皆様からのご芳志は重要な教育研究資源として、慶應義塾の「独立自尊」の学問を維持・発展させるために活用させていただいています。
慶應義塾は1858(安政5)年の創立以来、流行に惑わされずに世の中の進むべき方向を考える「独立自尊」の人材を、社会のあらゆる分野に送り出してきました。
これからも、多様な学びによって多様な人材を育成する使命は変わりません。しかしながら今日では、日本の経済事情を反映して、公的な補助金は次第に減少し、大学は使途と期間の限られた競争的資金を積極的に獲得する必要のある環境に置かれつつあります。
このような苦境の中でも、慶應義塾は卒業生の皆様、篤志家の皆様をはじめとした多くの方々のご支援を賜り、自由度の高い教育研究資金の基盤を持つことができています。教育・研究インフラを強化し、研究力の向上と国際化を大きく進めることが、これからの慶應義塾の持続的な発展のために不可欠です。
ぜひとも皆様のご理解とご支援をお願いいたします。
などの疑問について、今日の慶應義塾を取り巻く環境を踏まえて、詳しくご説明いたします。