維持会奨学生からのメッセージ ー熊本県出身

熊本県出身

この度は慶應義塾大学維持会奨学金に採用いただき、誠にありがとうございます。相応しい奨学生になれるよう、さらなる勉学に励みたいと思っております。
私は昨年から上京し、大学進学に伴い一人暮らしを始めました。憧れの慶應大学への入学が叶い、家族一同大変喜んでいましたが、生活費など多くの負担がかかっています。昨年、維持会の皆様からご支援いただいたおかげで、家族の負担を軽減し、充実した学校生活を送ることができました。今年度も引き続き皆様からのご支援をいただけることに、家族一同、大変安堵しております。維持会の皆様に心から感謝申し上げます。
将来は、企業間や自治体間の連携によりサステナブルな社会を目指すビジネスのマネジメント業に従事したいと考えています。高校時代の食品ロス削減に関する課外活動の経験から、新たなイノベーションを生み出すのではなく、既存の要素を生かし、組み合わせることで持続可能な未来を実現するビジネスのマネジメントを志しました。
現在、この夢を実現するために2つの取り組みに取り組んでいます。まず1つ目は大学での学びです。1年次には経営学を始めとする基礎科目や商学以外の分野(フランス語など)を学びました。今後は経営戦略論を中心にマーケティング学から社会デザインまで横断的に学び、具体的にサステナブルな社会を目指す企業形態や実態について学びたいと考えています。2つ目は高校時代に取り組んでいた食品ロス削減推進活動の新たなスタートです。この1年間慶應義塾大学で過ごして、多くの友人に出会うことができました。その中で同じような志を持つ友人らと「c’est la vie」(セラヴィ)という活動をこの春に立ち上げました。現在公式SNSを開設し、協賛企業を募っているところです。この活動は食品ロスとなる食材を集め、それをお菓子やパンなどに加工し、販売するというものであり、食品ロス削減の啓発を目的としています。大学生ならではのフットワークを生かし熊本や全国を巻き込みながら、この活動を発展させ、食品ロスや食に対する意識改革に取り組みたいと考えています。
上京してから1年が経ち、自分の興味分野を学び、多くの素晴らしい友人たちと出会うことができ、充実した毎日を送っています。みなさまの支えがあって大学生活を送れていることを心に刻み、日々精進していきます。改めまして、この度は維持会の皆様に心よりお礼を申し上げます。

熊本県出身 商学部2年(2023年度)


この度は慶應義塾大学維持会奨学金に採用いただき、誠にありがとうございます。奨学生として相応しい奨学生になれるよう、より一層勉学に励みたいと思っております。
私は、大学進学にあたり上京し1人暮らしを始めました。憧れの慶應大学への入学が叶い家族一同喜んでいましたが、都会での暮らしは私たちが考えていたよりも学費に家賃・光熱費・生活費と多くのお金がかかっています。両親と祖父母の仕送りなどで生計を立ててきましたが、家計には大きな負担をかけていました。維持会の皆様にご支援いただけるということで、家族一同、大変安堵すると共に心より感謝申し上げます。
私は将来、企業間・自治体間の連携でサステナブルな社会を目指すビジネスを作るマネジメント業につきたいと考えています。高校時代の食品ロス削減にまつわる課外活動の経験から、今現在あるものの素晴らしさに気づき、それらを組み合わせることで持続可能な未来を新たな形で作り出せるのではないかと考えるようになりました。さらには上京してから地元のことを考える機会が増えたため、このビジネスを地域活性化にまで結びつけていければいいなとも考えています。
このような夢を実現するために、私は具体的に2つのことに大学で取り組みたいと考えております。1つ目は、勉学です。大学4年間で経営戦略論を中心に社会デザイン・マネジメントに至るまで横断的に学び、サステナブルな社会を実際に目指すための企業としての役割や新たな事業形態について考えたいと思います。1年次には基礎をしっかり固められるよう、熱心に勉学に励みたいと考えております。2つ目は高校時代の食品ロス削減活動の継続です。大学進学にあたり高校時代までの活動は後輩に受け継ぐ形で引退しましたが、現在も後輩たちとオンライン上でのアドバイス等で支援を続けています。今後は地方方多くの学生が集まる慶應義塾の特色を活かし、全国的な活動に発展させたいとも考えています。
上京してから約2ヶ月、まだまだ大学での環境の変化に対応しきれていませんが、たくさんの素晴らしい友人たちと出会い刺激的な毎日を送っています。この大学4年間を通じて様々な経験をし、多様な人々と新たなつながりを創造しながら充実した毎日を送っていきたいと思います。改めまして、この度は維持会の皆様に心よりお礼を申し上げます。

熊本県出身 商学部1年(2022年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。ご支援とご厚意に心より感謝申し上げます。私は今年度熊本から一人上京してまいりました。経済的理由で本来は県内の大学への進学が望ましかったところ、両親は私の志を理解、応援し、東京に上京して私立大学に通うことを許可してくれました。しかしそれに対して私は両親の負担を考えると、非常に負い目を感じておりました。ですから今回奨学金をいただけたことで、両親の負担を少しでも軽減させることができたと思うと、嬉しさと感謝の念に堪えません。
慶應義塾大学に入学してはや二ヶ月半。ずっとあこがれてきた大学で、自分の想定をこえる刺激をうける毎日を送っており、この大学に進学する道を選んで本当に良かったと感じております。私は本学での四年間の大学生活で、挑戦と経験とを積み重ね、自分の将来の理想像に一歩近づけることが目標です。具体的には、将来外交官になるために、司法試験合格や国家総合職試験の合格。また、留学をとおして語学力の向上や世界視野の取得を目標としております。正直に申しあげるとこれらすべてを成し遂げることには、経済面、時間面、実力面等、今様々な疑問や不安を抱えており、実際容易な道でないことは承知しております。ですが初めからあきらめるつもりはありません。それは、今回のような維持会の皆様のご支援を含め、両親、先生と多くの人に支えられて今の私があることを実感しているからです。その支えを最大限に生かして自分の未来を、自分で切り開きたいです。この理想を夢で終わらせず現実にしなければなりません。そのためにもまずは目の前にある法学やそのほかの勉学に励み知識を身に着け、実践的に運用できる能力を身に着けたいと思います。また、この大学の友達、先輩、そしてOBの方々との関わり合いの中でのお話を参考にさせていただいて、自分一人の狭い視野から脱却し、価値観を広げていきたいと考えております。
最後に、繰り返しになりますが、この度支援してくださった慶應義塾維持会の皆様に深く感謝します。今後とも塾生としての誇りをもって学業に励んで参ります。

熊本県出身 法学部1年(2022年度)


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