維持会奨学生からのメッセージ ー京都府出身

京都府出身

このたびは、奨学金の利用者として採用していただき、誠にありがとうございます。昨年に引き続き、本年度もご支援いただけますこと、大変嬉しく思います。おかげさまで、心置きなく勉学やその他の活動に励むことができます。
昨年度は、大いに充実した大学生活1年目を過ごすことができました。大学での授業はもちろんのこと、サークル活動や、その他さまざまな課外活動にも取り組むことができました。ダンスサークルでは、週に1、2度の練習に参加し、三田祭など発表の場で踊ることができました。身体を動かしリズムに乗って、仲間との一体感を味わえる瞬間は本当に気持ちがよく、とても良い思い出になりました。ピアノサークルでは、日々の授業の合間などに部室や大ホールのピアノを借りて、ひとりで練習をしていました。私は幼い頃からピアノをずっと習っていたので、大学生になった今も、一人暮らしで家にピアノがなくても、ピアノを弾き続けることができて、本当に幸せです。また、春にはサークルの定期演奏会に出て、素敵な会場で思う存分自分の音楽を響かせることができました。マーケティングのサークルでは、外部からお呼びした起業家や営業部長などマーケティングのプロである方々のお話を聞いて、刺激をもらい、将来について考える貴重な機会となりました。また、友だちに誘われて起業アイデアを考えるプロジェクトに参加し、計画を立てたりヒアリングを行ったりプロからのアドバイスをもらったりと、かなり本格的な活動をしました。目標を達成するためには何をしなければならないのか、課題解決にはどうすればよいのか、と考えたり実行したりすることはとても面白く、自身を大きく成長させることができました。このように、私がアルバイトばかりをするということなく、やりたいと思ったことをたくさんできたのは、奨学金をいただけたからこそなのだと、心から感謝しております。
今年度も、昨年以上に充実した大学生活を送れるよう、さまざまな計画を立てています。そのうちのひとつが、インターンシップをすることです。将来のため、ビジネス上で成長するべく、社会勉強をして経験を積み、自分の力を試しそして磨いていきたいです。
皆様にご支援いただいているということをしっかりと心に留め、勉学や課外活動に励んでいきたいと思います。

京都府出身 商学部2年(2024年度)


このたびは慶應義塾維持会奨学金の奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。私は京都出身で大学から親元を離れ一人暮らしをしているため、学費だけでなく生活費も多くかかってしまい、かなり経済的負担が大きい状況でした。また私の家庭は母子家庭のため母親の負担がとても心配でした。そんな中、慶應義塾維持会奨学金に採用していただいたことで、いただいた奨学金を学費に充てることができるようになり、大学生活における金銭的負担が大幅に軽減しとても感謝しています。私も飲食店でアルバイトをしていますが、アルバイトによって学業に支障をきたしてしまうのは本末転倒だと思うのでアルバイトで得られるお金に限度があるため不安が大きかったのですが、奨学金に採用されたことで安心して学業に専念することができるようになりました。私は現在、学部2年生で1年生の時にも慶應義塾維持会奨学金に採用していただいていました。奨学金の支援をしていただいたおかげで経済的な心配をすることなく、学業と部活動、サークル活動に専念することができました。具体的には学業では私の得意な数学と物理を授業時間以外にも、慶應義塾大学の図書館などを利用して独学で勉強を進めることができ、数学の期末試験では学年で一位の結果を出すことができました。部活動やサークル活動ではさまざまな地域に演奏や大会のために行き、とても貴重な体験をさせていただきました。私は現在、理工学部物理情報工学科に所属しており物理と数学を専門的に日々学習しています。将来は数学を現代社会に生かす方法を研究し、アクチュアリーという仕事につきたいと思っています。そのために数学の分野を専門的に勉強することと現代の社会の状況を知ることが必要だと思います。前者は大学の授業の内容をしっかりと理解することはもちろん、専門的な内容についても独学で勉強していきたいと思っています。後者に関してはサークル活動によって知ろうとしています。サークル活動では大会や演奏依頼で関西や東北地方、関東地方など日本各地に行く機会が多くあります。その時に出会う人々の話を聞いたり、自分がそこで見たり感じたりすることは現代の社会を知る上でとても大切だと考えています。最後に、慶應義塾維持会の皆様に深くお礼申し上げます。そして感謝の心を忘れずに、慶應義塾の一員として恥じることがないよう日々精進してまいります。

京都府出身 理工学部2年(2024年度)


この度は私を奨学金に採用していただき誠にありがとうございます。多大なるご支援を頂けることを心より感謝しております。私の地元である京都で暮らす両親も奨学金の採用が確定したと知り、一安心しておりました。
奨学金を頂けるということで、複数掛け持ちしていたアルバイトを一つに絞ることができる目途が立ちました。そのおかげで、勉学により多くの時間を費やすことができるようになり、将来の夢に一歩近づけることを大変嬉しく思います。
私の将来の夢は、複合現実を用いたリモートワークの実用化です。この夢を叶えるために、ヒューマンインタフェースやビジュアルコンピューティングなどの科目を履修するだけでなく、確保された時間を有効活用し、拡張現実や複合現実に関する自主勉学にも励みたいと考えています。また、関連する最新の技術や研究にも触れ、自分の知識とスキルをさらに高めていきたいと思います。
先月末に受験したTOEICでは、目標としていた800点には届きませんでしたが、790点という結果を出すことができました。去年のスコアと比べると約100点向上しており、これは昨年度奨学金を頂けたおかげで勉学に専念できた成果だと感じております。今年も奨学金を頂けるということで、TOEICのスコア向上のみならず、他の多様な自学にも取り組んでいきたいと考えています。
慶應義塾大学を卒業後、そのまま同大学の大学院へ進学する予定ですが、この夏にはインターンシップに参加する予定です。それは単に企業発見という目的だけでなく、実際に働く際に求められる能力を再認識するためでもあります。また、可能であれば拡張現実に携わる企業のインターンシップに参加し、MRやXRの現状を体感し、それらに関する課題点などのお話を伺う機会としたいと考えております。このような活動に取り組む目途が立ったのも維持会の皆様のおかげで時間が確保できるようになったためでございます。
慶應義塾維持会の皆様から多大なるご支援を頂き、重ねて感謝を申し上げます。数多くの塾生の中から選考された自覚を持ち、言動には最大限の注意を払い、慶應義塾の名に恥じない塾生となるよう日々精進してまいります。これからもご期待に沿えるよう努力して参りますので、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

京都府出身 理工学部3年(2024年度)