岡山県出身
この度は慶應義塾維持会奨学金に3度目の採用をしていただき誠にありがとうございます。昨年度に引き続き、本年度も奨学生として採用していただいたこと、心から感謝しております。私は双子の兄で弟とともに首都圏の大学に進学してきており、それに伴う費用で両親に大きな負担をかけてしまっています。また、本年度から兄が医学部へ進学したことにより、さらに家計が圧迫されていました。そのような中、本年度も慶応義塾維持会の皆様のご支援をいただいたことで、両親への負担を軽減することができたと同時に、様々な活動に積極的に取り組む機会を得ることができました。家族一同とても感謝しております。昨年度と変わらず、今年も奨学生、そして塾生としての誇りをもって大学生活に励んでまいります。
私は現在文学部社会学専攻第3学年に在籍しており、本年度からゼミに入って研究活動を行っています。私の所属しているゼミは家族社会学を中心に研究しており、そのなかでも特にマイノリティに関する研究に興味を持っています。今は様々な文献を読みながら教養を深めている段階なので、まだマイノリティに関する詳しい研究ができてはいませんが、様々な文献に刺激を受けながら、これまで学んだことを活かして研究をしていきたいです。また学生生活に関しては、私はダンスサークルに所属しているのですが、先日新歓合宿がありました。私は合宿係の代表として旅行会社と打ち合わせを行ったりしながら、合宿の運営をしてまいりました。100名以上参加する大規模なものでしたが、仲間と協力することによって、無事成功させることができました。この経験を通じて、改めて私は周りの人に支えられていること、および慶應義塾には素敵な人がたくさんいることを実感しました。これからも周りへの感謝を忘れず、様々な活動に挑戦し、後悔のない大学生活を送っていきたいです。
最後になりますが、慶應義塾維持会の奨学生として選んでいただいたこと、重ねてお礼申し上げます。末筆ながら貴会の益々のご発展を祈念申し上げます。
岡山県出身 文学部3年(2024年度)
この度は慶應義塾維持会奨学生に採用していただきありがとうございます。家族共々喜んでおり、心より感謝申し上げます。
現在私は岡山から上京して一人暮らしをしているため、両親に家賃と学費を支払ってもらっており、生活費の一部も仕送りしてもらっています。癌を患っている一人暮らしの祖母の生活費を援助したり生活の手伝いをしに行ったりもしており、家のローンも残っているためなかなか貯金ができません。今回奨学生に選んでいただき、私のやりたいことを応援してくれる家族の負担を少しでも減らすことができて本当に良かったです。また、似た境遇にありながら不採用となった方々や奨学金を融資してくださった皆様のお気持ちを考えると、より一層努力する気持ちが強まります。
私は様々なことに興味とやる気があります。何事にも縛られるのが嫌いで、他人から無謀と笑われても挑戦したいと思ってしまいます。私はこの慶應義塾大学ならばそれが可能だと思いました。私が学んでいる管理工学科は社会に直結する経営、金融、情報などの幅広い分野で様々な問題解決方法を学んでいきます。浅く広い知識と一つの専門を持つという逆T字型とよく言われますが、私は一つでも多くの専門を身につけたいと思っています。以前慶應OBの方々がお話をしてくださる機会があり相談したところ、アイディアを実現するためにプログラミングを学ぶのは汎用性の高さからも良いだろうとアドバイスをいただき勉強を始めました。ITへの依存度が増していくこれからの社会では必ず役に立つと思い、インターンも始め頑張っています。さらに将来のために経済や法律なども勉強したいと思っており、資格の取得も目標にしています。
また、私は地方創生にも携わりたいです。上京し、想像通り格差は実感しました。予想外だったのは格差に気付いている人、問題視しいている人がとても少なかったということです。現在地元の市のワークショップにも参加してものの考え方や色々な立場の人の意見や社会の動きを学んでいます。将来地方に戻って内部から盛り上げるか外部から刺激を与え協力するか、形はわかりませんが自分の力が最大限いかせる方法で格差是正に貢献したいと思います。
皆さんからの支援のおかげで慶應義塾大学という素晴らしい環境で人一倍学べることに深く感謝し、このようなご縁を大切にしていきたいと思います。本当にありがとうございます。
岡山県出身 理工学部2年(2024年度)
この度は慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。私の両親は共働きではありますが、母はパートとして働き、父は来年度から定年退職後の再雇用という形で働く予定となっており、退職前から給与が大幅に減少することが予想されています。そのため、首都圏での一人暮らしの費用と私立大学理系の学費の両方を賄うことは、決して口にはしませんが、とても大きな負担となっていると思われ、両親に申し訳ないという気持ちを持っていました。そんな中、慶應義塾維持会奨学金に採用していただくことで両親の負担を減らすとともに、アルバイトに充てる時間を学業に充てることができますことに家族一同、とても感謝しています。また私個人としても、少しでも両親に報いることができ、嬉しく思っています。
私はこの春2年生に進級し、授業の内容が少しずつ専門性を帯び、難しくなっていく中で、大変さを感じながら友人と思考・議論をしつつ学びを深めていく楽しい日々を送っています。2年生での学習は、3、4年生でのより一層専門的な内容、さらには大学院での研究を充実したものにしていくには欠かせないものであるため、経済的理由からおろそかにしてしまうようなことなく、学習できることをとても嬉しく思います。将来的には、ARやVRといった現実世界と仮想空間とを結ぶ技術の研究、開発に携わりたいと考えています。これらの技術を発展させ、コロナ禍で直面した、人と人とのリアルなコミュニケーションの欠如による社会問題を解決したいと考えています。また学業と並行して、所属しています理工学部体育会の方の活動にも精力的に参加しています。前述の通り、学習との両立は大変なものではありますが、大学生の今だからこそできることに一生懸命に励み、体力と精神力を身につけて参ります。
最後になりますが、改めましてこの度は慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、大変感謝しております。これからも、慶應義塾維持会奨学生として恥じぬよう、より一層学業、並びに部活動に励んで参ります。
岡山県出身 理工学部2年(2024年度)