維持会奨学生からのメッセージ ー長野県出身

長野県出身

この度は慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。ご支援いただきます維持会員の皆様に深く感謝するとともに、今後もより一層学業に邁進していきたいと思います。
私は現在、理工学部物理情報工学科4年生として、海住研究室に所属しています。本年度は新型コロナウイルス感染症の影響が落ち着いてきたことから、理工学部でも多くの講義が対面授業で実施されており、現在は学寮生として東京で生活をしています。しかしながら、研究室への配属という自身の環境変化により現時点ではアルバイト等に就労しておらず、また父の単身赴任からの帰任に従い、世帯年収が大きく減少するため、今回の奨学金採用は本当に大きな助けとなります。重ね重ねとなりますが、皆様のご厚意には感謝してもしきれません。
さて、肝心の学業についてですが、先に述べましたように、本年度は春学期当初から理工学部全体として対面授業が再開されています。特に、一部の授業ではオンライン授業の特徴を生かしたハイブリット型が取り入れられており、昨年度と比べてもより一段と質の高い授業を受けることができていると感じます。また、研究室配属につきましてもスムーズな先任者からの引継ぎをはじめ、先輩や教授からの温かな指導および支援を受け、不自由なくのびのびと研究を行うことができています。もちろん、コロナ禍以前とは大きく変化し、まだ目新しく慣れない環境の中での講義聴講や、より専門性を増し、主体的かつ能動的な学びを求められる研究生活など、私自身十全の出来には至らぬ点もあります。しかしながら、今後とも何事にも興味を持ち、自己研鑽を怠らずに全力で学問を修めるべく邁進していく所存であります。
末筆となりますが、維持会員の皆様のご健康とますますのご多幸を祈念し、結びの言葉とさせていただきます。

長野県出身 理工学部4年(2022年度)


この度は慶應義塾維持会奨学生として採用していただきまして、誠にありがとうございます。昨年度に引き続き、日頃よりこの伝統ある慶應義塾の発展に尽力されております、慶應義塾大学の皆様にご支援いただけることに心より感謝申し上げますとともに、維持会奨学生としての誇りと自覚を胸に、今後も学業に邁進するべく、身の引き締まる思いがいたします。
現在も慶應義塾大学で学びを継続することができているのは維持会の皆様の温かいご支援のおかげであると実感しております。昨年度は貴会のご支援によって大いに助けをいただきました。学業では外資系製薬会社との共同研究の実施や、サークル活動や就職活動などで今まで以上に注力して取り組むことができました。
私が親元を離れ慶應義塾大学商学部に入学しようと思った理由は、将来ビジネスマンとして活躍し、日本という国をもっともっと良くしたいという漠然とした想いからでした。そのためには日本中から優秀な人材が集まり、世界に広く開かれた慶應義塾大学に入るべきだと考え必死に努力し、入学しました。大学に入学後も長期インターンシップを通じて実務経験を積み、その中で学びたい領域を大学で学ぶ形で、自分自身のキャリアと向き合いながら実務と学術を交差させて成長を図ってきました。来年からは外資系の企業に入社し、日本企業の成長をサポートする仕事に就きます。残りの学生生活の時間を、社会人になってからビジネスマンとして活躍するための英語力の向上や、所属するゼミでの卒業研究に尽力してまいりたいと思います。また、学生時代に後悔することのないようにやれることは全てやり切るつもりで、全力で活動していきます。
最後に、この度は引き続き、慶應義塾維持会奨学生として採用していただきありがとうございました。貴会の素晴らしい活動のおかげで、今後もさらに大学生活を充実させることができると確信しております。今後は慶應義塾大学の発展に貢献できるような人物になれるよう、努力し続けてまいりたいと思います。

長野県出身 商学部4年(2022年度)


この度は、昨年、一昨年に引き続き慶應義塾維持会奨学生として採用していただき、ありがとうございます。新型コロナウイルスの影響により観光地に努める父の収入は減少した一方で、姉妹共に県外で一人暮らしをしており、学費や生活費で家計は圧迫された状況にあります。そんな中継続的なご支援のおかげで、私の自由を尊重し家計が苦しくてもやりたいことを応援してくれる両親の負担を減らし、学業や部活動に専念することができていることを大変嬉しく思うとともに、改めて心より感謝申し上げます。維持会奨学生としての誇りと自覚を胸に、今後より一層慶應義塾での学びや諸活動に邁進する所存です。
現在法学部法律学科に在籍し、学年が上がるにつれ次第に学びの専門性が高まってきました。コロナ禍で対面授業が叶わず、他の個性豊かで優秀な塾生の仲間と交流が大きく制限されていた1,2年時と比べ、実際にキャンパスで学業や諸活動に励むことができている現状にこの上ない喜びと充実を感じております。学業においては法の表面的な部分ではなく、実際に判例を通して運用や改正について学習することで、法と社会の繋がりを理解する面白さを日々実感しています。また刑法関連のゼミに所属し、議論を通じて複数の学説を比較し自身の見解を追究し、ゼミ仲間と意見を交わす時間はかけがえのないものであると感じます。学業以外では體育會バレーボール部でチームスポーツに打ち込み、仲間と過ごす時間の大切さや多種多様な人々が同じ喜びを共有する楽しさを感じたことで、将来は人々の日常に寄り添い幸せを感じる手助けになる仕事がしたいと考えています。他者との協働や論理的思考など、義塾での様々な活動から得た能力を活かすとともに、英語インテンシブコースでの経験から海外も視野に入れより多くの人の幸せに寄与するために邁進したいと考えます。
最後に、この度は昨年、一昨年に引き続き、慶應義塾維持会奨学生として採用していただきありがとうございました。貴会の素晴らしい活動によりかけがえのない時間を送ることができております。残り半分を切った大学生活をさらに充実させるとともに、夢を叶え慶應義塾の発展に貢献できるような人物になれるよう、これからも努力し続けてまいります。

長野県出身 法学部3年(2022年度)


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