側が送り出される側に立ち、今後一人で歩んでいくことを考えると寂寞の思いがこみ上げてきます。
来年からは、内定をいただいた金融業界に身を置き、長年の夢であった中国、東南アジアへの出張、駐在を通して、今まで培ってきた経験、知識を存分に活かし、将来的には国内・外をつなげる一翼を担いたいと考えております。そのためにも、入社してから改めて気持ちを新たにし、先輩方の功績に続くことができるよう、また、福澤諭吉の教えである独立自尊にも則れるよう、目の前の一つ一つに日々全力で取り組み、様々なことを吸収したいと思います。
最後に、この4年間を通じて経験してきた全てを思い返し、その経験を可能ならしめるに至った両親、大学をはじめとする数々の理解と援助に最大の敬意と感謝を以て締めくくらせて頂きます。
改めまして、この度は私を慶應義塾維持会奨学生にお選びいただき誠にありがとうございました。

広島県出身 法学部4年(2020年度)


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