東京都出身

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維持会奨学金採用状況(2007~2018年度)
総計
65名

この度は慶應義塾維持会奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。地方出身の方が優先とされる中、東京都出身である私を選んでいただけたことに非常に感謝しております。頂いた奨学金は二年時の学費、語学の資格費用に充てさせていただきます。父と死別してからの約六年間、母と姉には受験費や私立校の学費、さらに姉の大学費など母子家庭でありながら多大な負担をかけてしまっていたため、そうした経済的負担をようやく少しでも減らせることが大変ありがたいと感じております。大学生活が始まってからというものの、学業とアルバイト、そしてサークル活動の調整が難しく、一週間のほとんどをアルバイトに費やした疲労で学業に集中できない生活を送ることとなり、お金の工面やこれからの勉学の時間のとり方に不安を覚えておりましたので、採用をいただけましたことで安堵することが出来ました。
先ほど述べました語学の資格につきましては、文学部で語学を主として学ぶ中で自分の選択した第二学国語を大学四年間できちんと習得したいと考えております。その際必要となる検定代や参考書代、あるいは本来アルバイトに割かなければならない時間をこちらの奨学金制度によって賄うことが出来るため、アルバイトで体力的に困憊していた今、採用をいただけたことに対しまして感謝の気持ちでいっぱいです。私の第二外国語は中国語で、国際化必須といわれるこれからの社会の中では必ず必要となってくる言語です。母が中国語のネイティブであることを活かし、難易度の高いと言われている発音にもしっかりと力をいれ、中国語検定の資格習得のため語学に邁進してまいりたいと思っております。
私は高校生時代から教職が将来の夢であり、教科について英語と国語で未だに決め兼ねている状況にあります。慶應義塾での四年間を通して、英語と中国語の両語学の語学資格を習得したうえで自分の希望する教科を決定し、さらにはその動機を深めていけるよう努めてまいりたいと思います。

東京都出身 文学部1年(2018年度)


この度は慶應義塾維持会奨学金に採用していただきまして心より深く感謝申し上げます。今回頂いた奨学金は全額授業料に充てさせていただきます。高校3年時に父が急逝したこともあり、非常に家計が苦しい状況でした。今回、奨学金に採用いただいたことでアルバイト等にかける時間も軽減され、身体的疲労と精神的不安から解消されると思うと非常に楽な気持ちです。特に今年からゼミ活動がスタートし、ゼミ課題に費やされる時間が増えました。毎回の課題がとても難解であり、教授からは高いレベルのことが要求されているので、勉学に充てる時間が増えるということは私にとって願ったり叶ったりです。今までどうしても金銭面での不安が常に頭の中にまとわりつき、なかなか勉学に全力を注ぎきれないというのが現実でした。アルバイトで稼げるお金というのもそこまで計算の立てられるほどの金額ではなく、いつもギリギリの戦いを強いられてきました。しかしながら、今回採用いただきましたことで、今まで以上に勉学や課外活動に力を入れられると思うと今年一年が非常に楽しみであります。
さらに、就職活動もちらつく時期となってまいりました。食料・飲料業界や電気メーカーに興味があります。人々を支える食料そして飲料はこの先も人間がこの地球上に存在する限りは必ず必要とされるものであり、自分も携わることでこの世界に生きる人々の生活を支えていきたい、そして我々の生活を支えてくれている電気製品や2013年には9,666億kWhの電力が使われたこの日本でこれからも電力が担っていく役割は大きいと期待でき、電気メーカーに携わることでこの世界の人々の生活の原動力となりたい、そういった思いがあるからです。どちらの業界も簡単に就ける仕事ではないことは重々理解していますし、これからまだまだ努力していかねばならないことがあると思っています。正直、家庭環境のこともあり、この就職活動では他の人よりも抱えているものが大きいと自覚しているので、より一層気を引き締めて全力でぶつかっていきたいと思っております。

東京都出身 法学部3年(2018年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学生に採用していただき誠にありがとうございました。家計状況としましては母子家庭であり、また母親が体調不良により就業が困難となっておりました。学費は叔父から借り入れをしておりました。そのような中、この度奨学金に採用していただくことで叔父からの借り入れを抑え、安心して有意義な大学生活を送ることができると思い感謝しております。
私はエレクトロニクスに大変関心を抱き、電子工学科に進学いたしました。エレクトロニクスを専門としてそれのみを追及するのではなく、化学、医学、薬学といった様々な分野を幅広く習得することを目標とした勉学を行っております。今日科学技術の発展が凄まじい中、エンジニアに求められているものは、単に各専門分野が独立に研究していくのではなく、お互いが相互に協力し作用することであると考えます。それにより、独立した研究では予測、説明できないような飛躍的な結果を生み出す、いわば慶應義塾大学理工学部の基本理念である「創発」が可能になると考えます。その協力関係を実現するためには、自分の専門外の分野を単にその専門に携わる人々に任せるのではなく、他の専門も自分で積極的に理解する必要があります。それにより先進的で画期的な創発に繋がると考えています。このような意識をもって、現在はメディアセンター等を有効に活用しながら学業に励んでおります。幅広い分野を習得することは容易ではなく、時間もかかることであると実感しておりますが、学部を卒業する頃までに、各分野の入門程度の知識を習得していることを目標としております。現在は量子力学に大変関心を抱いております。量子力学に、新たな発見、開発に繋がるような大きな可能性があるのではないかと、漠然ながらも感じております。最後になりますが、この度慶應義塾維持会奨学金に採用していただいたこと、またそれにより学業に専念する環境がより整ったことを非常に感謝しております。

東京都出身 理工学部3年(2018年度)


奨学生のメッセージ 奨学生の出身地別に掲載しています。