大阪府出身
この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。ご支援により、アルバイトに多くの時間を割くことなく学業に専念できることは非常に嬉しく、大変感謝しています。また、奨学生として恥じない自分でいるということに、より一層身が引き締まる思いです。
私は現在4年生となり、研究会に所属し、データベースシステムの高性能化・堅牢化に関する研究を行っています。データベースシステムは、多くの分野を支える非常に重要な技術です。音声認識等の機械学習や超新星爆発検出の自動化、ゲリラ豪雨予測のリアルタイム化などを可能にしているのがデータベースシステムです。高めあうことの出来る素晴らしい研究会の仲間と共に、社会を支える重要技術といえるデータベースシステムについて研究する日々は非常に充実しています。また、研究会のメンバーには海外出身の学生も多く、非常に刺激的な毎日であり、自身の語学力の向上も感じています。金銭的にも、コロナ禍という時勢的にも、2・3年次での海外留学が困難だったため、日常生活のなかで語学力を向上できる現在の環境を非常に嬉しく思います。このような素晴らしい環境のある慶應義塾で、学業に専念できることも維持会の皆様のご支援のおかげです。心より感謝いたします。卒業研究は、これまで3年間の慶應義塾での学びの総仕上げとして、妥協のない、自分自身が納得できる研究を行いたいと思います。
また、大学卒業後は大学院へ進学し、引き続きデータベースシステムの研究を続ける予定です。さらに高度な専門知識、実力を身につけ、研究成果をもって社会に貢献します。データベースシステムの高性能化・堅牢化は、あらゆる分野に貢献すると考えています。
維持会の皆様にご支援いただいたことへの感謝を忘れず、奨学生としての自覚を持ち、生活していきます。残りの大学生活も悔いを残すことがないよう、1日1日を大切に学業に邁進します。この度は、本当にありがとうございます。
大阪府出身 環境情報学部4年(2022年度)
この度は2022年度慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。私自身、一年生の頃から維持会のご支援をいただき、今年度で3年目となりますが、維持会の皆様の厚いご支援のもと、慶應義塾という素晴らしい環境に身を置き、勉学に励むことが出来ることを大変幸せに思います。支援してくださる方々へ深く感謝申し上げるとともに、このご支援を有効に活用できるよう、今後も一層精進していきたいと思っております。
現在私は3年生となり、薬学部生として様々な分野を学ぶだけでなく、研究室配属の決定などもあり、一人の薬学研究者としての道に着実に近づいているのではないかと感じております。私は、かねてから様々な化合物をデザインすることによって創薬に携わりたいと考えており、今後研究室に配属されてからは、研究室の教員の方々や先輩方の力もお借りしながら、人一倍研究活動に邁進して参りたいと思います。
また、薬学部生として学業を修め、創薬研究者となるべく努力することはもちろんのこと、同時に大学生活の中で身に付けることとして、他者との交流の中で生まれる人としての成長が挙げられると考えています。この点に関しても、現在私が所属している慶應義塾唯一の自治寮である日吉寄宿舎において、学生主体の自治活動やそこで経験する独特な文化や人間関係を通して、自分の役割や振る舞い方を試行錯誤することで、他では得ることの出来ない人としての成長が得られると考えています。
今後は奨学金に採用していただいたことで得られた時間と経済的な余裕を利用し、配属先の研究室において、研究活動へ打ち込み、また同時に日吉寄宿舎において、主体的に自治活動や人間関係の構築、そして80年以上に渡り構築された独自の文化を継承するために、自ら考え、行動することで、自分自身の創薬研究者として、そして一人の人間としてより一層成長することが出来、また今回採用いただいた奨学金をより有意義に使うことが出来るのではないかと考えております。
末筆ではございますが、慶應義塾維持会の皆様のご健勝と益々の発展を心よりお祈り申し上げます。
大阪府出身 薬学部3年(2022年度)
この度は、慶應義塾維持会奨学金に採用いただきまして、誠にありがとうございます。ご支援いただけたことで、自身の経済状況に頭を悩ませることなく、学業に専念することができます。本当に感謝の念が尽きません。
自身は文学部社会学専攻の4年生となり、集大成とも言える卒業研究に励んでいる最中でございます。これまで、どの授業にも全力で取り組み、社会が抱える問題等について多面的に考えられる力を身につけられるようにと努力してまいりました。それでも、真剣に取り組めば取り組むほど、卒業研究は上手くいかないことも多いです。まさに紆余曲折しておりますが、自信を持って卒業することができるような卒業論文を執筆できるよう、全力を尽くしたいと思っております。
また、自身は母子家庭であり、学費やほとんどの生活費を自身でやりくりせねばならない状況にあります。アルバイトにも励んでおりますが、学業と両立するとなればこれ以上増やすことは難しいという状況でした。このような状況ですので、自身は卒業後すぐに就職する方が良いとは分かりつつも、もっと学びを深めたいという思いを捨てきれず、大学院への進学を目指すことを決意致しました。そんな中で、維持会の皆様にご支援いただけることとなり、本当に感謝しております。学費の支払いへの負担が減り、心おきなく学業に専念することが出来ます。
現在は大学院入試に向けて、勉強に励んでおります。引き続き社会学分野での進学を検討しておりますが、まだまだ自身が知識不足であることを実感する日々です。それと同時に、学問の奥深さや面白さも身に染みて感じております。限られた時間の中ではありますが、合格するという目標に向けて、精一杯頑張りたいと思います。
今回、採用いただけましたことは、経済面だけでなく、精神面においても大変励みになりました。慶應義塾の発展を願う維持会の皆様からご支援いただけるということで、これほどに誇らしいことはございません。奨学生に選んでいただけた一員であるという自覚と、この感謝の気持ちを忘れず、今後も引き続き自己研鑽に励んでまいりたいと思います。
本当にありがとうございました。
大阪府出身 文学部4年(2022年度)