みなさまからのご芳志は重要な教育・研究・医療の資源として、慶應義塾の「独立自尊」の学問を
維持・発展させるために活用させていただいています。
慶應義塾は1858(安政5)年の創立以来、流行に惑わされずに世の中の進むべき方向を考える「独立自尊」の人材を、社会のあらゆる分野に送り出してきました。
これからも、多様な学びによって多様な人材を育成する使命は変わりません。しかしながら今日では、日本の経済事情を反映して、公的な補助金は次第に減少し、大学は使途と期間の限られた競争的資金を積極的に獲得する必要のある環境に置かれつつあります。
このような苦境の中でも、慶應義塾は卒業生のみなさま、篤志家のみなさまをはじめとした多くの方々のご支援を賜り、自由度の高い教育研究資金の基盤を持つことができています。教育・研究・医療のインフラを強化し、研究力の向上と国際化を大きく進めることが、これからの慶應義塾の持続的な発展のために不可欠です。
ぜひともみなさまのご理解とご支援をお願いいたします。
慶應義塾では、教育・研究・医療を支えるために
さまざまな寄付先をご用意しております。
慶應義塾は、いかなる状況においても学びを止めることなく、時代の変化に対応した理想の教育を追求します。常に世界に目を向け、未来の先導者として活躍できる人材育成をこれからも目指してまいります。
慶應義塾は、AI(人工知能)、量子コンピュータ、サイバーセキュリティなど先進的な研究活動の成果を教育にも還元し、常に独自性に富んだ学問を切り拓いてまいりました。また、オンラインを活用した国際交流を含めて、学生が世界に踏み出し国際的視野を身につけるための取り組みも積極的に進めてまいりました。
「慶應義塾教育充実資金」へのご寄付は、 こうした先端教育への取り組みをさらに加速させるため、教育の重点事業に幅広く活用させていただきます。
福澤諭吉逝去直後の明治34(1901)年に、義塾を支えたい、という社中によって寄付を継続して行う会として設立されました。
時代とともに変遷を見せながらも今に引き継がれ、義塾の発展を支えています。
今日では、会員のみなさまからのご厚志による基金をもとに、維持会奨学金をはじめ教育・研究の振興、施設の拡充などに寄与しています。
事業の中核である「維持会奨学金」は、経済的理由により修学困難な塾生が、学業に専念できる環境を整え、また全国の優秀な学生に慶應義塾で学んでもらうために、地方出身者を優先的に援助しています。
慶應義塾の教育振興のため、塾生保護者の方々に義塾社中の一員としてご協力いただく寄付金です。年度ごとに募集しています。
慶應義塾では、寄付者の方が希望される学部、
学校、研究室などの個別の活動への寄付の
お申込みも随時受け付けています。
慶應義塾大学は、学業に専念できる環境を整え、良識ある知識人として活躍できる人材育成の支援を目的に、成績優秀者を対象とした奨学金、家計状況が急変した際の支援、地方出身者や海外でのグローバルな学習活動への支援など、学生のニーズに対応するさまざまな奨学金を用意しています。
例)慶應義塾給費奨学基金
国内最大規模240億円の基金。
110以上ある給付型(返済不要)塾内奨学金の財源となっています。
体育会、一貫教育校などにおけるさまざまな課外活動を支援しています。
例)大学体育課外活動支援資金(体育会野球部強化資金)
義塾全体への支援として
寄付する
(寄付金の使い方は基金室に一任する)