鳥取県出身

鳥取県出身

維持会奨学金採用状況(2007~2019年度)
総計
8名

このたびは奨学生に選んでいただき誠にありがとうございます。家計が急変し学問の継続が危ぶまれていた折に、このようなご支援をしていただける機会に恵まれ、慶應義塾維持会の皆様への感謝と、経済的な不安が取り除かれた安堵で胸が一杯になりました。
今後益々自身の専攻する国文学を真摯に学んでいく所存です。今現在は国文学の門戸を叩いたばかりで、先生方の深奥な研究と膨大な知識が詰まった授業を懸命に吸収し、拙いながらも自分なりに思考を巡らすことに努める学生生活を送っています。そこから享受することは大変新鮮で、計り知れない奥深さに圧倒されます。人間は常に清く正しく美しい存在ではあり得ず、残酷さや醜さ、嫌悪を孕みます。その人間を大本として生まれる文学を学ぶのは時に苦しく、不可解で、悩ましく思えたりもします。しかしそこに向き合い考え続けて初めて見えてくるものは、やはり尊く、他の何物も匹敵しません。私はここに学問の魅力の根源を見ます。このような心境に至る経験が、私の学びに対する姿勢をかなり強固にしてくれました。そして今後の大学生活は、慶應義塾維持会の皆様からのご支援で成り立つことができるものですので、非常に身が引き締まる思いが致します。これからも実直に、地道に、学問を深めて参ります。
上記のような修学を経た先に私が目指すのは、出版社で編集者として働くことです。小学生の頃から断続的にではありますが思い描いていたことで、大学に至った今、その思いはかなり重層性を持ちました。私は本に支えられ、助けられたことが多々あったのだとつくづく感じます。言葉や知識を学び取るのは勿論、受験小論文の土台作りで読み漁る中、自分の視野が広がっていく喜びを得ました。何も考えたくないときは別の世界に浸れました。あの作品のあの登場人物の生き方を思い出し、へこたれそうな自分を鼓舞したことも一度や二度ではありません。辛さや悲しさも、ずっと前に読んだ小説の主人公への共感に変わり、心の慰みになりました。本は人生の一助です。人を支える本を生む作家の方々を、私は編集者として支えたいです。その実現を志し、今の私は精一杯大学生活に取り組んでいきます。
このたびは奨学金のご支援をしていただきまして、誠に感謝申し上げます。

鳥取県出身 文学部2年(2019年度)


この度は慶應義塾維持会奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。私は慶應での修士課程2年間を経た後に米国の大学の博士課程に進学することを視野に入れていたのですが、それを達成するには大きな資金が必要であり、その一方で兼ねてより不安定であった家計がさらに不安定になってしまったため、貸与型の奨学金をさらに増やす他ないという状況になっていました。 そんな時にこの維持会奨学金の存在を知り、結果として奨学生として採用されたので、このお金は学費の支払いや留学への準備金の一部として利用させていただきたいと考えています。
私の両親は家計の不安定さに不甲斐無さを感じ、常に子である自分の将来を心配してくれていたようなのですが、本奨学金の奨学生として採用が決定したのを報告した時はとても喜んでいて、家族内に流れていた淀んだ空気も少しずつ浄化されつつあり、単純に追加の資金を得ることができたという事実以上の効果がもたらされているように思います。
さて、私は理工学部の4年になり、研究室に配属されてから約半年が経とうとしています。2月から研修が始まり、始めは不慣れな英語論文の読解やその研究内容の理解に苦戦しましたが、指導教員の先生や経験豊富な上回生のアドバイスが大きな支えとなり、今ではそれらがほとんど苦に感じることはなくなりました。また、今後の研究テーマに関しましても、先生との話合いの末、大まかではありますがその方向性は見えてきたような気がします。
私は博士課程に進学し、その後は企業か研究組織の一員として働くことを希望しています。博士号は修士号までとは異なり、国際的な学術会議に論文を通す必要があるため、将来にその条件を満たすような研究業績を上げることができるように、毎日の研究や授業を真剣に取り組んでいきたいと思います。また、そう言った地道な努力を積み重ねていき、慶應義塾の名に恥じないような一流の研究者になりたいと思います。

鳥取県出身 理工学部4年(2017年度)


この度は、慶應義塾維持会奨学生として採用して頂き、誠にありがとうございます。両親も、慶應義塾維持会にご支援賜りましたこと、非常に感謝しております。
私の家庭は、両親の収入が少ないことに加え、今年の春に大学へ進学した弟がいることもあり、授業料のような、まとまったお金を支払うことが非常に困難な状況でありました。そのため、1年生、2年生の頃は、学業やサークル活動を両立させながら、授業時間後や授業時間の合間を縫ってアルバイトをし、アルバイト代をすべて貯金して学費の支払いに当てていました。しかし、理工学部は学年が上がるにつれて授業の難易度や学生実験が増え、学業に注ぐべき時間が増えるため、今年に入ってからはより一層、思うようにアルバイトをすることができず、このままであれば、学費支払いのために学業がおろそかになってしまう可能性も考えられました。そんな状況の中、維持会奨学生として採用して頂くことができ、思う存分、学業に集中することができますこと、改めて感謝申し上げます。慶應義塾維持会から頂いた奨学金は、秋学期の授業料の納付に充てたいと考えております。
今年は、多くの授業から化学的な専門知識を身に付け、学生実験を通して基礎的な実験技術を身に付けたいと考え、そのために日々努力を重ねています。また、大学を卒業したら大学院へ進学して研究に励み、将来は自分の研究を生かせるような企業の研究職に就きたいと考えております。
これからは、慶應義塾維持会奨学生として採用して頂いたことに誇りを持ち、維持会の皆様に感謝するとともに、奨学生として責任のある行動をしていかなければならないと考えています。勉学に励むことはもちろん、大学での生活を通して、自分自身の能力を磨き、人間力を磨いていきたいと思います。
維持会の皆様への感謝の気持ちは、決して忘れません。将来は、維持会の皆様のように、誰かのために行動できる大人になりたいと思います。この度は、本当にありがとうございました。

鳥取県出身 理工学部3年(2015年度)


奨学生のメッセージ 奨学生の出身地別に掲載しています。