維持会奨学生からのメッセージ ー和歌山県出身

和歌山県出身

この度、慶應義塾大学維持会奨学生として採用していただき、心より感謝申し上げます。 これまで頂いたご支援の成果として、これまでの学生生活と将来の抱負についてご報告いたします。
第一に、ゼミ活動です。私はフィンテック分野の法律について学ぶゼミに所属しています。少人数での研究発表、ディスカッションでは尊敬できる仲間と切磋琢磨することができ、かけがえのない時間を過ごすことができました。
第二に、サークル活動です。私は茶道サークルに所属しており、大学3年生時には代表を務めました。コロナ禍で約二年間サークルが休止し、運営ノウハウがほぼ無い状態から再興する必要がありました。組織体制の再構築に励み、無事1年間の活動をやり切ることができました。人の役に立つことへのやりがいを感じるのと同時にチームで目標を達成することの楽しさを知りました。
第三に、課外活動です。私は、IEO日本選考予選を運営するプロジェクトに携わっており、大学二年生時にはサブリーダーとしてチームマネジメントに注力いたしました。この経験を経て、スポンサー企業、銀行員の方々、共に運営を行う大学生、参加者の高校生など、様々な年代、立場の人とコミュニケーションをとる中で、人と対話する能力や物事を多面的に見る能力が身についたと思います。
残り少ない大学生活では、自分の知見を広めるべく新しい分野への挑戦を積極的に行いたいと考えています。現在ベンチャー企業でインターンをしており、広島サミットの政府広報ブースに同ベンチャー企業の記者対応担当として参加いたしました。様々な国籍の方とエネルギーの未来、国際政治について話すことができ、将来国際的に企業・社会の課題解決に貢献できるようになりたいと思いました。
卒業後は日系のコンサルティング企業に就職予定です。これまでの組織の課題解決に奔走した経験、知的好奇心旺盛な性格を生かすことができる環境を模索し、コンサルティングに挑戦したいと思いました。
自分が望む道を探ることができるような多様な選択肢を見ることができた学生生活は中高生の自分が想像していた以上に充実したものでした。それはひとえに私を支援してくださった維持会奨学金関係者の皆様、友人や家族のおかげであると思います。
最後になりましたが、慶應義塾維持会の皆様に深くお礼申し上げます。

和歌山県出身 法学部4年(2023年度)


この度は昨年度に引き続き、慶應義塾維持会奨学生として採用していただき心より感謝申し上げます。
昨年度に引き続き今年も、私が親元を離れ大学に通い、妹も上京し大学に通っている状況から経済的な負担が両親にかかっていることを身に染みて感じていました。今回、慶應義塾維持会奨学金をいただけることになり、両親の負担を減らし、私自身目標に向かって邁進できることを嬉しく思っております。
学外では、学生団体に所属し、中学生に対象とした英語出張授業を行う活動を四年間行っています。私自身、中学時代に本団体の大学生と交流し視野が広がり、大学進学を志すきっかけになった経験があります。そのため、大学生が行う本授業は学習面に限らず中学生に成長の機会を与えられると考え、「今度は自分自身が中学生に還元したい」という想いを持って取り組みました。
大学での学びや上記のような課外活動を通じて、誰かの挑戦や成長の支えになることのやりがいを感じています。また、社会では様々な分野の知識やスキルを持ちながら専門性のある人が求められていると考えています。そのため卒業後も精進を怠らず全力で学び続け、他者の挑戦や成長をサポートすることで社会に貢献することを目指しています。そして日本国内に固執することなく、世界を視野に入れ、人々に実績だけでなく、期待も感じさせる「人財」であると感じてもらえるような人の役に立つ活動したいと考えています。さらに、英語を活用し多面的多角的に物事を捉えられることを前提として専門的な知識を持ち、それを応用して自分の意見 を世界に向けて発信していきたいとも感じています。そして絶対的答えが存在しない物事を考え取り組み続けることで最善の方法や行動を自ら導き出し対応できる人になり、世界を舞台に貢献していきたいです。
今後も、常に今までの経験をもとに「何ができるか、何をしたいか」を考え、自らチャンスを探し掴みに行くという自分自身の姿勢を継続し学んでいきます。さらに、大学を卒業し社会人になってからも、大学生活で構築された学びの姿勢、「独立自尊」の精神を持ち、生涯にわたって学び続けていく所存です。最後に繰り返しにはなりますが、この度は慶應義塾維持会奨学生に採用していただき誠にありがとうございました。

和歌山県出身 法学部4年(2023年度)


この度は昨年に引き続き、慶應義塾維持会奨学金に採用していただき心より感謝申し上げます。昨年に於きましては、維持会の皆様のご支援により勉学に集中することができました。昨年に引き続き今年も、新型コロナウイルス感染症の影響に加えて、私の学費や生活費、妹二人が私立学校に通っていることにより、家計は圧迫された状況にあります。よって自分自身のアルバイトによる収入を増やすしかなく、そうなると勉学に集中できない可能性が大いにありました。しかしながら今回、奨学金をいただけることで勉学に集中できるようになり、大変うれしく思っております。
私は現在、理工学部管理工学科に在籍しています。昨年、私は管理工学科で金融工学について学ぶことを決意しました。それは、確率や統計といった、工学的な手法を用いて投資や資産運用を分析するという点に魅了されたからです。今後はより専門的な学びを得ていきますが、常に主体的な姿勢を忘れずに学問に励みます。また、管理工学科では金融工学だけでなく、人間工学やインダストリアルエンジニアリングといった内容についても学びました。これらの内容は、私が管理工学科に進み、初めて見知った内容でありました。このような分野にも興味がわき、学習していきたいと思いました。今後は金融工学を主として、そのほかの分野も疎かにせずに学問に励むことで、逆T字型の人材になれるように努力します。
「社中協力」という言葉に象徴されるように、義塾にはどこにも負けない強い結束力があります。今は自分が助けてもらっている立場ですが、卒業後社会に出てから自分が助けてもらったもの以上を還元したいと思っております。そして義塾が誇れるような卒業生、社会に必要とされる人材になりたいと思っています。そうなるために、これからの大学生活において常に自ら学ぶ姿勢を忘れずに、一日一日を大切にし、充実した大学生活を送ります。 
この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただき、重ねて感謝申し上げます。奨学生としての自覚と責任感を持って今後の大学生活に励みます。

和歌山県出身 理工学部3年(2022年度)


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