維持会奨学生からのメッセージ ー大阪府出身

大阪府出身

この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。ご支援してくださった慶應義塾維持会の皆様に、心より感謝申し上げます。私は三人兄弟の長男であり、経済的に余裕がない中で、学費の高い私立大学に一人暮らしで通っております。そのため、両親には大きな負担をかけてしまっています。今年は特に、長弟が大学受験を控え、末弟が私立高校に入学し、父が単身赴任するということが重なって、家計がさらに厳しい状況にあります。このような状況の中、慶應義塾維持会の皆様のご支援のおかげで、学費の負担が大きく軽減され、より学業に集中できることを嬉しく思っております。
現在、私は慶應義塾大学の授業で計量経済学やミクロ経済学といった経済と数学を組み合わせた学問を学んでおります。この分野では、数学を用いて経済の動きを理論的に分析するため、新しい視点から経済を理解できることに非常に興味を持っています。将来も数学的な経済学の学びを深めるため、3年生以降も積極的に履修したいと考えております。他にも、テニスの授業を履修しているのですが、ここではプロフェッショナルの講師の方から指導を受けながら、学年の垣根を超えてコミュニケーションをとることができ、非常に良い経験をすることができています。
また課外活動に関しては、私は音楽系のサークルに所属しており日々楽器の演奏技術の向上に力を入れながら、ライブに向けて練習を重ねております。ライブの中で仲間と一緒に演奏することから生まれるグルーヴ感は、私の心を豊かにしてくれます。さらに、最近ではブラックミュージックを通じて音楽理論を勉強していて、音楽に対して今までよりもさらに深く取り組めていると感じております。自分がやりたいことに専念できるのも、皆様のご支援のおかげでございます。
最後に、改めて慶應義塾維持会の奨学生として選んでいただいたことに御礼申し上げます。1年次も慶應義塾維持会の皆様のおかげで非常に有意義な学生生活を送ることができました。これからも、ご支援をいただいているということに対する自覚と感謝の気持ちを忘れず、自分にとって意味のある充実した学生生活を送れるように日々精進してまいります。

大阪府出身 経済学部2年(2024年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用していただき誠にありがとうございます。慶應義塾維持会様のご支援のおかげで、慶應義塾大学でいっそう学びを深めることができることに深く感謝申し上げます。ご支援いただいた感謝を忘れずに,これからも勉学に励んでいこうと思います。
私は将来、国家公務員として日本の政策立案や経済の健全な発展に貢献したいと考えています。そのため、現在は経済学を中心に学んでおり、経済分析の能力を、政策の効果や影響を正しく評価するために役立てたいと思っています。しかし、私の実家は母子家庭で仕送りなどは難しく、大学に入学してからの学費や生活費等のほぼすべてを自分で払っているため、金銭的に非常に厳しい生活を送っていました。ですが、今回慶應義塾維持会様からのご支援をいただけることになったおかげで、生活に余裕ができ、今まで以上に学業に専念することができます。頂いたチャンスを最大限に生かし、自分の将来のキャリアに役立てたいと思います。
また、来年からは3年生となり、ゼミに所属することが可能になります。そこで私は経済学とその中でも特に興味がある政策、金融工学の分野を学んでいきたいと思っています。私の目指す政策立案者としてのキャリアは、経済学、政策、金融工学の知識を統合し、複雑な国家の経済政策や財政政策の立案において、社会全体に貢献することです。そのために、在学中にそれらの分野を積極的に学び、その専門知識を組み合わせることで、より持続可能で包括的な政策を立案し、日本の経済の発展に寄与したいと考えています。
以上より、私は将来、国家公務員として政策立案者の立場から、日本の経済の発展に貢献したいと考えています。慶應義塾大学の一員として、自分の学びとこれからの活動が、その伝統と理念委より一層の深みをもたらせることを強く志望します。最後に、重ね重ねではありますが、慶應義塾維持会様の皆様のご支援に、深く感謝申し上げます。頂いた御厚意に応えられるよう、有意義な学生生活を送っていきたいと思います。

大阪府出身 経済学部2年(2024年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金のご支援を頂き、誠にありがとうございます。私は、母子家庭で育ち、親元を離れ一人暮らしをしております。昨年母の持病が悪化し、今までの通り働けなくなり、学費や生活費の工面に頭を悩ましておりましたが、ご支援のおかげで金銭的な不安を解消でき、学業及び課外活動により一層集中し、充実した大学生活を送ることができるようになりました。
入学して2ヶ月ほどが経ち、新生活にも少しずつ慣れてきました。会計学や経営学など商学部の専攻内容に関わる専門的な科目に加え、幅広い教養を身に着けられる総合教育科目で刺激を受けながら、自身の学びを深め、視野を広げています。英語の授業では、高校以前の「英語を学ぶ授業」ではなく、「英語で学ぶ授業」が展開されており、より実践的なコミュニケーション手段としての英語を学ぶことはもちろん、思考力を磨くこともできていると感じています。また、課外活動として、お笑いサークルの活動に取り組んでいます。先輩方や同期のオリジナリティー溢れる着眼点や話題の展開方法などに刺激を受けながら、観客が求めているものは何かを考え続けることを大切にし、活動をしています。
私は、今後の社会には精神的な豊かさが必要であると考え、将来的にはエンターテインメントに関わる職に就きたいと考えています。具体的には、日常を忘れて没入できるエンターテインメントを提供したいと考えています。そのためには、世界に溢れる情報から世の中のニーズを掴み、それを満たしかつ独自性のあるものを生み出し、ターゲットに適切に届くようなプロモーションを行う必要があると考えており、高いマーケティングのスキルが必須です。そこで、三、四年次には、マーケティングを扱うゼミに所属し、高いマーケティングスキルを獲得したいと考えています。
末筆ではございますが、この度、奨学生として採用して頂きましたことに改めて深く感謝の意を表しますとともに、慶應義塾維持会の皆様の益々のご健勝をお祈り申し上げます。

大阪府出身 商学部1年(2024年度)