維持会奨学生からのメッセージ ー兵庫県出身

兵庫県出身

この度は、慶應義塾大学維持会奨学金に採用していただきまして、誠にありがとうございます。
私が貴奨学金を志望させていただいた理由は、大学生活における金銭的負担を軽減したいと考えたからです。私立大学は学費が高額であり、さらに私の場合兵庫県出身ということで、関東での生活に多くの出費が伴い、家計が逼迫しています。両親は、収入は多くはないにもかかわらず、私の将来のことを真っ先に考え、慶應義塾大学への進学を承諾してくれました。しかし、学費の負担は家計にとってやはり大きいです。アルバイトもしておりますが、四年生になり、研究活動も本格化して参りますので、十分な収入を得ることができておりません。貴奨学金による援助により、大学生活にかかる金銭的負担は大幅に軽減され、安心して研究活動に専念することができています。
私は将来、宇宙の研究に携わり、宇宙の起源は何か、初期宇宙に何が起きていたのか、宇宙はどのように進化するのか、について解明したいと考えています。そして究極的には、我々人類はどこから来たのか、何者なのか、そしてどこに向かうのか、という人類の根源的な問いに科学的な答えをもたらしたいと考えています。現在はそれに向けて、研究室で先行研究の論文を講読しております。最先端の観測技術を用いることで、約100億年も前の宇宙の様子をこの地球から観測できます。その観測結果をもとにして、数式を用いて計算することで、宇宙進化のシナリオを紙の上に書き起こすことができます。このように、物理学を用いることで、人類が到底到達できない遠い昔の宇宙を数式で再現できることに、幼少期から強い知的ロマンを抱き続けて来ました。まさに今、そのような研究の一端に立っていることを実感し、毎日が知的刺激に満ち溢れています。今後もこのテーマについて研究し、人類の知の発展に寄与したいと考えています。
このように、金銭的に困窮していても学びを深めてゆける環境が慶應義塾に存在することに改めて感謝すると共に、これぞまさしく福澤諭吉先生の社中協力の精神だと切に実感しております。私はこの度給付していただいた奨学金を利用して、気品の泉源・智徳の模範たりうる研究者になり、私自身も慶應義塾をより発展させるべく、これまで以上に学業・研究活動に邁進して参りたい所存でございます。
改めまして、この度は貴奨学金に採用していただきまして、誠にありがとうございました。

兵庫県出身 理工学部4年(2022年度)


この度は昨年度に引き続き慶應義塾維持会奨学生に採用して頂き、誠にありがとうございます。私の父が定年退職によって嘱託社員として勤務することで、収入が減少し、家計が逼迫していました。加えて、アルバイトを控え、サークル活動や来年度から始まる研究に備えて勉強に集中したいと考えていました。そんな中、慶應義塾維持会の奨学生として採用して頂きました。勉学に打ち込み、悔いのない学生生活を送りたいと思います。
サークル活動では、「缶サット」と呼ばれる小型人工衛星の開発をしています。現在は、今年八月に開催される共同実験に参加するために機体を製作しています。昨年の共同実験では、機体が上手く動作せずに失敗に終わりました。前回の改善点を克服することで成功を目指しています。授業の課題が原因で製作時間が取れなかったり、製作途中でわからないことが多かったりと苦労は絶えませんが、他のメンバーと協力することで乗り越えて行きたいと思います。
現在私は3年生で、来年には研究室に配属されて研究が始まります。私は情報工学の研究を行いたいと考えています。しかし、研究を行うにあたって、学力に不安を感じています。それゆえ、今一度これまで授業で学習した内容を復習する必要があると考えています。さらに、授業以外でも進んで勉強をしようと思っています。また、基礎、専門分野だけでなく、英語の勉強にも力を入れようと考えています。研究をするにあたって、英語で書かれた論文を読む機会が多くなります。留学生や外国人研究者と関わることもあると思います。英語を使えることの研究における重要度は非常に高いといえるでしょう。英語力向上の一環として、私は今年度中にTOEFLでハイスコアを獲得することを目標としています。
慶應義塾に入学後、コロナウイルスの脅威に苦心することは多かったですが、優秀な方々と交流するができ、様々なことを経験し、学ぶことができました。私が慶應義塾の塾生であるため、このような機会に恵まれています。私が塾生として勉学に打ち込めるのは貴奨学金のおかげであり、慶應義塾維持会の皆様には改めて深く感謝申し上げます。

兵庫県出身 理工学部3年(2022年度)


この度は慶應義塾大学維持会奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。今回の奨学生採用に関しましては、私のみならず、家族共々大変感謝しております。私の家庭では父が退職しておりながらも一人暮らしに加え、学費の負担が高い私立に所属していることもあり、経済的にとても苦しい状況でした。そのためアルバイトで生活費を賄っていましたが学業との両立が厳しく、勉学に集中することができませんでした。去年に引き続き採用していただいたことで経済面のみならず精神面でも余裕が生まれ、より勉学に集中することができます。
私は現在理工学部管理工学科に所属しており、数学的な視点からデータ分析や経済、経営について学んでおります。具体的には工場における生産の向上のために一つ一つの作業を要素に分解しすることで業務全体を数値化、図式化して現状を把握し、無駄な作業を省くことでより低コストで効率的にものづくりを行うことを可能にしています。ものづくりの効率化の考え方は主に日本の会社で用いられていますが、私はこの分析方法を用いて発展途上国への支援などにつなげていきたいと考えております。特にアフリカなどでは手作業などでの物の製造が広く普及しておりますが、効率的な生産を行うことで現地の賃金の大幅な向上につながります。このように海外での活躍を目標とし、専門知識などを深めていくのみならず英語の勉強などに励んでいくことで国際的に活躍できる人材を目指しております。
最後に、慶應義塾維持会の皆様に深く御礼申し上げます。皆様のご支援のおかげで大学生活がより充実したものとなっているという事実を十分に認識した上で、勉学により一層精を出していきたいと思っております。社会に出てからも、慶應義塾の一員として誇れるような人間になれるよう、何が自分に足りないのか、何が自分に求められているのかを常に自問自答しながら有限である学生生活を有意義に送っていきたいと思います。末筆になりますが、重ねて慶應義塾維持会の皆様にご支援いただきますこと、深く御礼申し上げます。

兵庫県出身 理工学部2年(2022年度)


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