山形県出身
この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。地方から上京し、大学生活をスタートさせた私にとって皆様の温かいご支援は大きな心の支えであり、深く感謝しております。SFCでの生活は刺激に満ちており、毎日が新しい発見の連続です。特に嬉しかったのは、多くの仲間と出会えたことです。異なる背景や価値観を持つ人々と対話しながら、自分自身の視野を広げることができています。また、現在は高校生の頃から続けてきた研究の延長として、ダニ目の分類に関する学びを深めており、日々の授業や実習の中で科学への理解が少しずつ深まっていくのを感じています。経済的に余裕のある家庭ではないため、私自身もアルバイトをしながら学費や生活費を支えていますが、維持会の皆様のご支援のおかげで、安心して学びに集中できる環境が整いました。このようにして過ごせる毎日は、何よりもありがたく、貴重なものだと実感しています。
私は将来、研究や教育の分野で人の役に立つ仕事がしたいと考えています。知識を積み重ねるだけでなく、それを社会にどう還元できるかを常に意識して、自分の学びを形にしていきたいと思っています。そして、いつかは今の私のように支えられている学生たちを、今度は支える側に立って応援できる人間になりたいと願っています。また、大学に通う中で強く感じているのは、学ぶことの喜びと、誰かの存在によってそれが支えられているという感覚です。慣れない一人暮らしや、研究とアルバイトの両立で大変な時もありますが、同じように努力している仲間の姿や、維持会の皆様の支援の存在が、私を励ましてくれています。「頑張れるのは、自分一人の力じゃない」と、今あらためて実感しています。
慶應義塾での学びや人との出会いを通じて、これからもさまざまな可能性に挑戦していきます。どんな道に進んでも、いま支えていただいているご恩を忘れず、自分らしく学び続け、行動し続けていきたいです。最後になりますが、このような素晴らしい支援の機会を与えてくださった慶應義塾維持会の皆様に、改めて心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
山形県出身 環境情報学部2年(2025年度)
この度は、慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。このような支援を受けながら勉学に励むことができることを心より感謝申し上げます。
私の家庭はかなり裕福というわけでなく、慶應義塾大学のような私立大学に進学するというのは家族にとって大きな負担になってしまいます。また、私の妹も大学進学を目指していることや、私の母が病気を患ったため現在大学病院に通っていて、もし再発したら高額な医療費がかかってしまう可能性もあり厳しい状況です。そのため父は夜勤をし、アルバイトも掛け持ちを始め、母は元気な今のうちに稼ぐようアルバイトの日数と時間を増やしました。私もアルバイトをするべきなのですが、薬学部は忙しいと話を聞いたことや、新生活に適応するため始められずにいました。ですが今回の支援により精神的に少し余裕が生まれ安心して学ぶことができます。本当にありがとうございます。
私は将来、薬剤師免許を取得した後、製薬会社に勤め新薬の開発に携わるか、病院薬剤師として地域の医療に貢献したいと考えております。まだ、大学生活が始まって間もないですが二、三年の科目が多く忙しい時期に耐えられるよう今のうちから生活リズムを整えることを意識しています。講義で考えたことや感じたことを記録し後から確認する習慣をつけて深い学びをするよう心がけています。薬学を専門とするためには幅広い分野の知識が必要になってきます。将来、人の命に関わる職業に就くつもりなので責任をもって学習を進めていきます。目標を達成することは簡単なことではないため日々の積み重ねを大切にしていきます。
慶應義塾大学という志高い人たちが多く集まり、充実した環境や施設が整っており、長い歴史と文化を持った場所で学べる機会を与えられたことを嬉しく思います。そして仲間と友好な関係を築き、日常生活を楽しみながら、塾生としての自覚と誇りをもって勉学に励みます。
山形県出身 薬学部1年(2025年度)
この度は慶應義塾維持会奨学金の奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。地方から上京してきた私にとって、家族以外にも支えてくださる方々がいることは本当に心強く、幸せなことです。
金銭的に余裕がある家庭ではないにも関わらず、両親は私の意志を尊重し慶應義塾大学への進学を認めてくれました。山形県からの進学であったため、学費の他にも家賃、生活費など様々な面で両親に経済的負担をかけてしまうことに不安を感じていました。大学生になり3年目になりますが、私が落ち着いて勉学に励むことができているのは、このような支援が充実しているおかげです。本当にありがとうございます。
私は、慶應義塾大学の実学の精神に魅力を感じ進学することを決めました。変わり続ける世の中において、実学の精神のもと、時には批判的に物事を捉えながら、真理を追求することはとても重要なことだと考えます。
私は、この2年間、マーケティングを軸とした幅広い教養を身につけるため、積極的に学ぶことを心がけました。今年度からは、消費者行動論を専攻とした研究会にも所属し、本格的にマーケティングを学ぶ機会が増えました。グループごとに会議をし、論文を読んだり、分析したりなど研究に追われる毎日ですが、このように研究に没頭できるのは、維持会の皆様のように支えてくれる方々がいらっしゃるおかげです。ありがとうございます。
卒業後は、人との関わりの中で心を動かすものを作り上げる仕事をしたいと考えています。自分の目標を達成できるように、目の前のことに常に全力を尽くしていきたいと思います。
慶應義塾大学には本当に色々な人がいます。多様なバックグラウンドを持った人たちに日々刺激をもらいながら、自分の興味ある分野について、集中的に学べる環境は、私にとって最高の環境です。卒業後も様々な方面で活躍し刺激を与えてくださる先輩方のように、私も大学での学びを通して、よりよい社会をつくることのできる人財になるために日々学び続けます。
改めて、慶應義塾維持会の皆様に心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
山形県出身 商学部3年(2024年度)